【20卒】愛知製鋼の冬インターン体験記（理系/工場見学）No.5938（東北大学大学院/男性）（2019/7/9公開）

このインターンシップに参加してよかったことは、なんといっても社員の方が普段働かれている実際の工場を見学できたことだ。また、懇談会や懇親会でOB社員の方のお話を聞かせていただく中で、社員の方のこの企業に対する思いを知ることができ、企業選びの参考になった。

このインターンシップに参加する前に準備しておいた方がいいと感じることは社員の方とお話をさせていただく中で自分がこの企業に対して解消しておきたい点を質問としてあらかじめ用意しておいた方がいいと感じた。

このインターンシップを通じて、様々な工場を見学させていただいたが、そのほとんどでこの企業は他の企業に比べて自動化が進んでいる印象を受けて、その中では自分が実際に手を動かして働いているイメージを持つことは難しく、逆に人の手でできることがなくなってしまうのではないかと不安になった。

このインターンシップに参加したことで本選考で内定が出るのは、可能性として低いと感じる。というのも、このインターンシップで人事が学生を評価していると感じる場面はあまりなく、企業側が優秀な学生を見定める機会というよりは、OB社員との話を通して企業をもっと知ってもらう機会としている印象を受けた。

このインターンシップへの参加によってこの企業への志望度は下がった。参加前は、実際の現場で働くイメージをつかみたいというモチベーションでいたが、工場見学で思いのほか自動化が進んでいる現状を目の当たりにしてこの企業で働いていくことが不安になった。

このインターンシップへの参加が本選考に有利になるのは、可能性として低いと感じた。そもそも人事の方にアピールをする機会もあまりないので、そんな中で実際の本選考で有利になることはないと感じた。

このインターンシップへの参加後は企業からこちらに接触してくるようなことはなく、社員や人事のフォローは特になかった。

このインターンシップに参加する前の志望業界はすべての産業に多大な影響力を与える鉄鋼業界であった。その鉄鋼業界の中でも普通鋼を扱う普通鋼メーカーと特殊鋼を扱う特殊鋼メーカーがあることを知り、普通鋼に付加価値を持たせることでより過酷な状況下で使用可能な特殊鋼に強く惹かれたので、特殊鋼メーカーでの就職を希望していた。

このインターンシップへ参加して、以前の志望業界や志望企業に対する気持ちの変化はなかったが、実際の工場での自動化が進んでいる現状や、OB社員の方とお話をさせていただく中であまりこの企業に対して魅力的だと思えるようなお話が聞けなかったことから志望企業の候補として考えていたこの企業は選択肢としてはずれた。