【旅×マネ×WIN-WIN】【21卒】ＪＴＢの夏インターン体験記（文系/広告・マネジメントコース）No.8874（法政大学/女性）（2020/6/5公開）

旅行業界やブライダル業界に興味があり、その中でも手広く事業を展開していること、また大手企業であったことから参加を決めた。様々なコースがあったが、マネジメントに少しながら興味があり、それも体験できるインターンシップということでエントリーした。

特に選考はなかったので、旅行業界の業界研究やJTBというのがどんな会社なのかの企業研究をしてからインターンシップに臨んだ。

付き合いのある電機メーカーからチェキの販売促進について依頼された。JTBならではのやりかたで、WIN-WINになるような販売促進事業を提案せよ。

1日目にやったこと

会社・グループ企業の紹介とチームでの自己紹介の時間があり、その後テーマ発表がなされ、3時間程度のグループワークと発表、結果発表とフィードバックの時間がとられ、解散。

人事部社員と人事部長

なし

なぜそのターゲットにそのアイディアなのか？本当に求められている・魅力的な提案なのかを逐一振り返るようにアドバイスを受けた。先入観の排除が思いのほか難しいのだなと感じた。

グループの人数が6人と少し多めであり、皆で意見をすり合わせるのに時間がかかった。また、議論の時間が3時間ほどと短く、その中で結論までもっていくのは大変だった。また、マネジメントコースということであまりテーマとしては旅行に関することではなく残念だった。

大企業ならではの、付き合いのある会社と実際にそのサービスを利用する顧客の二つがともにクライアントであるときに全ての方向にWIN－WINでないと売れないという条件下でのアイディア出しや議論ができたこと。実際に社会では一方向にのみ商売することはほぼ考えられないと思うので。

マネジメントについて詳しく学ぶのみでなく、JTBの過去のマネジメント事例についても調べれば出てきただろうから、準備できていなかったことは否めない。

今回のJTBでのインターンシップは1日だけであったこともあり、あまり実際の業務に近いことではなかったような気がする。グループワーク付きの会社説明会といった方が近く、入社したら、に意識が向けやすいものではなかったことが理由。むしろどちらかというとグループ会社を知ってもらいたいという狙いを感じた。

今回のインターンシップは会社紹介やグループ会社の紹介がメインだった印象であり、あまり評価等に直結していないようだった。グループワークの発表で1位を取るなど多少の評価はされたが、会社が求める人材等が読みにくく、内定が出ると言い切れる根拠はなかった。

会社紹介がメインのように感じられ、あまりこの会社で働きたいと強く思うようになる出来事はなかった。直接旅行に携わりたいならば子会社や別の会社の方が深く携われるのではないかと思うようになり、志望度が上がることはなかった。しかし、マイナスイメージもつかなかったので志望度が大きく下がることもなかった。

私はエントリーしなかったが、インターンシップ参加者のみの5日間インターンシップの案内があったりもしたことから、そのまま参加を続けていれば採用に近づくのではないかと感じた。

もともと旅行が好きだったことや、結婚式場でのアルバイト経験から旅行業界やブライダル業界を志望し、それらの業界の企業をメインに志望していた。JTBのほかに星野リゾートや日本旅行なども検討し、手広い事業展開をしているところを考え、業界研究や企業研究を進めていた。ブライダル業界ではテイクアンドギブニーズやワタベウェディングなど大手を検討していた。

手広い事業展開が魅力と考えていたが、実際にマネジメント業務の一端を体験してみると、必ずしも旅行に関係のある仕事ができるとは限らないということに思い至り、むしろ小さめの会社の方がやりたいことができるのではないかと思うようになった。また、旅行はあくまでも趣味にしておく方が自分にとっていいのではないかと考えるようになった。