【共助のまち、未来へ】【23卒】独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）の総合職の本選考体験記 No.36856（非公開/男性）（2022/8/4公開）

当機構に就職を希望する理由と入社後に携わってみたい仕事について教えてください。学生時代力を入れたことを教えてください。あなた自身の強みを記述してください。当機構が関わった”まち”や”団地”等について、あなたの視点で気づきや改善点を自由に述べてください。

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

なぜURかを意識するとともに、誰にでもわかりやすい言葉で書くように努めました。

終活サイト等で事前にほかの人のESを確認し、大まかな流れを把握した。OB訪問の際、社員の方に添削を頼んだ。

終活会議、ワンキャリア

WEBテストの参考書を繰り返し解き解法を暗記した。

SPI：言語、非言語

言語・非言語ともに20分程度、問題数は覚えていません。

なし

オンラインのため面接終了と同時に解散

一次面接なのでしっかりと会話できるか、また集団面接のため場の空気を読みながら簡潔にアピールできるかが重要だと感じ、その部分で評価されたと思います。

面接官の第一印象は、物腰柔らかい温厚な方という感じだった。こちらが話すと、話にも興味を持ってくださり、笑いも起こるほどの雰囲気だった。

なし

なし

団地を見て気づいたことを教えてください。

貴機構が関わった団地については、「多様な世代の生活ニーズを反映し、生涯に渡って暮らせる住空間を実現している」と感じました。例えば、奈良県鶴舞団地についてお話しますと、段差・勾配を無くした遊歩道や団地全体を温かく照らす夜間照明など住民の歩きやすさを意識したバリアフリーな空間づくりが行われており、魅力を感じました。また、敷地内に講談コーナーや集会所が複数設置されており、住民同士の横のつながりを育む場が創出されていると思いました。しかしその一方で、棟によっては一階住居のベランダが公園に接しているにも関わらず、低い生垣のみであったため、セキュリティ面であったりプライバシー面などで不安があるように感じました。

入社後にやりたいことは何ですか。

入社後は、賃貸住宅事業に携わってみたいです。中でもウェルフェア推進課にて、既存ストックを活用して住民同士の交流機会の創出や住民自らが行動を起こせるしかけづくりに取り組み、ミクストコミュティの実現をしていきたいです。その際には、「御社が提案したものではなく地域の人たちが課題だと考えることややってみたいと思うことを引き出し形にしていく」ということを目標にプロジェクトに携わっていきたいです。最終的には、本社にてＵＲ賃貸住宅に係るウェルフェア業務の企画、住宅の経営管理等に携わっていきたいです。いずれにせよ、各団地や地域の特性に応じた施策を検討し、多様な利害関係者との調整・段取りを円滑に行いながら、「まちが持続的に発展すること」を念頭に仕事に取り組みたいと考えます。

到着後、待合室で待たされる。面接終了後はそのまま解散。

難しい質問でも落ち着いて答えたことが評価されたと思います。また、面接官とかなり距離があったのですが、しっかりと声を張って回答したこともよかったと思います。

相手の年次も高く、緊張感がかなりあった。こちらの回答に深堀という流れで淡々と進んでいく感じの面接だった。

なし

なし

あなたの強みを教えてください。

私の強みは、相手のニーズを見極め柔軟に対処できることです。この力は、学生寮をご案内するアルバイトで発揮されました。業務の中で、地方のお客様は時間が限られているせいか妥協して住居を選択していると感じました。そこで、こだわる条件や許容範囲を絞ることが時間短縮や納得感に繋がると考え、複数の寮の家賃等の特徴が一目でわかるリーフレットを社員の方に提案しました。そして、それを用いお客様の優先する条件を聞き取りながら説明する順序を工夫しました。また、寮で暮らす私の体験談や不便な点もお伝えし、信頼関係の構築に努めました。結果、お客様から感謝頂き最終的な契約に繋げられました。この強みを住民や行政、事業者など幅広い利害関係者との調整が求められる貴機構の業務で活かします。

ジョブローテーションや転勤が多いですが大丈夫ですか。

私自身、特に気にしませんしむしろ歓迎しています。転勤に関しては、全国のまちや団地に関わることで、自身の知見を深め将来のキャリアにもよいと考えいています。またジョブローテーションに関しては、若手の内から幅広い業務を経験することで、多様な面からまちづくりに必要な資質や新たな視点を養うことができるとプラスに捉えております。実際、賃貸住宅部門の職員の方にOB訪問をさせていただいた際も、「都市再生部門を経験したからこそ、まち全体を俯瞰的な視点で見ることができている」と伺い、様々な部門で働くことが自らのキャリア形成にプラスに働くと実感しました。以上の理由から、転勤、ジョブローテーションともに積極的に経験していきたいと考えております。

面接前に待合室で交通費の清算をする。面接後は別室で就職状況などの軽い確認が入る。

最終面接であるため、熱意とともになぜURかをはっきりと話すことが重要だと思います。また、自身のやりたい方向性とURが合致しているのかも説明できれば評価されると思います。

実際に質問をするのが3人でそのほかに3人が横にいる構図です。社員の方が6人もいるので相当緊張しました。

なし

なし

就職活動の軸を教えてください。

「公益的な立場でまちづくりに携われること」を大切に就職活動をしており、地方公務員や公社などを受けています。理由は、まちづくりに対し収益性だけに囚われない形でアプローチしていきたいからです。私自身、ゼミナールで社会的に困難な立場の人を取材してきた経験から、共助の精神が根付く互いが助け合える場をつくりたいと思ったことがきっかけです。また、暮らす人のニーズと収益性の有無は必ずしも一致しないことも多いと実感しました。その点、貴機構であれば、「事業収益に結びつくか否か」という判断軸以外に、「このまちに本当に必要なものは何か」という観点から都市再生・賃貸住宅・災害復興と3つの事業領域で総合的なまちづくりを行えるので、第一志望とさせていただきました。

どんなまちづくりをしたいですか。

「このまちに本質的に必要なものは何か」を常に考えながら、地域や団地の人が主体となれるまちづくりを行いたいと思います。ともに協働しながら、知恵を出し合う形が私の大きな理想です。そして最終的には、貴機構の手を離れた後も住まいや地域全体が持続的に成長し続けるようなまちを実現したいと考えています。他のデベロッパーでは、不動産の開発がメインであり、建物の資産価値を高めることで高い収益性を出していくため、短期的なまちづくりのように感じ、私の目指していくものではありません。その点、貴機構であればで公平・中立な立場から中長期的に事業に関わり、住民や地域主体のまちづくりができると考えているため、第一志望とさせていただきました。