
【熱意溢れる創薬志望】【23卒】日本新薬の冬インターン体験記(理系/研究職)No.27835(慶應義塾大学大学院/男性)(2022/6/20公開)
日本新薬株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2023卒 日本新薬のレポート
公開日:2022年6月20日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2023卒
- 実施年月
-
- 2021年10月 中旬
- コース
-
- 研究職
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 3日間
投稿者
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
元々難病疾患や希少疾患について興味があり、研究職としてインターンシップを行なっている会社がそもそも少ないこともあって、インターンシップ通過のご連絡を頂いてすぐに参加を決めました。製薬の研究員の方がどんなスケジュール感や考えを持って創薬に携わっているのか、どんな目標があって、将来の自分の目標が叶えることが出来そうかなど多くのことを学ぶ気持ちで参加を決めました。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
日本新薬さんは難病や希少疾患に注力して研究を行なっており、強みも他の会社さんを比較して非常に明確かと思います。また、会社規模も大きすぎずチームワークをとれた研究開発や創薬のプロセスになっているので、強みにフォーカスした志望動機が書けるといいと思います。また、インターンシップの際はそこまで学歴は見られていないようなので、書く内容は吟味して書いてぜひ参加してください。
同業他社と比較して、このインターンの選考で重視されたと感じるポイントを教えてください。
一人の患者のために本気になって創薬研究を行いたい!や創薬から希少疾患に苦しむ患者を救いたいという熱意がみられるES書けるといいかと思います。反対に、学歴やテストがそこまで自信がなくともなんとかなると思います。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年09月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
製薬業界における現状と課題について(400)/10年後の製薬業界で活躍する人に必要とされる能力について(400)/日本新薬について知っていること、インターンシップの参加動機(800)
ESの形式
Webで入力
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESを書くときに注意したこと
どの会社さんでもそうだと思いますが、字数の制限もあるのでわかりやすく結論から書いて話を纏めるようにしました。熱意を伝えることが最重要事項かと思います。
ES対策で行ったこと
就活会議や他のサイトでも上がっている先輩のESを参考に、自分なりに改善しながら書きました。また、友人や先生などにも添削をお願いすることもありました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年09月 上旬
- 実施場所
- lab内
- WEBテストの合否連絡方法
- メール
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
一般的に売っている対策本をやりましたが、苦手な範囲だけしかやってないです。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語、英語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
一般的な玉手箱と一緒だと思います。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
SPIテストセンター1700題
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- オンライン
- 参加人数
- 40人
- 参加学生の大学
- 基本的には国公立が7割程度を占めており、早慶が2割、北里など研究に力を入れている大学等がちらほら。基本masterの学生ばかりかと思います。
- 参加学生の特徴
- 基本的には優秀な学生が多く、医薬品に携わりたいという熱意があった。1stプログラムからどんどん進むにあたって志望分野の近い学生となってくるので、創薬研究の場合はどんどん学歴が高まってきた。
- 参加社員(審査員など)の人数
- 10人
- 報酬
- なし
- 交通費の補助
- なし
- 昼食費の補助または現物支給
- なし
インターンシップの内容
インターンの概要
グループに分かれて、自己紹介/各日程のグループワーク発表/座談会
インターンの具体的な流れ・手順
自己紹介から座談会かグループワークを進める形になります。その間に社員紹介で仕事の大まかな流れや業務内容を聞くタイミングもあります。
このインターンで学べた業務内容
実際の業務内容やスケジュールなど。実際には座談会が多く占めており、聞いて学ぶことは多い。
テーマ・課題
クイズ形式で製薬会社などの業界を学ぶ/画像数枚で日本新薬を紹介せよ(group work)/座談会/職種紹介/希少疾患の創薬起案(group work)
1日目にやったこと
グループワークで社会、業界、会社、職種、働き方という順でクイズが始まり、挙手して答えていくが人数が多すぎてグダることも。その後は画像数枚を用いて日本新薬の紹介を使用みたいなテーマでグループワーク、時間に余裕はなく駆け足て全員が発表する形になる。人事からのFBあり。
2日目にやったこと
職種紹介と座談会で終了。職種紹介も研究職や臨床開発、治験やMA職、学術職、MR、薬事関連職など非常に多くの職種に分類して進められた。座談会はこの中から好きな部屋に参加して、20分程度座談会を行う。非常に和やかな雰囲気で進められた。
3日目にやったこと
創薬研究のより詳しい説明から入り、各専門でどんなスケジュール感や業務内容など求める人材像などを聞く。グループワークは希少疾患を事業性や臨床的意義などの他側面から見る練習を行う。最後にはグループで疾患を選択した理由と、その発表を行う。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
現場の研究職社員が多く、2、3年目の方もちらほらいましたが、多くは15〜20年ほど勤務年数ある人の方が色々な話ができるため多い印象。
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
基本的には社員の方の印象は良かった。人事だけでなく研究職の人や他の専門職の方とも座談会で多く話をいただけることが多いので、自分の気になっていることやわからないことなどが回を増すごとに明確にクリアになっていく。FBでも基本的に良いことを言ってからその人なりの改善点や修正点などが教えてくれる。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
実際に座談会では人数に対して時間が多くとってくれて、そこまで質問がないのに時間が余ってしまうことがある。そのままでは虫の何所が悪いので、積極的に質問して進める人がいないと苦労すると思う。また、インターンシップ終了後課題が課せられ、1000字程度など多くのレポートを2個ぐらいの提出を求められる。それに回答ないと次回のインターンシップに参加できないので書くしかない。
インターンシップを終えて
インターン中、他の学生とはどのように関わりがありましたか?また、そこから学びはありましたか?
