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【未知の可能性を探る】【19卒】三菱総合研究所の夏インターン体験記(理系/研究員)No.1930(東京大学大学院/男性)(2018/2/6公開)

株式会社三菱総合研究所のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。

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2019卒 三菱総合研究所のレポート

公開日:2018年2月6日

インターン概要

卒業年度
  • 2019卒
実施年月
  • 2017年9月
コース
  • 研究員
期間
  • 9日

投稿者

大学
  • 東京大学大学院
参加先
内定先
  • 未登録
入社予定
  • 未登録

インターンシップ参加前

このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。

シンクタンク業界はもともと興味のある業界の一つだったため,一番知名度がある (その時点では唯一知っていた) 三菱総研に申込した。大学同期でアルバイトをしている友人が多くいたり,彼らも志望していたので候補の一つだった。

このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。

One Careerなどのサイトを用いて選考に必要な情報の収集を行った。インターンの選考はこの会社が初めてだったので,ESは結論ファーストなどで書くなどの内容を頭に入れた。また論文選考があることも事前に知っていたが課題等はわからなかったので,ニュースの内容を意識するくらいだった。

選考フロー

エントリーシート → 独自の選考 → 最終面接

エントリーシート 通過

実施時期
2017年06月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

独自の選考 通過

実施時期
2017年06月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

選考形式

論文選考

選考の具体的な内容

インターネット上での論文選考。選考課題の確認・回答は2時間に限られ,その時間内に2000字以内にWebで提出する。選考課題はエネルギー,地方創生等のテーマの中から任意のものを1つ選び,その中で今後10年を見据えた課題の論点と意見を記述する。シンクタンク研究員に必要な論述力,論理性,思考の切り口,制限時間の使い方の管理等が求められる。

最終面接 通過

実施時期
2017年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
受入れ部署の研究員

通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

論文選考合格時に事前にインターンの受入テーマが既に紹介されているので,この面接はあくまでその適性ややる気を見るようなマッチング程度であったように感じる。

面接で聞かれた質問と回答

どうしてシンクタンクのインターンシップに興味を持ったのか?

人間の生活を支える街づくりやインフラに興味があり大学の選択したが,大学の研究は必ずしも社会に接続するものとは限らなかった。シンクタンクがどのように社会に還元しているのか想像が難しいが,それでも社会の潮流を捉え根本課題を解決できる環境と考えている。インターンを通じ,シンクタンクがどのような仕事を行っているのか,その中で研究員はどのような働き方が期待されるのかを理解したい。

インターンでの受入テーマについて理解しているか? そのテーマの中でどのような問題に関心があるか? (論文選考合格時に事前にインターンの受入テーマのみ紹介されている)

私のインターンの受入テーマは卒論のテーマと同じインフラの維持管理政策に関するものであったので,予備知識については大まかに把握している。維持管理にあたって,民間資本の導入や効率化などが検討されていることは大学の講義で把握しているものの,実際にマネジメントが行われている現場の状況や,最新事例については必ずしも把握しておらず,このインターンを通じて理解を深められればと考えている。

逆質問の時間

  • はい
  • いいえ

インターンシップの形式と概要

開催場所
本社 (溜池山王)
参加人数
10人
参加学生の大学
参加学生は初日の顔合わせの数時間しか一緒にいなかったので,大学名までは把握していない。学部卒と修士卒がおよそ半々,博士卒も1人いた。
参加学生の特徴
やはりシンクタンク・コンサルタントを中心に見ている学生が多かった。大学の研究と同様の内容ができると期待して参加した学生もいた。
報酬
なし

インターンシップの内容

テーマ・課題

インフラ維持管理のアセットマネジメントに関しての既往事例の整理。建築の維持管理に用いられるファシリティマネジメントをインフラ維持管理に応用する可能性に関して検討

1週目にやったこと

1日目は同クールの学生での顔合わせ,人事部からの企業紹介に続き,「現在シンクタンクが生き残るためにはどのような戦略が必要か」について簡単なグループディスカッションを行った。そこから部署ごとに分かれ (各部署1人ずつ),課題説明の後個人課題が始まった。

2週目にやったこと

最終日の発表までは1人でデスクに向かって課題を行った。適宜参考となる本やWEBサイトの紹介があった。メンターは多忙のため,ミーティングは2日に1回程度であった。途中学会を紹介してもらい,そこへの参加も行った。昼食は社員と共に取ることが多かった。最終発表は大学での研究と課題への回答について,30分程度プレゼン,30分程度質疑。その後飲み会。

発表会はありましたか?

