【ビジネス戦略を学ぶ】【22卒】ベネッセコーポレーションの夏インターン体験記（文系/Benesse Business School 2020）No.11785（國學院大學/男性）（2020/11/19公開）

サマーインターンではさまざまな業界を見ようとしていたため、特になにもこだわらずに企業を見ていた。その中で、教育業界といえばということもあり、ベネッセに応募することにした。教育業界に興味があったのは事実だが、インターンの誘い文句に「ビジネスも学べる」などもあり、そこに惹かれたというのもある。

ESの添削とWEBテストの練習。ESの添削については、内々定者の先輩を一人捕まえて、自分でコツをつかめるようになるまで、添削を定期的に依頼した。また、WEBテストについては、ベネッセが自社で展開しているブランドのため、あまり練習をせずに臨むことになった。なお、このテストについては、検索をすれば練習問題も体験できる。

ベネッセの会社の歴史を学びながら、そのビジネス戦略を理解する

1日目にやったこと

最初に司会者の簡単な自己紹介があったあと、すぐにブレイクアウトルームにわかれて班ごとに自己紹介。その後、事前課題に基づいたワークを3つ進める。最後に、ベネッセの戦略について簡単にワークのフィードバックを兼ねたプレゼン。

内々定者

なし

内々定者がグループそれぞれを担当する形であったのだが、その内々定者からのフィードバックはあまり参考にはならなかった。「クリティカル・シンキングで」などというフィードバックもあったのだが、ディスカッションの悲惨さを見ていたとは思えないようなコメント。

グループワークでのファシリテーターに立候補をしてくれた人が、班員との意見の合意形成をしないまま議論を進めており、その修正に苦労した。積極性はよかったものの、議論の方向性を闇雲に探しながらのディスカッションとなってしまったため、自分が何度か介入する形になってしまった。

ベネッセという会社について、深い理解が得られたのは参加してよかったことの一つ。岡山で生まれ、赤ペン先生やこどもチャレンジなどといったビジネスを展開することになったのは、自社の強みを活かしながら、時代の流れをうまく読んできたことの成果だということがよくわかった。大量のダイレクトメールなどもベネッセの特徴だと思うが、これは顧客情報と効率的な配送システムという強みの結晶であるということを知り、大変勉強になった。

特になし。ベネッセの商品などを使ったことがある人も多いと思うので、それらを振り返っておけば、基本的に準備するものはないと思う。

ベネッセのビジネスはしっかりと理解できたものの、社員としてどのような仕事を担当していくのかという点については、あまり情報が得られなかったから。グループワークの担当者は内々定者だったし、司会の社員の方ともあまりコミュニケーションは取ることができなかった。そして、ベネッセの将来性に疑問を持ったからというのも、理由の一つ。確かに教育業は面白いとは思うが、ベネッセというビジネスモデルがネットにどれだけついていけるのかという点には、疑問が残った。

塾講師などはしてきたものの、教育業界での仕事に対して熱意をもって取り組むことができるとは思うことができないため、どこかの面接で落とされると思う。根拠として、内々定者を挙げたい。優しそうではあるものの、自己紹介の際にしっかりと教育業界への熱意を話していたので、その差は埋められないと思う。

ベネッセが時代の流れについていけるのかという、疑問を解消することができなかったから。確かにITの導入なども取り組んではいるし、小学校などとの連携を進めてはいるが、toCの面では少子高齢化がさらに進むので、やはり業績は苦しくなっていくのではないかと考えた。

内々定者がグループワーク中に常にメンバー同士の意見のやり取りをチェックしていたため、そのフィードバックは人事に伝えられると考えている。そうした点は、やはり本選考にも響いてくるのではないだろうか。

サマーインターンシップでは幅広い業界を見ようと考えていたため、その中の一環として教育業界を見ていた。海外に興味があったため、商社などを中心にしながら、特に絞らずに応募をしていた。なお、教育業界についてはあまり詳しくなかったため、ベネッセ以外の教育業界の会社を受けるということは特にしておらず、ベネッセのみの参加となった。

教育業界への志望度が下がった。確かに子供の教育は国の将来を左右するものではあると信じるものの、そのビジネスモデルはやはり中流階級をターゲットとして成立していたからベネッセが成立していた部分もあるので、今後は難しくなっていくと思う。その中で、やはり自分のやりたいことを考えてみると、商社や金融業界を選びたいと考えるようになった。