【未知への挑戦、銀行の舞台】【22卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.14111（青山学院大学/女性）（2021/5/6公開）

金融業界・中でも銀行に興味があったので、複数の銀行のインターンシップに参加したいと考えていた。銀行のインターンシップを探す中で出会ったのがりそな銀行であった。知名度も十分で全国規模である点から、参加に値すると考えた。

エントリーシートに金融業界に関する設問があったため、金融業界に関する知識を収集した。また、社会人の方に確認していただき、間違ったことを言っていないかは注意した。

ESの通過率はかなり高い。また面接自体も通過率が高いため、選考で絞るというよりは、企業理解のために多くの学生に参加してもらいたいという印象を受けた。

仮想企業に対してコンサルティング型グループワーク

セミナー→アイスブレイク→グループワーク→FB→座談会

事業承継の仕組み

仮想企業に対してコンサルティングを行う

1日目にやったこと

企業理解のためのセミナーを受けた後、グループワーク。途中でヒアリング時間があり、行員の方演じる社長と話す時間がある。このヒアリング内容を踏まえワークを行う。具体的には事業承継と新規事業立案に関するワークを行った。

2日目にやったこと

前日までのグループワークを踏まえ、発表を行った。その後、各班FBを受け、優勝チームが決められる。最後は座談会にうつり、ブレイクアウト形式で多くの行員の方のお話が聞ける。

人事部

優勝景品としてクリアファイルが郵送された

ワーク中に声をかければアドバイスをくれるが、深い関わりはなかった。お客様目線を掲げているりそな銀行だが、「お客様の提案に従うだけでは信頼は築けない」という言葉が印象的で、時に厳しい目線で向かうことが本当の信頼につながると学んだ。

ワークの内容に事業承継があり、学生には慣れていないので、理解するのが難しかった。短い時間内で事業承継の仕組みを全員で理解して、資料とホームページとにらめっこしながら格闘したが、もう少し詳しい解説があればより有意義なワークができたのではないかと感じた。

二日間かけてグループワークを行うため、コミュニケーション量は多いが、仲良くなれるというほどではなかった。1人行員の方に対して評価の文句を言う人がいて、インターンシップの評価に影響するのではないかと心配になった。

事業承継は難しかったが、新たな知識を得られるという意味では非常に良い機会であった。りそな銀行は信託併営が強みであるので、普段慣れない信託業務に関するワークを行うことで、信託銀行の幅広さを知るきっかけになった。また、メンバーが多種多様であったため、皆の理解度に差が出ないように進める、チームワーク力も学ぶことができた。

事業承継のワークに関しては事前に少し知識があった方が、ワークに取り組みやすいと感じた。また、新規事業立案に関しては、外部環境分析が必要になるため3C分析や、4Pなどフレームワークを知っていると進めやすい。

銀行業務・信託業務の幅広さを知る機会になった。ワークを通してただの金貸しではなく、お客様の何でも屋のような側面があることを実感した。また、座談会の時間が充実していたため、行員の方に働き方やキャリアプランを詳しく聞くことができ、働くイメージにつながった。

企業の雰囲気が自分にあっていると感じたから。座談会でお話した行員の方々も、就職活動時のお話を聞くと自分と重なる点が多かったため、入社後のイメージがついた、また、ワークを積極的に引っ張り、優勝することができたので、評価に繋がっていれば良いなという期待を込めて。

銀行業務・信託業務の幅広さを実感し、業務内容への関心が高まったため。幅広い事業に携われるフィールドが整っていると感じた。また、座談会でお話した行員の方の雰囲気がよく、いわゆる金融業界銀行特有のお固そうな雰囲気もなく、働きやすそうだと感じたため。

これ以外にもりそな銀行のインターンシップに複数回参加したが、それでも早期選考などはなかった。集団面談は免除されるようだが、これまでの時間の割には有利とまでは言えないように感じた。

元々金融業界の中でも銀行を志望していた。そのため、このインターンシップに参加してもその想いは変わらなかった。少し変化があった点としては、当初は大きな銀行に入りたいという想いがあったが、いわゆるメガバンクよりもりそな銀行くらいの規模感の方がお客様とより密に信頼を築けるのではないか、と考えるようにはなった。

人の雰囲気が良かったため、印象が上がった。銀行をいうとお固そうなイメージがあったが、実際は皆柔らかい雰囲気だった。また、挑戦を促す企業精神があり、行員の方も挑戦意欲が高いように感じ、この点もプラスであった。ただ、IT化をアピールしながら、インターンシップにおいては画面共有機能を使わず、パソコンの画面をカメラに向けるスタイルで、先進性を感じられなかった。