18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 徳島大学大学院 | 女性
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Q.
研究内容
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A.
私の研究テーマは「がん細胞に対するX線の線量率と抗腫瘍活性の相関」です。目的は、X線を高線量率で照射した場合の治療効果を明らかにすることです。近年開発されたX線を用いた治療装置において、高線量率での治療効果が明らかにされていないため、現在臨床では通常の線量率のみ使われています。そこで高線量率での生物学的効果を評価した結果、高線量率ほどがん細胞は多く死に、その機構としてDNA切断量の増加や、切断を引き起こすラジカル量の増加を確認しました。将来、治療時間の短縮や患者への負担の軽減に繋がると期待します。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は何事にも努力し妥協しない性格です。徳島大学に入学した理由のひとつとして、希望の研究室に入り、自分が興味を持つがん治療に関わる研究をしたかったからです。研究室はGPAの高い人から希望の所へ配属されるため、高いGPAの獲得を目標に勉強しました。まず体調管理に気を付け、講義には一度も遅刻欠席をしませんでした。そして、一人暮らしのため家事やアルバイトをしつつも家庭学習の時間を確保し、予習復習を欠かさず継続して行い、またレポート作成にも手を抜かずに取り組みました。ときには図書館の個室を貸し切り、友人と勉強会を開いて苦手分野を教え合いました。勉強を進める中で疑問点が出た場合は、教授の研究室を訪問し、自分が納得のいくまで質問しました。それはときに1時間を超えることもありました。結果、受講した科目の9割で優を獲得し、70人中2人しか選ばれない学科の成績優秀者に選ばれました。希望の研究室にも入ることができました。 続きを読む
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Q.
最も打ち込んだこと
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A.
私は「メンバーそれぞれの強みを生かし、より効率的に目標を達成するチーム研究」に力を注いできました。最重視したことは、チームでゴールを共有することです。メンバー4人が同じゴールに向かうために課題を明確にし、どのように達成すべきかをチーム内でシェアしました。しかし研究を始めると、個人が思い思いに結果を出そうとしている事に気がつきました。これでは負担が偏り、また無駄なことがあったりと、チームとして成り立たないと感じた私は、チーム内の議論の場を設けて、個人の得意分野を生かす作業分担を提案しました。効率よく研究が進みだした後も適宜議論を続け、実験結果について全員で考察する場として、様々な視点からの意見を出しあい、メンバーの弱点を補い理解を深めて、視野を広げることもできました。チームで研究を進めていく中で、仲間と協力して同じ目標を目指すことの難しさと面白さ、そして目標を達成したときの喜びを学びました。 続きを読む
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Q.
興味ある事業
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A.
健康食品、医薬品、原料加工 続きを読む
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Q.
興味ある職種
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A.
研究、品質管理、技術開発 続きを読む
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Q.
志望動機とアピでやってみたい仕事
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A.
私の夢は、人々の健康や喜びに貢献することです。新たな実験や試みに積極的に挑戦し、幅広い知識や高度な技術を身に付けた技術者になりたいです。また、多くの経験を積む中で、正しい知見を身に付け、信頼される人間に成長したいです。貴社は、「人々の健康」を軸に事業展開しておられ、変化を恐れずチャレンジする風土と、他社に負けない加工技術を持っておられます。貴社に入社することができたら、私の夢が実現できると思い志望いたしました。身に付けた高度な技術を駆使して、お客様の思いをカタチにする仕事がしたいです。また、お客様のその先にいる人々のことを考え、安心安全かつオンリーワンな製品を生み出したいです。 続きを読む
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Q.
あなたの強みは何ですか
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A.
私は好奇心旺盛で、何に対しても興味を持ち、知識や技術を得ようとします。幼いころから多くのことにチャレンジしたいと思っていたため、習い事の種類も多く、その分多くの経験をしてきました。自分の知らない世界を知るのが本当に楽しく、面白いと感じています。勉強に対しても同様に、新たな知識を得て知見を広められることを嬉しく思い、現象の原理を考え、自分なりに解釈するのが好きです。研究においても、実験結果について、なぜこうなったのかを深く突き詰めていきます。そのため、幅広く、深い知識を得ることができ、それを応用させることができます。 続きを読む
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Q.
学生時代にやり遂げたこと、あるいは苦労(失敗)したことは何ですか。また、そこから何を学びましたか。
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A.
「低LET放射線を用いた医療用直線加速器の線量率と抗腫瘍活性の相関」についての研究で、失敗を繰り返したことです。この研究では、がん細胞を用いてX線の治療効果を評価していました。しかし、評価の指標となるコロニーが生えず、データが得られない期間が3か月も続き、焦りと失望の期間でした。このテーマはチームで進めていたので、チーム内で何度も議論を重ねるようにしました。すると、思いつかなかったような視点からの意見やアイデアが出て、新たな手法にチャレンジできました。使用するシャーレや血清のメーカーを変更したり、上清をアスピレーターではなくデカントで除くことで、無事期限内に結果を得られ、論文投稿することができました。この経験から、自分一人では解決できない問題でも決して諦めず、皆で考え抜くアイデア出しが解決に導くこと、そして柔軟な考え方が必要であることを学びました。 続きを読む