【循環の奇跡】【17卒】未来工業の本選考体験記 No.1877（名古屋大学大学院/）（2017/6/13公開）

チーム一体となって仕事を進めていく会社だと会社分析で思いましたので、そういう予備知識もあり、コミュニケーション能力を特に重視されていたかと思います。１つの質問にも深く深く突っ込まれ、それに対して焦らずにじっくりと答えられるかという所を見られていたと感じました。大勢の学生が面接を受けるのに対して、面接官が少なかったため、印象に残ることが重要です。

緊張をほぐすためにアイスブレイクがあり、その後にＥＳに沿ってより具体的に志望理由や自己ＰＲを深堀りされました。

学生時代に一生懸命やったことを教えてください。

回答は、大学院入試の筆記試験免除資格の取得です。大学入学時から大学院進学を考え、大学院入試の際に学科で成績上位20%には筆記試験免除の制度があると知りました。しかし大学入試の際、合格最低点で入学したため、非常に頭の良い人達の中で、成績上位20%に入ることを目標にしました。具体的には、毎日4科目以上の復習と、長期休暇中にも次学期の履修科目に必要な勉強をしました。また、履修科目の中で講義を聞いてもどうしても理解できない科目がありました。その際、教授や友人と議論することに加え、複数の参考書に取り組み、他大学のウェブ講義を見て、同じ内容でも異なる視点や表現方法から理解を深めました。その結果、その科目でも良い評価を得る事ができ、最終的には学科200名中9位の成績で免除資格を取得できました。これを通して、大きな目標に対し日々の計画を立て、それを継続達成していく大切さと諦めず粘り強く取り組む姿勢を身につけました。注意点は、暗記するのではなく、面接官と会話するようにテンポよく受け答えする事です。

あなたの「強み」や「自信のあるもの」は何ですか？

相手の本質的な満足度を見極め追求できることです。大学１年から５年間7名の中高生の家庭教師をしています。始めた理由は指導する立場になった際、常に相手の気持ちや求めているものを考えながらわかりやすく伝えられるようになるためです。指導について、月に１度の家庭教師センターからのフィードバックや親御さんからの要望があります。要望に応えるため、柔軟に対応し即座に改善策を考えました。具体的には、解説中心の指導でしたが演習もしてほしいと要望があった際、限られた時間内で理解も重視しながら演習も行なうために、特に重要問題には解説後に類題の演習をしました。その結果、生徒の理解力や問題解決力が向上し成績も上がり、親御さんや生徒に非常に喜ばれました。これを通して、相手の要望をそのまま対応するのではなく、成績向上という本来の目的を達成することで、より満足されるように常に改善を心がけて取り組んでいます。注意点としては、具体的な数値や合格高校名などを出すと、より説得力が増し、アピールになります。

最終面接のため、役員クラス・部長クラスにも臆することなく平常心で笑顔を浮かべながら毅然と話すことができるのか、また、提案することができるのかをみられているのかと思います。実際入社後には積極的に提案する事を求められていると思いますので、役員クラスの経営者側の視点でそういったところを見られているのだと思います。

まず役員クラスとの席が少し遠いのもあり、そこまで明るくない部屋の雰囲気でしたので、普通の面接のようにしていても圧迫気味に感じました。

未来工業について知っていることやイメージと、志望した理由

貴社についてのイメージは、会社と従業員に良い循環ができていることです。初めて貴社を知ったのは、ニュース特集でした。そこで、終業時間に社長自ら社員ひとりひとりの心身を労いながらそれぞれのデスクの電気を消している姿を見て、「こんな素晴らしい会社が地元にあるのか！」と驚きました。特に、「残業ゼロ」や「年間休日140日」などの制度は一見、業績や売上にマイナスに働くことだと思われます。しかし、その制度があるからこそ、日常生活の中で仕事のアイデアを見つけたり、「こんなに自分を大切にしてくれる会社に貢献したい」と社員が思い、業務の質が上がる。それが会社の利益に繋がり、素晴らしい循環が出来ているのだと思います。そこで、私は貴社に入社したらその循環を維持するために、質や効率の向上を追求しながら、業務時間内で持てる力を最大限発揮して活躍したいです。注意点は、１次面接でも聞かれた事であったので、人事に話す内容とは少し変え、より具体的に話し、自分の分析や提案を挟んでいく事で、考える力を見せる事でした。

自分を動物に例えるなら？

私はペンギンかと思います。ペンギンは群で行動し、非常に寒い時などは、まとまって温めあうという特徴に対して、私はチームでの活動を積極的に行い、時には苦しい時や大変な時がありますが、そのようなときこそ励ましあって仲間が誰一人欠けることなくやっていけるという雰囲気作りをしています。また、励ますにしても何もできない、何もわからない人が言っても机上の空論ですので、自分自身しっかり知識や経験を積んで説得力を持てるように気を付けています。注意点としては、具体的なエピソードを話してくださいと言われるかと思いますので、研究室やサークルでの活動を話すとよいかと思います。