
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究テーマ
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A.
生体応用を志向した発光性ランタニド(Ln)シッフ塩基錯体(LnL)のポリマーを設計しています。LnLは優れた発光を示し、腫瘍を光で検出する発光プローブとして病気の診断へ応用されます。またポリマーは搭載量が大きく、治療薬を搭載し腫瘍に届ける薬剤キャリアとなります。従って、両者を組み合わせたLnポリマーは、治療と診断を同時に叶える薬剤キャリアとして患者の負担軽減につながると期待されます。そこで本研究は、生体へ投与する薬剤キャリアとしての応用を志向し、LnLを重合させたポリマーの設計をしています。ただ、Ln原子は原子半径が大きく、LnLの構造を制御することは困難であり、LnLを複数個連結した複核錯体やポリマーに関する研究はあまり進んでいません。そこで私は、より簡単な構造のLnLを採用し、架橋分子で連結させることで複核錯体が合成できると着想しました。これまでにテルビウム(Tb)を中心に一つ持つTbLに炭酸イオンを共存させることで、TbLが3つ連結した三核錯体を簡単に合成できることを見出しました。現在は、この三核錯体をさらに重合させた発光性ポリマーの合成指針を確立すべく研究しています。 続きを読む
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Q.
強み、弱み
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A.
弱みは「心配性」です。様々なリスクを想定し過度に自分を追い込み過ぎてしまうところがあります。そこで、一日の稼働時間を決め時間単位のスケジュール管理をすることで、無理な計画を防いでいます。強みは「逆境におかれてこそ光るバイタリティ」です。具体的にはこの本選考の時期に初めての学会発表やテレビ出演、新聞取材などにチャレンジしています。苦しい時こそ新しい挑戦に挑むエネルギーは誰にも負けません。 続きを読む
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Q.
ガクチカ、得られたこと
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A.
国際交流団体でロシア料理教室を開き、50人の参加者を集めました。ロシアの企画を提案しましたが、集客が見込めないと反対されました。そこで、内容の改良と集客の根拠付けで説得を試みました。まず内容で惹くため、従来の一方的な情報発信から”参加型のロシア料理教室”へ変更しました。さらに根拠づけとして、インスタグラムでロシアの”映える”写真を一か月投稿し、フォロワーを100人に増やした実績を根拠に企画の需要を訴えたことで、メンバーの賛同を得ることができました。その結果、イベントは50人の参加者を集めました。周囲を説得するため、企画の需要を数値化し根拠として提示する必要があると学びました。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
「自らも成長し続けることにより、地球と人々のくらしに潤い(URUOI)を与えます」という理念、またそれを実現するため、若手から主体的にチャレンジできる環境に魅力を感じたからです。私は「自分自身の作り出す価値で、多くの人の活気あふれた生活に貢献する」という目標があります。貴社の幅広い製品群と、オンリーワンの価値創造に向けて挑戦し続ける風土のもとでなら、目標を実現できると思い志望します。 続きを読む