主体的に進める学生が多く、基本的には意見を回したり、資料作成したり発表したりとみんな役割の分担は上手かった印象である。しかし、座談会ではみんな聞き飽きたのか途中から質問がどんどん無くなり、気まずくなることも。
インターンシップで学んだこと
創薬研究では多くの部門に別れているが実際には連携をうまくとって創薬の研究に生かされていることや、十分すぎるぐらい時間をとって座談会を行なってくれるので、選考にあたって不安なことがたらふく聞ける。また話を聞いているだけではないので、楽しく話しながらインターンシップに参加できた。
参加前に準備しておくべきだったこと
質問事項をいっぱい準備することです。実際の会社説明をしてくれる機会は多いので、ESを書いた後は少しESを見直すだけでいいと思います。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
非常に自分のやりたいことや自分の夢を叶えることができる環境かなどをたくさん質問できたので、働き方や研究活動についても実感できた。また社員の方々が患者さんを救うという一致団結して気持ちも伝わってきて、実際に自分が入社したらこの社員さんたちと社会に貢献できるとビジョンを明確にしながら参加できた。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップで見る限り、創薬研究以外も多くいた為学歴を圧倒的に気にする素振りもなく、社風も自分自身の考え方ともあっていたので内定につながるかなと感じていました。しかし実際に本選考を受けると旧帝大学やその他の国立が圧倒的多数で私立を一切見なかったので、学歴も見ていると感じた。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
自分自身のやりたいことや社風に合っていることがインターンシップを通じてもわかりましたし、社員の皆さんからも楽しそうな雰囲気が感じ取れたため参加して志望度が上がりました。また、研究職には少ないインターンシップでの創薬起案などの体験をさせてもらえたこと。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
ホームページからだけではここまでわからないことが、詳しく聞けてESの際や面接にでも使える内容が多く聞けて情報収集が多くできた。参加していない学生から比べると圧倒的な差ができると感じる。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
人事の方からはすぐにメールが来てアンケートに応えるように促された。ランチや懇親会に誘われることはなく、一回ずつのプログラムで完結している印象。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
製薬企業や食品、化粧品の業界の基礎研究を広く見ており、インターンシップに手当たり次第志望しました。学部時代から薬学部に所属しており、創薬の研究を目指して研究してきたので創薬研究のインターンシップに参加しようと考えました。製薬企業の他社は住友ファーマや田辺三菱製薬、meiji seikaファルマなどを見ていました。大企業では細分化された工程の一つを自分が担うことが性格上合わないと感じたので、大きすぎない企業で個人の裁量がある会社を選択しました。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
創薬研究の世界において、基本的にはエネルギッシュな方が多く、コミュニケーションも取れて患者さんを思って創薬の現場に立っている印象があった。主体的に自分の気になったことも興味本位で研究を続けることができると聞いて非常に興味深かった(あくまで自分の仕事を終わらせてからになるが)。また、当初のイメージ通り製薬業界の中でも大企業ではないため、創薬業務に一貫して携わることができると聞いて、今後の就職活動の軸としても決めたので非常に参加して良かったと考える。
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日本新薬の 会社情報
| 会社名 | 日本新薬株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | ニッポンシンヤク |
| 設立日 | 1919年10月 |
| 資本金 | 51億7400万円 |
| 従業員数 | 2,243人 |
| 売上高 | 1602億3200万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 中井 亨 |
| 本社所在地 | 〒601-8312 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14番地 |
| 平均年齢 | 41.4歳 |
| 平均給与 | 919万円 |
| 電話番号 | 075-321-1111 |
| URL | https://www.nippon-shinyaku.co.jp/ |
