22卒 本選考ES
総合コース
22卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、 あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。 また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。 (字数:200字~)※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念*
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A.
強みとして、挑戦、逆算、執念3つの項目に当てはまると考えている。 まずは、挑戦と逆算の経験である。私は、現在まで、将来のための経験として、継続的に多くのことに挑戦した。まずは、リーダーシップの成長のために多くのことに取り組んだ。中学時代には、自ら先頭に立って学校を動かすため、生徒会長に立候補して当選し、積極的に全校生徒の前でのスピーチや校内行事、環境作りなどに奮闘した。高校時代には、伝統校の部活においてキャプテンを務め、チームを県ベスト4にまで導いた。最後に大学時代には、各々の人間関係が疎遠であった新規サークルの幹部に立候補し、様々な人と細かく信頼関係を築くことで、組織の人間関係と伝統を一から構築することに成功した。次は、執念を発揮した経験である。私は高校時代、卓球部でキャプテンを務め、チームの伝統を守り抜いた。私の高校は公立高校でありながら、県大会で上位の成績を修めることが伝統の高校であった。しかし、私たちの世代に代変わりして初めての試合で、私たちは県大会で1回戦負けをするという悲惨な結果になった。ここで私は、自分がキャプテンとして伝統を崩したことに大きな責任を感じ、敗北の原因を探った。そして課題としては、他校と比べて時間的制約が大きいにも関わらず、練習の質が低いことにあった。そこで私はチームの練習の質を高めるために、2つのことに取り組んだ。1つ目は、練習前に必ず全員に日ごとの目標を発表させることで、全員が目的意識を持って練習に取り組めるようにした。2つ目に、自分が嫌われる勇気を持ってチーム全体の士気を高めるようにした。特に、チーム内で、能力格差ゆえ意見できないような関係においては、自分が臆せず意見を調整するようにした。これらの2つのことに取り組んだ結果、私たちのチームは、最後の大会で伝統校の執念を持って県ベスト4の結果を残し、チームの伝統を守り抜くことができた。 続きを読む
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Q.
2.30年後、世界の人々にもっとも必要とされるテクノロジーやサービスは何でしょう。 その実現のためにソフトバンクでどのような挑戦をしたいですか。(字数:200字~)*
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A.
前提として私は、30年後の2051年の世界では、世界的に人口減少と高齢化の危機が生じると予測する。人口は、現在でもすでに日本を筆頭に、韓国、スペイン、イタリア、そして東欧の多くの国々、25カ国前後の国で人口は減り始めているが、人口減少国の数は2050年までに35カ国を超えると予測される。また、巨大な人口を抱える発展途上国ですら出生率が下がっており、近い将来に人口が減り始めるということも指摘されている。具体的には、中国はあと数年で人口減少、今世紀中頃までにはブラジルとインドネシアも続く。もうすぐ人口が世界最大となる予定のインドでさえ、あと30年ほどで人口の伸びは横ばいとなる可能性が高いと予測されている。また、人口高齢化に関しては、現在から年間1.2%の割合で増加し続け、2050年には世界の60歳以上の人口は3倍の20億人になり、現在の先進国と同じ水準になると予測されている。 この2051年の人口減少、高齢化危機の世界で、最も問題になるのは、国力となる生産力の低下である。 そこで私がこの問題に対して解決の鍵になるのは、やはり技術革新であると考える。というのも、労働者数が減少し、労働時間も増やせないとなれば、生産性向上を可能にするのは技術革新しかないからである。そして重要なのは、2つのテクノロジーの活用方法であると考える。 1つ目は、AI(人工知能)代替による労働者減少の補填である。AIは第3次AIブームとも言われているように、近年大きく注目されるようになったもので、端的にいえば人間の知性を必要とする作業を遂行できるコンピューターシステムの理論と開発である。AIが実際に代替できるタスクの例としては、視覚認識、音声認識、不確実性低下での意思決定と学習などが挙げられる。そのため、資料整理や文字入力、機械類操作などの単純作業において、AIは人間に取って代わってより正確に仕事を行うことができる。 2つ目は、医療技術革新による高齢者の就労促進である。現在ヘルスケア領域でのAI活用は活発化しており、データの収集・分析による個々人に最適な情報の提供や、ツール自体の利便性を向上させ継続的な利用を促すために、AIが利用されている。具体的には、画像認識を組み合わせての早期のがん検出、医療過誤の防止、オンライン診断システムなど、医療従事者の負担を減らすとともに医療の精度を高める様々なシステムを導入することができる。そして、このAIの発達と活用がさらに進めば、人々の健康寿命を大きく増進できるとともに、これから社会として増加してくる高齢者の就労促進につながると私は考える。 これらを踏まえて、私は貴社において、貴社のテクノロジーを世界に積極的に導入し、社会問題を解決していく橋渡しになりたいと考えている。貴社は、「挑戦」と「進化」のDNAをもとに、特に集中して世界最高の膨大なAI研究を行っている。現段階ではAIの採用はまだ初期段階にあり、全体としてそのテクノロジーや個々のビジネスモデル、製品およびサービスにどのような可能性があるかについて学んでいる段階ではあるが、私はこの貴社ならではの強みを生かして、クライアントの課題を柔軟に解決しながら、日本や世界に対して、常に最高水準のソリューションを届けられる業務を主体的にこなしていきたい。 続きを読む