【18卒】図研の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3412（香川大学/男性）（2017/12/13公開）

書店で買ったＳＰＩのテキストを一か月一日60分解きまくっていた。

言語、非言語、性格診断、数学、読解

まずは図研の取り扱っている商品の理解をしておくこと。それに加えなぜその商品を売りたいのかを自分の言葉で説明できるかがカギ。

非常に硬い空気であった。割と圧迫気味の質問も多く、それらに冷静に対応できるかを見ているように感じた。

学生時代に最も打ち込んだこと

学生時代に最も打ち込んだことは経済ゼミナール連合のオープンキャンパスの活動です。この活動では、私がリーダーとなり、一からオープンキャンパスの内容を決めていきました。決めるにあたって、私は塾でアルバイトをしていたため、高校生に『オープンキャンパスでどんなことをしてほしいか』というアンケートをとったり、先輩のアドバイスを受けたりして、試行錯誤しました。そしてそれらを基に多くのブースを設けたのですが、その中でも留学体験談というブースに力を入れたかったため、実際に私が本番もプレゼンテーションを行い、高校生や保護者の方に向け、留学の魅力などをきめ細かく伝えました。そのプレゼンテーションを行う上でも、高校生へ少しでも魅力を伝えられるように、写真などインパクトのあるものを多くしたり、あるいは保護者の方には安全面、費用面をアピールするなど、様々な工夫を行いました。

希望職種に営業のほか人事があるのですがなぜですか。

私はこれまでの人生で人に何かを教え、その人の成長の手伝いをすることに魅力を感じてきました。小中高では、勉強がわからない人のために、教室の端に友人を集めて教えたりすることも多くあだ名は赤松先生でした。また大学では、四年間塾講師を勤めたり、企業説明会の開催をしたりなど、学生のキャリアアップに少しでも関わりたいと考えて活動しました。学生の中には消極的で話しかけても最初は無視され、どうしていいかわからない時も多々あり挫折しそうになりましたが、先輩や友人のアドバイスを貰い持ち前の粘り強さで、その人たちも心を開いてくれるようになりました。よってこうした経験を一番活かすことのできるのは人事であると考えています。一人一人と向き合い、その人に合った企業に働いてもらう、そしてそれが貴社であればうれしい、こういった気持ちで仕事を全うしていきたいと考えています。

最終面接ということで、図研が第一志望であり、ここで決めるという熱意が必要である。それに加えて相手が取締役であっても、もの落ちせず発言していくこともまた必要である。

入社の意思確認のような感じで、スムーズに行える環境だった。しかし相手が取締役であったこともあり、少し硬い感じであった。

自己ＰＲをしてみてください

私の強みは『行動力』です。大学時代、自分のためより他人のために貢献したいと考えるようになり、経済ゼミナール連合という団体に所属しました。仕事内容は、企業説明会の誘致、オープンキャンパスの企画運営、全国討論大会の開催など多岐にわたりましたが、時にはリーダーとして、メンバーと協力して成功させることができました。また海外に興味を持った時は、1日5時間英語を半年間勉強するという目標を立て、留学にも行くことができました。留学先では、自分が勉強してきた英語が通じず、挫折しそうになるときもありましたが、持ち前の行動力で、クラスで自主的に日本紹介のプレゼンテーションを行なったり、日本食を振舞ったりすることで多くの友達を作ることができました。

ゼミで取り組んだことと、それを図研でどう活かすか。

ゼミでは国際関係、観光を専攻しています。具体的には、外国誌観光客の多い地『本調査の場合は香川県の直島』に自ら足を運び、2週間で1000人分の量的、質的調査を実施し、それを分析していきました。その内容は『訪日する上でのインセンティブはなんだったのか？』というもので、日本の伝統的街並みという結果が得られました。こういった活動で一番「コミュニケーション力」と「度胸」が身についたと考えているので、法人営業で大手相手でももの落ちせず、結果を残せると考えています。また貴社はＣＡＤシステムの海外シェアは世界2位であり、ドイツ、シリコンバレー、上海、スイス、ベトナムなど多くの国々に会社を構えているため、ここで培った英語能力も活かすことができると考えています。

すぐに就活をやめるように説得された。しかしながら両親と相談して決めたいと伝えたら、多少の時間はくれた。

業界内の図研の立ち位置をしっかりと理解してＣＡＤシステム、ワイヤーハーネス事業を自分の言葉で説明することが必須である。それを理解してやっとスタートラインに立った感じでありそこから自分の志望している企業との優先順位を、自分の就活の軸と照らし合わせながら考えその中でも図研が一番であるということをアピールすることが合格へのカギであると考えている。また説明会の出席は図研の企業研究のために確実に参加しておくべきである。

自分が内定をもらえた理由は、就活の軸が全くぶれなかったからであると考えている。受からない人は、いろいろな角度からの質問に自らの軸を意識することなく答え、いつしかその軸がぶれぶれになっていると考えられる。

案外ノックや座り方などの礼儀作法を大学で練習しがちであるが、それらはどうでもいいように感じた。そんなことを練習するよりも、大きなあいさつ、はきはきしゃべることが重要である。ほとんどが二次面接で落ちるため、そこが鬼門である。