【安全と戦略、挑戦の舞台】【23卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/総合職（運輸系統））No.26452（非公開/男性）（2022/6/2公開）

専攻と関連する企業を見ておこうと思ったのが応募したきっかけ。生まれも育ちも関西であることから、西日本最大級の規模を誇る企業を志望してJR西日本のインターンに参加した。またJR西日本ではインターンでリクルーターがつくことを知っていたため、本選考で有利になると考えたのも参加した重要な理由である。

ESのみで参加の可否が決まるので、ESに注力した。設問が少なく、文字数も少ないので自分の言いたいことを端的に伝えるように心掛けた。

募集人数も多いので、自分の強みと志望動機をしっかりアピールできていれば通過できると思う。

会社説明とグループワーク２つと座談会

事業説明から始まり、午前と午後にグループワークが1つずつあり、最後に座談会という流れであった。

運輸系統の業務内容やキャリアプラン

地震が起きた時どう対応するか/輸送戦略・ダイヤ策定

1日目にやったこと

グループワークを2つ行った。午前中は現場社員になりきり事故が起きた時どう対応するかを考える選択式のゲームであった。午後は新たな路線の戦略策定で、ダイヤや駅施設を検討し、最後に社員に向けてプレゼンを行った。

若手からベテランまでの現場社員

なし

グループワークでは社員の方々が本部の指令役を行っており、学生が現場社員として本部に質問する機会があったが、具体的な数字や構成の質問をして欲しかったと言われた。また最後に座談会があったが、社員の安全に対する考え方が印象に残った。

選択式のグループワークではどの選択肢にもメリットデメリットがあるので、班員全員の共通認識をとり、どの選択をするかに時間がかかり苦労した。特にグループワークに慣れていない学生が多く、ワークの流れを把握せずに意見を述べる人がいて議論を収束させるのが難しかった。

6、7人で一つのグループで同じ班の学生とはグループワーク中に交流があった。

JR西日本全体の話から運輸系統の事業内容を聞くことができたので良かった。また運輸系統が実際に行っている業務に近いことを経験できたので、就職活動をするうえで非常に有益な情報を得ることができた。座談会では社員の方々の働き方やプライベートでの話を聞くことができ、自分がJR西日本で働く姿を想像できた。

企業や運輸系統の話はインターン中に聞くことができるので、事前に準備する必要はないように感じた。しかしグループワークの基本的な方法については知っておくと周りの学生と差別化できる。

インターンのグループワークが社員研修で行われているものと同じだったため、実際に社員として働いたときに近いことを経験できたから。また座談会では社員の家事や育児と仕事の両立のさせ方など、ワークライフバランスのお話を聞くことができたので、この点においても自分がJR西日本で働く姿を想像できた。

インターンの参加学生のレベルを見る限り、自分の能力が劣っていると感じなかったから。インフラ業界のインターンに何社か参加したが、コンサルやIT業界よりはレベルが低いように感じた。真面目であまり前に出ようとしない学生が多いため、早くから就活を始めていれば差別化できると思う。

運輸系統の業務内容に魅力を感じなかったため志望度は下がった。総合職で運輸系統に入ると運転手や車掌のマネジメントにあたることが多く、輸送戦略策定の業務にあたることは少数であると聞いたため、戦略策定等の攻めの事業がしたい自分にとっては魅力を感じられなかった。

社員との面談に招待されたため。友人は招待されていなかったことからも人数を絞っていると考えられるため、本選考でも有利になると思う。また面談に招待されなくても運輸系統の業務理解ができるのでインターンに参加していない学生よりは有利になると思う。

メーカー・インフラ・IT・コンサルなど幅広く見ており、行きたい業界を探していた。その中でも共通して求めていたのは、ブランド名と給与・福利厚生が高水準であることである。具体的にはドコモ、日立、NEC、JR東海、アクセンチュアである。この時点では業界を絞らず、大企業に入り安定した生活を送ることを考えていた。

インフラ、特に鉄道系に対する志望度は下がった。理由はインターンに参加して、コロナウイルスによるダメージから採用人数が少ないのと将来性があるような話題が少ないため安泰ではないということを感じたからである。自分の専攻とは少しずれるが技術力が身につくIT企業に入り、もし会社の先行きが怪しくなっても、転職して生き残れるような企業に入りたいと考えるようになった。