【20卒】プロテリアルの冬インターン体験記（理系/工場見学会＆エンジニアとの交流会【高級特殊鋼事業】）No.5719（東北大学大学院/男性）（2019/4/17公開）

インターンシップに参加して実際に社員の方が働かれている工場を見学できたことは、自分が働いているイメージを持つ上でいい機会となった。また、懇親会では参加されていた社員の方が1年目と2年目で年が近かったので、就活が終わってまだ時間がたっていない先輩社員の方の選考に関するお話を聞くことができてとても有意義だった。

インターンシップの参加前には、自分がこの企業に関して聞きたいことを質問としてあらかじめ準備して臨むと懇親会などの実際に社員の方とお話させていただく機会を充実したものとすることができると思う。

この企業で働いている自分を想像できたかというと、私はできなかった。というのも、このインターンシップは半日という短い期間であり、その中で工場見学はできたものの実際の業務体験は行っていないということは働くイメージを持つ材料としては弱いからである。

このインターンシップへの参加が一次面接をパスしてもらえることに大きく働いたとは感じるが、理系の場合は自分の研究内容をプレゼンテーションする技術面接が一番肝であるので、そこでの出来を考慮しないでこのインターンシップだけで自分が内定が出るとは思わない。

このインターンシップへの参加によって自分が実際に入った後にやりたいと思っていた業務に対して、企業がどれくらいの熱量で今後力を入れていこうと考えているのかを知ることができたり、社員の方と実際にお話をさせていただく中で自分の知らなかった業務を知ることができたりとこの企業に関する視野が広がって志望度が上がった。

このインターンシップへの参加が結果的に一次面接をパスしてもらえることに大きく働いたとは思うが、この後の技術面接で研究内容をプレゼンテーションしなければいけないことを考えると、この面接の内容の方を企業としてもより重視してるのではないかと感じるので、本選考に有利になるとは思わない。

インターンシップ後は本来ならばESの提出とWEBテストの受験の後に一次面接があったが、この工場見学に参加していたという理由で、一次面接はパスされて二次面接である技術面接からの案内になった。

インターンシップ参加前は学部時代に材料に関して勉強した知識を少しでも生かしたいとの思いから素材メーカーでの就職を考えていて、その中でも他の業界とも強い関わりを持ちながら私たちの生活を幅広く支えている鉄鋼業界での就職を希望していた。また、その中でも普通鋼ではなく、それに付加価値を持たせた「特殊鋼」に魅力を感じ、その製品を製造するこの企業を志望していた。

このインターンシップへの参加で工場見学などを通じて鉄鋼業界で働くことに対してより理解を深めるためのいい機会となった。また、このインターンシップを通じてこの企業に対する志望度は自分がやりたいことに近いという点で非常に高かったが、勤務地周辺の状況を見たり、実際に暮らされている社員の方の話を聞いてそこの環境で自分が暮らしているのを想像することができなかった。