【栄養学と接客の融合】【17卒】柿安本店の本選考体験記 No.2334（実践女子大学/）（2017/6/13公開）

自己PR、頑張ったこと、志望職種の理由など、自分自身の経験や考えについて特に詳しく聞いていたように感じました。一次面接は落とすための面接ではなく最低限のコミュニケーション能力や熱意があるかどうかを見ていたのではないかと思います。他の人に無いような経験を話せたことや、志望動機がはっきりと具体的に言えたことなどが評価につながったのかもしれません。

人事の方に一人ひとりじっくりと質問を受けながら面接を進めていきました。話の内容によっては笑顔がこぼれるような質問もあり、現場でのよいエピソードなども伺うことができました。

今までで一番頑張ったことと、それに対してどんな工夫をしたかを教えて下さい。

私が今までで一番頑張ったことは、小学6年生から中学3年生の4年間行っていたマーチングバンドでの活動です。他の中学校での毎日練習を行っている部活動が多い中で、小中学校混合での週1、2回の練習で全国大会まで出場することができました。工夫した点は、毎回練習のあとに自分の反省と改善点を考えることで同じ間違いの繰り返しを防止した点と、グループでの競技のため、コミュニケーションをよくとるようにしたことです。注意したことは、話すときに人事の方を見ながら読み上げるのではなく自分の言葉で伝えるようにしたことです。

惣菜部門の販売を志望した理由を教えて下さい。

私は大学で学んだ栄養学の知識を生かして働きたいと考えています。御社の惣菜部門は、お客様と対談ながらお総菜を販売しているため、お客様に商品を提供する際に商品の栄養についてや組み合わせについてお話しすることで、栄養学の知識を生かすことができるのではないかと考えました。将来的にはお総菜の企画、開発に携わりたいと思っているため、惣菜部門の販売という現場で直接お客様の声を聞くことで自信の成長や経験を積むことができるのではないかと考えています。

自分自身の魅力についてをよくよく突っ込まれて、さらにアドバイスもいただきました。また、店舗見学の感想についても、実際に行っている活動について教えていただいたり、他にどんなところを見るべきかなど、改善点について多く指摘されました。アドバイスをどのように受け止めるかも見られていたのかもしれません。前の履歴書も見ていたので一貫性があるかも見ていたかもしれません。

履歴書についてと、ESといわれましたが内容は店舗リポートだったものについて質問をされていきました。自己PRを聞かれた後にどう話したらよりよく伝えられるかのアドバイスを、人事の方の経験を例にしながら話してくださいました。

弊社ではあなたのどんな経験を生かすことができると思いますか？

惣菜部門の販売では、まず、大学で学んできた栄養学の知識を生かすことができると思います。接客の際に商品の栄養に関する知識を伝えたり、よりよい食べあわせの知識を提供することで、お客様と距離を縮めることができ、再来店につながるのではないかと思います。また、私は現在ミスタードーナツで接客のアルバイトをしているため、その際に学んだお客様に対する心配りや明るい受け答えを御社に就職した際も生かすことができると考えております。

実際に店舗に行ってみてどのように感じましたか？

接客の面では、常にフロアを巡回し､お皿の回収や料理の状況にすぐに対応していました。また、出来立ての宣伝がよく行き届いていました。商品は和洋中揃っており、様々な味が楽しめました。副菜が多く、野菜を多く食べることができた点は、他の食べ放題ではなかなか無く、とても健康によいと思いました。御社が最近力をいれている和菓子がとても美味しかったです。厨房が店内からも見えて、さらにお店の外からも店内が見えるので開放感がありました。

質問が1つだけときまっていたので、何を聞くかも重要な選考のポイントだったように思いました。また、45分間話を聞きながら質問を考えなければならないので、両方を両立することができているかどうかも見られていたのではないかと思いました。会話というかたちだったので基本的なコミュニケーション能力なんかも試されていたのかもしれません。

何故か人生相談みたいになって、他に受けている会社について聞かれたり、もっと他の業者を見た方がいいなどとアドバイスが多かったです。

他にどんな会社をうけているか。

素直に現在選考が進んでいる会社を答えました。その頃どの会社が一番選考が進んでいるかなんかも聞かれたように思います。面接という感じではなく、ほぼ雑談というかたちになっていたため、私が答えるというよりはむこうの方のお話を聞いていることが多かったです。そのとき私は、食品の会社ばかり見ていたので、「もっと他の業界も見た方がいいよ」というアドバイスをもらったのがとても印象に残っています。面接にいった気分ではなかったです。

最後に1つだけ質問する時間をもうけるので考えておいてください。

長く続けることができるかどうかを聞いたと思います。実際に気になっていたのもありますし、質問という名目で会社をやめないというアピールもできるのではないかと考えてこの質問をしました。1つだけときまっていたので、何を聞くかも重要な選考のポイントだったように思いました。入社前に早期退社につながるようなネガティブな印象がつかないように、前向きな質問をしようと考え、事前に考えていたものの中からこの質問を選びました。

これまでの総集編といったように感じたので、いままでアドバイスをいただいたことを参考にしつつ、また、入社してからの具体的なイメージを話すことで、認識の食い違いを防止したり早期退社はせず、長期間働くことをアピールしました。実際に自分を売り込むことができるかどうかをよく見ていたように思います。質問コーナーもアピールの馬と考えました。

今まで聞かれてきたことを総合してまとめたものがこの最終面接になるという印象を受けました。そのため、緊張感はありましたが固い空気ではなかったです。

自己PRをしてください。

私の強みは、自ら課題を設定し、忍耐強く取り組めるところです。大学のアカペラサークルは当初、発表の際にお客さんが20名ほどで、活動が小規模なものとなっていました。しかしもっとたくさんの人に見てもらいたいと思い、その原因を考え、2つの問題点を発見しました。 まず、同じバンド内でも個人の実力に差があったため、サークルの活動日以外で空き時間を探し、自主練習を行うようにしました。私は音楽経験があったため、楽譜を読むことが苦手な子と一緒に練習を行うよう心がけました。それだけでなく、バンド内での意見を合わせるために、曲の解釈や音の強弱について話し合い、より良く曲を作りあげられるようにみんなで高め合いました。

学生時代に力を注いだことはなんですか。

ドーナツ店のアルバイトでは、常にお客様のために何ができるかを考えて行動していました。具体的には、レジ対応の合間にドーナツの配列を考えたり、補充や製造との連携をとっていました。コーヒーのおかわりも積極的にうかがうように心がけていました。また、接客だけでなく、ドーナツの仕上げにも挑戦することで、より詳しくドーナツの魅力についてお客様に伝えることができるように工夫をしていました。接客の経験を積むことで、お客様がそれぞれ求めている接客ができるようこころがけるようになりました。