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【18卒】トラスコ中山の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3616 (2017/12/13公開)

トラスコ中山株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2018卒トラスコ中山株式会社のレポート

公開日:2017年12月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 大阪大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • ミネベアミツミ

選考フロー

企業研究

まず始めて参加したセミナーが就職活動解禁前2月の学内セミナーです。人事の方が4人で全国を飛び回って説明会をされているようなので、なかなかチャンスは少ないかもしれませんが、もしご自身の学校で説明会があるようなら、是非積極的に参加してみてください。その他、先輩座談会、工場見学会などこまめにイベントがあるので、志望度が高いなら是非こうしたイベントにも積極的に参加してみてください。「説明会に来てくれさえしたら、絶対いい会社だって伝えられるのになかなか就活生の知名度が上がらない」と言っておられたので、イベントに参加する、人事の方に積極的に質問に行くなど主体性を見せればチャンスは大きく広がると思います。特に社員座談会は個人情報以外は何でも答えますというスタンスで若手、中堅、店長クラス、人事の方に約30分間自由に質問できるという場だったので参加必須です。正直この社員座談会に参加するだけで実質4人のOB訪問をこなしたくらいの価値があります。(ですので、この企業に関してはイベントに参加さえすれば特にOB訪問は必要ないかと思います)

志望動機

私には文系という立場から日本のものづくりを支えられる仕事をしたいという思いがあります。全国にはたくさんのものづくりを支える企業がありますが、その中でもトラスコ中山はただ建前としてではなく、本気で日本のものづくりを支えるためにほかの企業にはない独自の施策に取り組んでおり、そうした本気の姿勢に惹かれて志望いたしました。例えば印象的なのが、在庫回転率ではなく、在庫ヒット率、つまりお客様からの多様な注文に対してどれだけの確率で在庫を保持しているかというトラスコ中山独自の物流戦略が挙げられます。企業の視点から見れば大量の在庫を抱えることは資金繰りの悪化につながるという点から大きなリスクがあります。しかしトラスコ中山は「今すぐにこの部品がほしい」というお客様の思いに答えるために敢えて在庫を大量にもつという戦略をとり、しかも同時に企業として利益を上げられるように小ロットの注文でも利益が出る物流システムを洗練させています。そうしたお客様のお役にたつことで利益をあげるという企業の理想を現実の制約を乗り越えて本気で形にしようとするトラスコ中山の姿勢に惹かれて志望いたしました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年04月

1次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生4 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
人事
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

面接の最後にその日の面接で見ていたことを全員に話してくださいました。この面接でのポイントは「継続的問題解決力」とのことでした。エピソードの具体性が大切だと人事の方がおっしゃっていました。

面接の雰囲気

非常に和やかな雰囲気です。「途中で言葉に詰まったり、分からなくなったら最初から初めてもいいですからね」と学生が普段の自分を出せるように気遣ってくださいました。

1次面接で聞かれた質問と回答

海外旅行が好きということですが、その魅力を教えてください。

自分で考えて自分で決めるという経験を多く積める点です。例えばどの国のどの地域に行きたいのか、航空券はどの経路を選択するのがベストかなど旅行の計画段階でも決めるべき点が多くありますし、現地に着けば土地勘が全くない中で空港から市内へはどの交通手段でアクセスするのがベストか、ホテルはどこにあるのかなど自分であれこれ動き回って目的地にたどり着くことを求められます。また新興国では市場やタクシー等で観光客向けに値段をふっかけってきたりするので、自分の頭で考えて、言語がお互い違いながらも頑張って交渉をし、お互いが納得いく着地点を見つけるという日本ではなかなかできない経験ができることも海外旅行の魅力だと考えています。

これまでで1番困難だったことを教えてください

(事前にESのようなものを書いて当日に提出するのですが、その内容に沿って質問が行われました)集団指導塾のアルバイトで一部の生徒たちが自分の授業が分からないと塾長に直訴する事態になったときです。自分自身、高校生の頃から人に教えることが好きでその分、主要参考書はすべて読み切って一番わかりやすいと思える講義ノートを作成し、上司の授業も何度も研究して良い点を授業に取り入れるなど人一倍、授業内容に対してはこだわりをもっています。しかし、実際には生徒の目線に合わせて初めていい授業になるのだということをその時痛感させられました。その後はまず生徒の声を聞かなければ何も始まらないと考え、毎回生徒に対して授業アンケートをとりました。そして毎回授業の中でアンケートの内容をとりあげ、「次からはこのようにしていきます」など一人一人の声に丁寧に答えることを繰り返すうちに徐々にアンケートにも好意的な声が増えていきました。とにかくエピソードの具体性が大切と説明会で聞いていたので、自分の強みが一番伝わるようなエピソードを自己分析等で用意して臨みました。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生4 面接官4
面接時間
60分
面接官の肩書
役員クラス2名 人事2名
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

