【未来を創造する挑戦】【21卒】西日本電信電話（NTT西日本）の冬インターン体験記（理系/Next One Main 2daysインターンシップ）No.9166（金沢大学大学院/男性）（2020/6/26公開）

きっかけは12月中に開催された選考なしで参加できる1dayインターンシップだった。そこで評価された人が年明け以降の2daysインターンシップに参加できる。通信インフラ業界にも興味があったし、私を少しでも評価してくれるのであれば参加しようと思った。

12月中に開催された1dayインターンシップで、グループの中でとにかく発言することを心がけた。自由な発想や個性を求められていると感じたので、間違っていたとしても周囲に考えを伝えることは意識した。

クライアントのより良い未来を創造する真のソリューション提案を実施し、受注を勝ち取れ

1日目にやったこと

午前中にイントロとして会社説明を行った後、チーム名、チーム目標を決めて全体に発表する。支給された昼食を食べて午後からは、メインであるソリューション提案のグループワークに取り掛かった。

2日目にやったこと

昨日に引き続き、ソリューション提案のグループワークに取り組み、プレゼン資料を作成する。午後からは５グループが集まってプレゼンを行い、優勝チームを決める。その後、社員座談会が開催された。

人事／営業社員／技術社員など４名

スタバカード500円分

グループワークの途中で、インターンシップ参加前に受験した性格検査の結果をもとに自己理解を深める個別のフィードバックがあった。その後のグループワークで今すぐ実践できると良いと言われた。

2日目の発表に向けてアイデアを練っていたが、1日目終了時点で全く納得するものができず、各自持ち帰って作業をしている時間は非常につらかった。最後まで自分たちが納得するソリューションは提示できなかったが、2日間という短い期間である程度のレベルの成果を上げる苦労を味わった。

NTT西日本は、地域の課題解決をICTのチカラで手伝いをする思考が強く、クライアントが言ったこと以上に真のソリューション提案ができるかという姿勢が強く求められていると感じた。自社でシステムを構築することは少なく発注することが多いため、周囲との協力体制を築く重要性を学ぶことができた。

前回の1dayインターンシップの内容は事前に復習しておくべきだった。会社が求めていること・目指していることを認識した上で参加しておきたかった。

今回のグループワークは営業からヒアリング、そしてシステム構築までを一貫して体感できるものであり、実際の業務を高いレベルで疑似体験することができたため。また社員座談会を通して、業務のどのフェーズで仕事がしたいか、どういったキャリアを送るか、参加前よりも明確にイメージできたため。

インターンシップに参加している学生を見ると、ロジカルな思考ができる学生ばかりではないと感じ、その点で優位に立てると感じたから。また、システム系ではない専攻だったが、似たような系統を大学で学んだという社員の方もいて、自分はその専攻枠で見れば内定できると感じたから。

志望度が上がった理由は、思っていた以上に地域貢献できる仕事であると感じたため。元国営のNTTグループであり、地域からの信頼は現在まで残るものがあると言っていた。地域の課題を解決したいと感じていた私にとっては、そのリソースを使って面白い仕事ができると感じたため。

インターンシップではソリューション提案で優勝し結果を残したこともあり、その後の本選考も優遇された。具体的には一般のエントリーシートの提出期限よりも早く提出を求められ、面接の日程が早かった。

志望業界は通信インフラに加え、鉄道・総合デベロッパーの３つだった。通信インフラはNTTグループの3社（docomo、東日本、西日本）、鉄道は本州の3社（JR東日本・JR西日本・JR東海）と都内私鉄の東急、総合デベロッパーは三井不動産・三菱地所はじめ、住友不動産・野村不動産・東急不動産・東京建物・森ビル・森トラスト・日鉄興和不動産・NTT都市開発を見ていた。

インターンシップを通して、実際にクライアントワークに取り組んだが、お客様の課題を解決するためにシステムを考えていく仕事は非常に面白いと感じた。またクライアントも地域と密着した行政や地元大学が想定されていたため、公共の視点で影響力の大きさを体感できた。その一方で、通信インフラの構築はモノづくりの手触り感が全くないので、その点でやりがいは大きく感じられなかった。