【医療機器の未来】【20卒】テルモの冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.6263（東京農工大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

インターンに参加することで、選考に有利になると聞いていたから。実際に通常よりも短いステップで本選考が進んだ。医療機器の会社に興味を持っており、業界を知るためにも参加しようと考えた。学内説明会が開催されており興味を持った。

ESが長いためしっかり書く必要がある。面接がないため、面接対策をする必要がない。研究のことについて聞かれるため、知らない知らない人が読んでもわかるように書く。

計4名の社員の方による業務紹介(注射器の開発、カテーテル開発、工場における生産技術職の業務、新規事業開発)、

1日目にやったこと

企業説明、社員の業務紹介、質疑応答が主に行われた。実際に製品に触れる機会があり、社員の方が説明してくれるので理解が深まった。最後にグループでインターンで感じたことを話合う機会があった。

なし

より良い製品を開発するためには、どんなものがあれば現場が楽になるかを考える必要があるかをいつも想像する必要があると言われた。何気ないことでも製品のタネになることがあるため常にアンテナを持つ必要があると言われたことは印象に残った。

ケーススタディを行う機会があり、隣の席にいる学生と一緒にお題を考えた。お題が難しいものもあり、考えるのに苦労した。具体的には、二種類の注射器を渡され、それぞれどのように違うか、またなぜそのような形をしているのか考えた。他にも事故現場の映像を見せられ、医療現場でどのような問題があるかを自分で考えるセッションもあった。答えのない問題を考えるのは大変だった。

医療機器業界について深く知ることができた。医療機器を市場に出すためには、多くの審査があり新規参入されにくいことなどを知った。注射器一つでも多くの手続きが必要になることに驚いた。自分の専門が医療とは関係なかったが、色々なバックグラウンドを持つ人がおり、選考においては専門が関係ないことを知れた。

基本的に業界の勉強をする必要はない。就活を始めたての学生にもわかりやすく業界の説明をしてくれる。人数が多く発言の機会は少ないので、自分から積極的に発言、質問することでインターンは有益になると感じた。

実際の業務におけるやりがいや苦労した点を聞くことができた。ただ実際にどのような職場環境であるかは知ることができなかった。インターンではあるが、実質的には会社説明会の側面があり就業体験としては物足りない印象があった。ただ、社員の方々の本音を聞き出せる為、通常の会社説明会より有益なイベントと思う。

インターンに参加することによって面接の回数が減り、内定の出る確率が高くなると感じた。理系の学生は生産技術に興味のある学生が少ない為、生産技術職に関心を抱いている自分にとっては有利になると考えた。また、異分野の交流を大事にしている会社だと思うので、自分がこれまでに多くのことに興味を持ちながら行動してきたことは評価されると考えた。

医療機器メーカーは新規参入の障壁が高い為、ライバル会社が限られる。また、日本は高齢者の人口が増えるため医療機器市場が拡大する。これらの観点から、経営環境としては悪い状況ではないと感じた。安定している印象になった為、志望度が上がった。また、選考分野に関係なく学生採用を行っている事を知れた事でポジティブな印象を受けた。

インターン参加者は早い段階で面接を受けることができる上に、一次面接が免除になる。インターンに参加していない学生に比べると仕事内容の理解も深いと思うので選考(特に面接)で有利になると思う。

漠然とメーカーに行くことを希望していた。自身の興味のある製品を扱っている会社や専門を活かすことができる業界の会社を主に見ていた。会社の規模としては、いわゆる大企業を中心に見ていた。具体的には積水化学工業、日東電工、昭和電工、三井化学、三菱ケミカルなどを検討していた。入社後にもキャリアの幅が広い会社に入りたいと考えていた。

就職する上で専門性はほとんど関係ないと感じた。自身が本当にやりたいことを明確にすることの大切さを知った。このような経緯を経て、特定の業界を見るのではなく、様々な業界を見るようになった。社員の方が話されていた仕事で苦労する点を知ることで、働き方にも目を向けるようになった。勤務地や職場環境を知ることができるように情報収集するようにした。