【論理的に革新を】【23卒】日機装の技術職の本選考体験記 No.38208（非公開/非公開）（2022/12/5公開）

2ndインターンシップ

各事業部の詳細説明
グループディスカッション（各事業部の技術力をどのように生かすか）
先輩社員との座談会

グループディスカッションを通して，技術の活かし方を深く考えるというのは貴重な体験でした．また，自身が志望している事業部以外の話を聞けるため，事業部間の関わりなど広い視野で企業研究が行えました．

このセミナーに参加しなくても選考に参加することはできました．選考に有利になる等も特にないように感じました．

日機装研究会

各事業部の部長からの事業の説明，今後の展望について，求める人材について

事前の準備としては，自身の疑問点をより明確にするというの行いました．
また，セミナー内で各事業部ごとに求める人材についての説明があったため，自身の長所をどのように生かしていくのかを考えるいい機会となりました．

参加しなくても選考には参加できます．しかし，他のインターンシップに比べて，調べても載っていない情報の開示等が多かった印象です．また，選考を通してもお話しする機会のなかった部長クラスの方々に質問する機会は非常に貴重なものであるため，できるだけ参加するべきだと思います．

自己紹介
各種質問
逆質問

私自身が最も評価されたと感じた点は，課題に取り組む際の姿勢についてです．自分自身の長所を伝える際には，なるべく気持ちが伝わるような言葉選びというのを心掛けました．

中学や高校での役割等も聞かれ，学生の人柄をよく観察している印象でした．質問も回答内容から発展させていく形だったので話しやすかったです．

面接後は電話にて面接のフィードバックを頂けました．内容は，良かった点や評価された点はどのような点だったか，二次面接までに改善するべき点はどのような点だったと細かく教えていただけました．

なし

自己PRはなんですか？

私の長所は「論理的に物事に取り組めること」です．私が研究活動を進める際には一つ一つの課題に対して深掘りしていくことを意識していきました．例として，製作段階では，一つ一つのパラメータが最終的な結果にどの程度影響を及ぼしているのかの式を導出し，理想的な数値の算出を行いました．また，評価結果が得られた際には，それぞれの構成要素の干渉や個別の誤差について実測値を基に深堀を行いました．これらの課題解決のプロセスを繰り返しこなしていくことにより，結果が徐々に改善し，現在の研究成果へと結びつけること出来ました．この経験を活かし，貴社での製品開発を通して，様々な課題に対し論理的にアプローチすることで医療業界へ貢献していきたいです．

中学生時代に最も力を入れて取り組んだことを教えてください/最も苦労したことは何ですか

私が中学時代に最も力を入れていたのが部活動です．私は卓球部に所属しており，最終学年時には部員70人以上の副部長を務めておりました．部活動を行っている中で最も苦労したことは，限られたスペースで部活動を行わなければいけないという点です．他の部活動と体育館を共有しながら部活動を行っていましたが，70人もの人数全員が収まらないため，空き教室を借りて専用のメニューを下級生に考える等の対応する必要がありました．最初のうちは練習に不満を持つ部員もいたのですが，上級生から下級生までの部員全員に意見を取り入れながら担当教員とやり取りを行いつつ，練習メニューを常に更新することで，皆が協力しつつ高めあえる環境設備を作り上げることが出来ました．

自己紹介
各種質問
逆質問

評価されたと感じたポイントは，一次面接と同様な点だと思います．注意すべき点は，研究内容説明についてです．事前に背名に必要な資料を提出するため，専門外の方にもどのような取り組みを行ってきたのかが分かりやすく伝わることを意識しました．

一次面接よりも和やかな雰囲気であったという印象でした．一次面接同様，学生の人柄を重視して選考を行っていると感じました．

面接後は電話にて面接のフィードバックを頂けました．内容は，一次面接と同様です．

なし

研究テーマや概要，工夫した点を教えてください．

私は医療現場に適した三次元立体内視鏡装置に関する研究を行っています．研究背景に，一般的な内視鏡装置では立体的な認識が困難という問題があります．この問題に対し，両眼立体視を用いた内視鏡装置が開発されているのですが，特殊なメガネが必要であることに起因し視覚疲労や着脱の煩わしさによって長時間の手術には不向きであるという課題があります．この課題に対し，物体の反射光を再現するIntegral Videography（IV）と呼ばれる立体表示技術を利用した三次元立体内視鏡装置を提案しました．本研究では，IV方式立体表示内視鏡装置の開発に向けて，アフォーカルレンズアレイと呼ばれる特殊形状のレンズを製作し，これらの課題を改善し，立体像の提示を目指しました．結果として，提案する光学系を用いることにより，最終的に表示される立体像の拡大比に対し，補正が可能であることを確認できました．

なぜ透析装置の開発を行いたいのか．入社後どのような製品開発を行っていきたいか．

　私自身，治療機器に生活を支えられてきた過去を持っているためです．幼少期からお世話になった治療機器に対し，業界調査を進めている中で，32万人という多くの患者様の命を支えている透析機器を知り，自身の得意とするものづくりで貢献することで，この患者様たちを支えてゆきたいと感じたためです．
　また，製品開発において最も意識していきたいと考えているのが，装置の技術面のみならず，医療従事者が使いやすく，患者にも優しい設計という点です．私自身，医療機器の技術力というのが向上している一方で，使用する医療従事者に求められている技術力も向上している傾向があると感じています．そのため，患者のみならず医療従事者にも優しい設計を心掛けていきたいと考えております．

自己紹介
各種質問
逆質問

今までの面接内容に加えて，入社後にどのようなことをやりたいのかというのをより明確に伝えるという事を意識したというのが最も評価された点であると感じました．

面接前に二次面接をしてくださった人事の方と軽くお話をする時間があり，緊張をほぐしていただけました．面接官の方は，お二方とも明るく優しい印象の方々で，面接がやりやすかったです．

なし

なし

今まで体験した最も大きな壁はなんですか？

私が一番大きな壁にぶつかったと感じたのは，研究活動での試作物の性能評価です．私は研究活動を通して，複数の小さなレンズが配列されているレンズアレイの成形を経験しました．型の成形から特性評価まで一連の工程を行ったのですが，試作品では鮮明度がかなり悪く，特性評価が行えないものでした．そのため，型の成形方法からレンズのパラメータまで課題の細分化を行い，製作可能かつ高精度なレンズアレイの成形を目指しました．これらの工程を繰り返すことにより，徐々に結果が改善され，結果として想定される機能の特性評価を行うことが出来ました．以上の経験は，課題解決のプロセスを学ぶことが出来，課題に対しての論理的な解決能力を養うことが出来ました．

周りの人にはどのような人物であるといわれることが多いですか．

少し悪い表現となってしまうのですが，私自身はバカ真面目な人間であるといわれた表現が的を得ていると考えております．理由としては，あらゆる業務に対して，全力で取り組む意識を持ち生活することを心掛けており，物事を深く考えすぎてしまうという事が多々あるためです．深く考えすぎてしまうというのは，いい面もある一方で，慎重になりすぎてしまうことなどが起きてしまい，研究活動を進める中でも悪影響を及ぼしてしまうことがあります．そのため，本当に必要なことは何なのかという本質を見抜き行動するという事を常に意識しております．また，入社した際には，この経験を活かしつつ，医療従事者や患者様に必要なものは何なのかという点を導き出し解決できる技術者を目指していきたいと思います．