【数字を超えて、未来を計算】【18卒】ソニー生命保険の冬インターン体験記（理系/アクチュアリー）No.2565（首都大学東京大学院/男性）（2018/4/12公開）

アクチュアリー業務に携わり、自分に適性があるのかどうかを知りたかったから。もともと説明会の最後に配られた資料に冬にアクチュアリーのインターンを参加するから来ないか？という知らせがあったので、チェックをつけていたところ、連絡が来たので参加できた。

上述の通り、選考は一切なく説明会のアンケートに答えたら招待されたので、これといった対策は不要だと思います。

エクセルを使って、予定事業費、死亡率、金利から保険料を算出する。

1日目にやったこと

保険料計算に関する講義が中心に行われた。内容としては、アクチュアリー試験で課される生保の初歩くらいだと思う。そのあと、課題が提示されエクセルをいじって計算した。

2日目にやったこと

午前に発表があり、社員からフィードバックをもらったあとに、社員との座談会や採用に関する質問を投げた。このインターンではアクチュアリーの業務内容がある程度理解出来るものでした。

入社数年目のアクチュアリー

特になし

「数字だけをいじるのではなく、どういう理由で金利や死亡率、事業費が変動しているのかをよく考えれば、エクセルをいじるだけの作業から卒業できる」とおっしゃってくださいました。一般に年齢が若いほど保険料は高く設定していますが、満期まで保有する際には若い時に多めに払い、高齢になるにつれて安くなるように設定することで、保険料の支払いをしやすくするなどの工夫があります。

保険料計算の際に、予定金利や死亡率、事業費をどれくらいの配分にすれば、適切な保険料が算出できるのか考えるのが難しかった。年齢の若い時の保険料は一般に高くなるように設定されるが、低く抑えようとすると、何らかの疾病に見舞われた時に支払われる金も少なくなってしまうので、バランスを取るのが難しい。

アクチュアリー業務は高度な数学を用いるという話を聞いていましたが、実際そんなこと全くなく、大学1,2年程度の線形代数や統計学の知識があればなんとでもなり、あまり面白みのない仕事だと感じてしまいました。しかし、そういったことが学べたことで本選考でも受験すべきかの判断材料にすることができたので、良いインターンだったと思います。

アクチュアリーの本を斜め読みでも良いので読んでおくと、理解が早くなるのではないかと思いますが、そこまで気にするものでもないです。

あまり想像できませんでした。というのも、アクチュアリーは資格取得に平均で7,8年かかると言われているのに関わらず、業務自体はある程度数学の知識があれば、資格がなくてもできるようのものばかりであり、そういった資格勉強に時間を費やすことに納得できなかったからです。

webテストがインターン参加者に対しても課せられていたからです。もしこのインターンのみで内定が出るとしたら、そのような面倒なことはせずに内定だけ出せば良いはずです。加えて、このインターンは1日に3,4時間程度しか開催していないので、内定を出すにはさすがに短期間すぎると思います。

アクチュアリー資格のために長時間勉強しても、そこまでスキルが得られるわけではないので、機会費用が大きいと感じたことが最大の理由です。社風や社員の雰囲気は自分好みであったが、自分が苦痛を感じ続けながら働くのは無理だろうと判断し、本選考での受験は控えた。

本選考で有利になるかどうかはわからない。もしかしたら、インターンシップに参加したことで、何か志望度のようなものを評価されるのかもしれない。ただ、アクチュアリー業務については説得力を持って語れるのではないかと思う。

データサイエンス業界やアクチュアリー、クオンツといった数理専門職を中心に就職活動をしていた。データサイエンスであればブレインパッドやリクルート、DeNA、アクリュアリーであれば生保損保信託銀行、クオンツはバイサイドセルサイド問わず見ていた。どの業種も若いうちに何らかのスキルを身につけられ、転職バリューもあると思われるものだったので、魅力的だった。

アクチュアリーはやめておこうかなと考えるようになった。理由は上記で挙げた通りなので割愛する。実際、データサイエンティストや機械学習エンジニアの方が、学術論文を読んで実装したりフレックスタイムでスーツを着なくて良いなど、良いことも多いが、給料があまり高くないところも多いので、難しい就活になりそうだという予感はしていた。