【提案力磨く、挑戦の証】【18卒】三井住友銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.1924（上智大学/女性）（2018/2/6公開）

周りのサークルの先輩が、ほぼ皆銀行に就職していたので、どんな仕事をしているのかが単純に気になったのがきっかけです。あとはすごく厳しいインターンだと聞いていたのと、周りにも出している人がたくさんいたので応募しました。

去年同じインターンに参加した人にESを見てもらいました。また面接までのフロー、面接で聴かれたことはあらかじめ聞いておき準備しました。

企業に対して役に立つ提案をせよ

前半にやったこと

朝から晩までグループワーク。一つのチームにつきある1つの企業が与えられ、その企業に対しての提案を考えます。前半は企業の財務諸表の読み方を学んだり、神戸から大阪に行き、担当者に企業体質に関するヒアリングも行いました。

後半にやったこと

引き続きグループワーク。主に施策をメインに考えました。最終日はほとんど寝れませんでした（笑）メンターの人も夜通しグループワークに付き合ってもらい、施策を詰めました。最後は支店長の前で発表し、優勝グループを決めました。

大阪支店の支店長

なし

最終日に班員、社員の人から長所や短所のフィードバックをもらったことです。客観的に自分がどういう人かを知ることができて良かったです。また議論に煮詰まった時、社員さんに相手のことを考えるべきというフィードバックを受けたことは印象的でした。

5日間神戸に泊まり込みだったことです。慣れない土地でずっとスーツでグループワークというのは、精神的にも少しきつかったです。最終日に会社からオロナミンCがプレゼントされたのは、ブラックさを感じました（笑）また中だるみがあり、議論が進まなかったのもきつかったです。

周りの学生が優秀だったことです。経歴も性格も違う彼らと5日間議論できた経験は、自分にとってプラスでした。もっと就活がんばろうと思ったし、世の中には賢い人がたくさんいることを思い知りました。また銀行の業務を知れたこともよかったです。また一方で銀行でたいせつなことは提案ではなく、その先の融資など、お金の動きだということも改めて認識しました。

会計の勉強をしておけば、企業の財務体質など、現状分析に活かせるのではないかと感じました。それ以外特に事前知識は必要ありませんでした。

5日間おこなった、「企業に提案する」という業務は、銀行業務において一番大切なことではないと、後からコンサルのインターンにいって知ったためです。銀行で大切なのは融資をしてもらうこと。行員によって差が出る部分ではあるが、利益が出る場所ではないと人事の方からも聞いたためです。もっと実務に近い仕事もしてみたかったです。

担当の行員の方もインターンに参加しており、同期はかなり内定が出たと聞きましたし、噂でも聞いていたので直観的にそうかなと感じました。実際インターンに参加していない人よりも、多く行員の方に会う機会がありましたし、担当の行員の方もインターンが終わってから時折連絡をくださったり、かなり気にしてもらっていました。

銀行の業務のおもしろさを知りました。様々な企業に提案し、経営すらも一緒に考えることができるという規模の大きさ、影響力の大きさには魅力を感じました。一方で業務内容が目に見えないこと、実際の業務と体験した業務には乖離があるのかなとも感じ、学生に見えない部分の仕事がわかりませんでした。

インターンに参加した人は、そのあと担当の行員から時折連絡が来ました。ESを出した後にも連絡をもらい、近くのカフェでやりたい業務や他社の選考状況なども聞かれました。

志望業界は決めていませんでした。ただサークルの先輩が金融の方が多かったので、金融はどうなんだろうくらいに思ってインターンに参加していました。実際インターンに参加していた同期も似たような考えの人が多かったと思います。SMBCに関して言えば、本選考に有利だと聞いていたので、金融の内定を一つ持っていれば気が楽かなと思ったのも本音のところです。

金融を第一志望にするのはやめようかなと思ってしまいました。個人的に、仕事が目に見えないことになんとなく違和感を感じたからです。冬以降のインターンや本選考では、金融も受けつつメーカーなど、商材が明確に見えている業界、企業を中心に受けていました。一方で金融の人気度も再認識したため、説明会などには足を運んでいました。