【未知の医療機器、挑戦の日々】【20卒】テルモの冬インターン体験記（理系/開発技術）No.5388（鳥取大学大学院/女性）（2019/4/15公開）

医療機器に興味があり、将来医療機器を取り扱っている会社に入りたいと思っていました。自分の中で、未知の分野になっている医療機器の勉強とともに、医療機器を取り扱っている会社がどのようなことを重視しているかをみてみたいというおもいで、応募しました。数ある医療機器メーカーの中で、この会社を選んだのは、自分が名前を知っていたという点が大きかったです。

夏のインターンが落ちてしまったため、冬のインターンではエントリーシートを再度練り直し、あらためて作り直した点だと思います。

医療体験、工場見学、商品開発講義・体験、座談会

前半にやったこと

初日は自己紹介や、お互いの研究紹介をし交流を深める感じであった。その後、自分たちの研究や、専門を生かすとしたら、どのようなものを開発するか考え、発表した。二日目からは研究所内の案内や、評価センターで行っている安全性の話など、医療機器になにが大切かを学んだ。

後半にやったこと

工場見学や、医療体験をさせてもらった。工場見学では、何を重視して設計を行っているのかや、医療体験は実際に製品を使わせてもらったり、使っている現場を見させてもらったりした。その後、製品アイデアを出すためにはどのような思考が大切かなど、多くのことを学んだ。最終日に今までの学びを発表する機会があった。

審査員はおらず、班で考えたテーマごとにみんなの前で発表する形式

班の中の優秀学生にチョコレートが渡されていた。

毎日のようにフィードバックがあった。それは、班に対する発表のこともあったり、個人の研究紹介にもあり、実際の現場で働く社員のかたからフィードバックをもらえることはありがたかった。

当日に班が発表され、ほぼ毎日のように班でまとめて発表を行うことが多かったのですが、時間がなく毎回ぎりぎりまでまとまらなかったり、また製品開発の思考を学んだとき、考え方が難しく、つい答えを探してしまうようなことがあり、難航したのを覚えています。

医療機器を開発するにあたって、何を念頭に考えないといけないかという点を改めて認識できたと思います。一般的な電化製品と違い、医療機器は人の命に直結する部分が多く、技術者の考えをしっかりしておかないといけないと改めて感じました。医療機器を開発するという責任を認識するよい機会になりました。

医療現場の実情とかを知っていいればもっと有意義な質問とかができたのではないかと思います。それに加えて、自分の専門がどのように医療機器に生かせるかを考えておくとよかったと思いました。

実際に社員の人と話す機会が非常に多く、班のメンバーの一人になったような感じがしました。医療機器を開発するにあたって、自分がどのように考えているか、また職場として働きやすい環境なのかどうかをいろいろと冗談を言いながら話していただいて、情熱などが非常に伝わってきました。

多くのフードバックを受けながら、社員と近い考え方ができているとのお話などもいただき、実際にインターンシップに来ている学生とも、話している感じ、レベルは高いと思ったが、挑戦心など、求められているものは持っていると感じました。インターンシップを行っているときもこの会社は来ているインターンシップ生に来てほしいんだなと感じました

志望度が上がった理由は、実際に開発を行っている人の意識の高さでした。自分たちの製品が人の命を救うという意識の高さ、また、社内の雰囲気も非常によく、この会社なら働いていけそうだと強く感じました。また、海外進出の話や今後の展望などもお話ししていただけたことも志望度が上がった一つだと思います。

非常に有利になるとおもいます。現に、選考でも、インターンシップ生だけの選考があり、非常に早い段階で結果がわかるようになっています。今思えばインターンシップがある種の選考を兼ね備えていたのではないかと思いました。

もとから、医療機器に興味があり、医療機器メーカーに入りたい思いはずっと持っていました。そのため、インターンシップ前から医療業界にはいると決意していたので、このインターンシップに応募しています。実際にほかの企業も見ながら、やはり、ひとりひとりの意識の高さを考えると、医療業界がいいと改めで感じることができました。

大きな影響は受けなかったと思います。もとより医療業界に行きたい思いが強かったため、特にほかの業界は考えていませんでした。実際に自動車会社も見には行きましたが、自分が行きたいと思う決定打はなく、かねてからの志望業界のほうがいいと改めて感じました。医療機器は少し特殊な業界ではありますが、自分とは合っているのではないかと感じました