【建築創造の魅力を共有】【22卒】安井建築設計事務所の設計の本選考体験記 No.11585（近畿大学大学院/男性）（2021/3/23公開）

ホームページを閲覧して実績を見るのは必須。その他企業研究としては、雑誌「近代建築：2020年12月号　特集　安井建築設計事務所」を読んでおくといいと思う。今迄の実績や、近年力を入れている事業、経営者視点からの情報、求めている人材、先輩社員の経歴などの情報を収集できる。組織設計事務所の中でも、空港系に強いのが特徴である。OBがいるならOB訪問を申し込むべきである。先輩社員の話を聞くのは大事である。その他、大学で勉強していること+コンペでの入選歴、受賞歴がものをいう。大学1年生のときから積極的にコンペに参加することをお勧めする。夏のインターンにも参加できたらするべき。その辺は先輩社員に聞いてみたり、教授に頼るほかない。

私が安井建築設計事務所を志望する理由は、創業からの歴史を踏まえ、着実な建築創造活動を通じて顧客と社会が求めるものを的確に実現し、かたちとして生まれた建築、その中で育まれたプロセスが地域・社会を豊かにし、人の心を元気にする。そうした願いを抱きながら、人と社会に寄り添い、未来へと貢献していく、という御社の経営理念に惹かれたためです。社会、都市にまで目を向け、建築設計をするということが他社に比べ先見性があり、ここで働きながら成長したいと考えたため御社を志望しました。近年は東アジア圏に事業領域を伸ばしており、将来的に海外で働きたいと思っている私にとっては非常に魅力的であり御社に貢献できると感じるため、御社を志望しました。と語りました。

内定後も自分の納得いくまで就活を応援してくれると言ってくれた。特に、内定承諾期限も限られてはいない。

設計事務所は、ゼネコンや一般企業と違って事業規模は小さいため、世間の認知度は低く、業界の外に出てしまえばウケも良くない。それでも設計事務所で働きたいという熱意をアピールすることが重要である。何度も言うが、大学1年生のころから授業をしっかり聞き、ゼミ配属後には卒業設計にすべての熱意を注ぎ込むと、人事担当者もその熱意に気づくことができると思うので、頑張ってほしい。また、ポートフォリオは早めに念入りに作っておこう。

自分の考えと生きていく道がしっかりとまとまっていて、それに従って行動・就活をできる人。か否か。近年、設計事務所も給料が上がっているが、それでもゼネコンに比べると少ないので、給料に固執せず、社会の発展に寄与できるような人が内定者に多いと思う。

筆記試験は結構難しく、ペーパーテスト能力よりも自分の考えを述べる設問が多い。計算能力や暗記科目はないため、直前の対策というのは無意味である。就活開始の1年前からは少しずつ意識していき、長い目で就活をしていくことをお勧めする。

特にフォローなどはありません。頑張ってくださいとだけ言われました。