【未来を拓くアセット活用】【23卒】西日本電信電話（NTT西日本）の夏インターン体験記（文系/NextOne）No.18058（同志社大学/男性）（2021/9/21公開）

インフラ企業という選定軸のもと、自身の大学が選考に強そうなので関西の企業に絞って選択した。また、面接選考がないことも自身が面接を苦手としていることから重要であったと考える。そういった理由でNTT西日本を選んだ。

予選会にあたるグループディスカッション選考の前にwebテストのみの選考が存在しており、このwebテストに受かるための勉強は最低限必要だと感じたのでそれなりに取り組んだ。また積極的に発言するようにした。

グループディスカッション選考やゲーム選考といった変わった選考が続いたので、対策がしにくい地頭の良さを重視しているのではないかと考える。過去何年かの採用大学を見てもそうしたことがいえるのではないだろうか。

NTT西日本の新規事業立案グループワーク

グループで具体的な新規事業に関する計画を立てて最後にはプレゼンする

NTT西日本のアセットとそれを活かした新規事業の立て方

NTT西日本の今後についてゲームを通じて考える

1日目にやったこと

グループでアイスブレイクをした後、簡単なゲームが行われた。これによりNTT西日本のアセットについて理解したうえで、具体的な新規事業立案のプラン策定へと進んでいった。

2日目にやったこと

1日目に作った新規事業案をさらにブラッシュアップするため、グループで討議を重ねた。その後プレゼンをして優勝者まで決定した後、社員との座談会があり多くの社員と話した。

人事部社員

コミックシーモアのクーポン

社員はグループにほとんど顔を出さず、ときどきフィードバックを貰うくらいである。インターンの最後には社員との座談会があり、会社説明会のように実際の働く様子についての質問ができるような機会は設けられていた。

参加学生の質について大変に思った。レベルの高い学校に通う学生が多いが、その分自我が強く協調性の低い人間が多いようにも感じた。もちろんグループによるとは思うが、発言しなければ損をするだけなので、ある程度我が強いくらいでちょうどいいようにも思う。

グループワークで一緒になった学生に関しては常に討議を共にするのでかかわりはあったが、SNSを交換するほど仲良くなるといったことはなかった。オンラインだからということもあるだろう。

多くの課題に取り組むことができたのがよかった。予選会に引き続きゲーム式のワークをチームで解いていくといった課題がひとつ。また、架空の地域からひとつを選定してその地域での全く新しい新規ビジネス創出についてのプレゼンをする勝ち抜き式のワークも存在していた。

NTT西日本のアセットについてきちんと理解を深めておけば、より再現性の高い良い案を出せたように思う

インターンで行われた内容は選考の段階から含めてもすべて非現実的なゲームのようなものであって、あまり実際の事業内容に基づいてはいないように感じたため、実際にNTT西日本に入社したとしてどのような働き方ができるのかといった点は座談会でしか伺えなかったから。

この2daysインターンに参加するだけでは、おそらく早期選考は受けられるだろうが、これによって内定が決まるというわけではない。また私個人はグループワークにおいてレベルの高い学生に埋もれてしまってあまり活躍できた実感が無いから、内定が出るとは思えない。

NTT西日本のインターンには毎度驚かされており、業務理解への貢献度はともかくとして非常に面白いゲームのようなコンテンツを用意してくれている。そのため、このようなユーモアあふれる人々が堅い印象のインフラ企業で働いているという事実が非常に面白いから。

実際にどれほど有利になるかは分からないが、本戦（2days）参加者には早期選考があるとは聞いている。この後の1.5ヵ月の長期インターンに参加できれば内定にもっと近づくだろう。

基本的にインフラやメーカーといった業界を見ていた。というのも経済的な安定性と事業の継続性が見込める業界であると考えているからだ。また、勤務地が変わりにくいのも魅力であった。そのためNTT西日本を中心として、自身にルーツのあるインフラ企業や、その他メーカーなどを中心に見ていたしインターンシップにも応募していた。

インフラ企業の中でも、NTT西日本のような比較的軟質な企業と、より保守的な硬質な企業があるのではないかと考えるようになった。これからの各事業の自由化を通じて、インフラ業界において生き残っていくのは前者のような企業であると感じたため、自身のインフラ業界に関する企業選びの軸がより明確になったように思う。