最終面接の面接官は役員クラスの方2名で人事の方は司会進行という形式でした。
役員の方もまだ就活生という身分の自分たち1人1人に名刺を渡して自己紹介をしてくださいました。ここまで来れば、最後は熱意だと思います。多少拙くとも一生懸命話すのが1番です。

面接の雰囲気

人事の方だけでなく、役員の方も人間的に魅力のある素晴らしい方でした。学生が緊張しないように冗談を言って場を和ませてくださいました。

最終面接で聞かれた質問と回答

最近気になっているニュースを1分で説明してください。

(2次面接通過後に次の面接内容を教えてもらえるので、その場でひねり出すことを求められるわけではありません。その点は準備をして臨めるので安心かと思います。ただ他の人と被った場合に備えてニュースは2つ準備してくださいと言われました。またニュースの要約よりも皆さんの考えを伝えることを重視してくださいとのことでした)

最近気になっているニュースは大学の学費無償化の問題です。自分自身、奨学金を借りて大学に行かせて頂いているので関心があります。しかし、安易に無償化すればよいという考えには違和感を覚えます。全面無償化は単純に現在の日本の財政状況を考えて現実的ではないのに加えて、問題の根っこを捉えきっていないように思うからです。1番の問題は大学に行きたいという意欲があるにも関わらず、財政的問題を含めて断念せざるをえない、あるいは卒業後一生懸命働いているにもかかわらず、奨学金という名前の学資ローンを返せずに困っている若い世代が多く存在する点だと思います。この点から優先すべきは所得格差等を無視した安易な無償化よりもむしろ、そうした現状困っている若い世代が財政的不安を抱えずに大学を卒業できるために給付型奨学金を大幅に拡充することであると考えます。(実際にはこんなにすらすらと話せませんでしたが、およそこのようなことを準備して臨みました)

弊社を志望した動機を選ぶ欄で経営者にチェックが入っていますが、この点を具体的に教えてください。

(筆記試験時にトラスコ中山を志望する理由を選択形式でチェックする設問があったのですが、その部分に関する質問です)

すごく単純な理由なのですが、社長がかっこいいと思ったからです。社長が掲げられている「人の役に立ててこそ事業であり、企業である」という理念を現実にするために様々な施策を打ち出されている点に魅力を感じています。例えば在庫回転率ではなく、リスクのある在庫ヒット率を重視して物流センターを全国に拡大させているのは、もちろん企業としての独自路線を打ち出すという意図もあるとは思いますが、お客様の「この部品がほしい」という声に答える仕組みを全国的に整備することで日本のものづくりに貢献するためでもあると思います。そうした社長の思いに惹かれて御社を志望いたしました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

納得いくまで就活はさせてくれると思います。内定後一度人事の方と今後についてお話しする機会があります。最終面接でもありがちな「うちは第一志望ですか」のようなプレッシャーのかかる質問はありませんでした。自分は最終的にお断りする形になってしまいましたが、学生も企業を選ぶ立場にあると言ってくださったのが印象的でした。

内定に必要なことは何だと思いますか?

イベント(社員座談会、部長セミナー、物流センター見学など)がたくさんあるので、積極的に参加してください。自分の言葉で語れるネタをつくるのに役立つと思います。元就活生の意見なので多少偏っている面はあると思いますが、選考全体を通して就活生思いの良い企業だと感じました。人とかかわるのが好きという方であれば、多少志望業界とは違っても説明会や選考に参加してみてほしいです。人事の方も社員座談会で出会った社員の方も住所などの個人情報以外どんな質問でも答えますというスタンスなので、選考に関すること、仕事に関する突っこんだ質問など何でも聞いてみるといいと思います。 

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

拙くても自分の言葉で語れるかどうかだと思います。別の所でも書いた内容ですが、「エピソードの具体性が大切だ」と人事の方が言っておられました。面接も僕のときはあまり突飛な質問はなく、エントリーシートの内容を深堀りして1人1人の適性を見ていたように思います。派手なものでなくて良いので、自分の強みが具体的に伝わる鉄板エピソードを用意して臨むと力を発揮できると思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

面接中は自分のことでいっぱいになるのではなく、他の就活生の話にも耳を傾けましょう。他の人の話を聞いているのかも見ていると人事の方が仰っていました。また第一次から最終面接まですべて集団面接ですが、この点に関しても人事の方は「時間的な制約も理由にはあるが、集団面接じゃないと見れないことをみたい」と言っておられました(自分の持ち時間を気にできるかなど)

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トラスコ中山の 会社情報

基本データ
会社名 トラスコ中山株式会社
フリガナ トラスコナカヤマ
設立日 1964年3月
資本金 50億2200万円
従業員数 1,576人
売上高 2464億5300万円
決算月 12月
代表者 中山 哲也
本社所在地 〒105-0004 東京都港区新橋4丁目28番1号
平均年齢 39.6歳
平均給与 615万円
電話番号 03-3433-9830
URL https://www.trusco.co.jp/
NOKIZAL ID: 1132556

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