  • はい
  • いいえ

審査員の肩書き

受入部署の社員 (4, 5名)

優勝特典

なし

インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?

あまりメンターから取組みに対するフィードバックは多くなかった (本人が多忙そうだったので)。ただ,調査した事例は三菱総研でかつて取り組んだプロジェクトからであったので,そうした事例への理解を深める補足やエピソードは貴重であった。

苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?

課題への理解や調査を深めるため,多くの情報を本やWEB,講演等から得て整理することが苦労する点であった。メンターから多くの本 (6, 7冊程度になった) 等をサジェストされ,それを自分で噛み砕き,発表するところまで自力で行わなければならないことがややプレッシャーであった。

インターンシップを終えて

インターンシップで学んだこと

シンクタンクというと研究者のイメージが強かったが,社員との会話等を通じてイメージが変化し,むしろ顧客となる官公庁等からの依頼に基づいて調査し,それを介して社会貢献するという点を理解できた。また,「顧客のシェア・利益を追求する」というコンサルタントとやや異なり,あくまで公共性,社会的意義の高い課題に向き合う必要性も明らかになった。

参加前に準備しておくべきだったこと

調査やプレゼンのレクチャー等はほとんどなかったため,筋の良い手法等を予め把握しておく必要があった。大量の資料の整理法等も意識的に考えていればインターン中の理解も深まったと思う。

参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?

  • はい
  • いいえ

インターン生のデスクは実際の社員の席であったため,普段社員がどの程度個人ワークし,ミーティングし,客先に外出するのか等を客観的に判断できた。毎日の昼食は年次の若い社員から中途入社の社員までいたので多くの側面からキャリアパスを把握でき,別事業本部の社員との面談を要望し,インターン期間中に話を伺えたので,他事業本部も含めてこの会社への理解が深まった。

本選考で内定が出ると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

インターンの成果「だけ」を頼りに内定を得るのは難しかっただろう。後のインターン振返りの口調から,人事はインターンの成果物自体にはそこまで深く関与・評価しようとしていないように思う。選考フローではインターンで問われる能力より,何がこの業界・会社の強みなのか,自分の性格とどのようにマッチするのかという一般的な企業理解・自己理解が求められていると感じた。

この企業に対する志望度は上がりましたか?

  • はい
  • いいえ

コンサルタントのようにプロジェクトベースで仕事をこなしながら,その中で自分の専門性を確立してゆくという研究員独自のキャリア,また利益だけでなく社会変革を見据えて調査提案を行うこと,事例によっては事業本部を跨いだチームを組む点を興味深く感じたため。

この企業を本選考でも受験予定ですか?

  • はい
  • いいえ

インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

インターンシップ後の振返り会,キャリア相談会は実質選考の1プロセスであった。3月の本選考からかなり早く面接が進み,人事がメンター張りに繋がるのでかなりインターンへの参加は重要であったと思う。

参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい

インターン内容に関して人事は関与していないため,9月頃「インターンの振返りを行いたい」との名目で人事と面談がある。その後,人数が少しずつ限定されながら「キャリア相談会」なる面談を月1程度のペースで進行し,このフローからで (本選考に進む前に) 内々定も出ている。

参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい

1つには都市計画やインフラの上流部分を担いたい,という思いを持っており,それを実現できるような官公庁,シンクタンク・コンサルタント,博士課程への進学,鉄道・不動産等の企画部門への就職を検討していた。このインターン前に経営コンサル (beBit) のインターンも行っていたが,コンサルタントとシンクタンクの違いはあまり判然としていなかった。

このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?

同じ「プロジェクトの上流を担うシンクタンク・コンサルタント」でも,シンクタンクは業界知識,社会変革,大胆な将来認識等が重要であること,コンサルタントは論理的妥当性や説得力,顧客との伴走等を重んじることなどの違いを理解し,より自分自身がシンクタンク寄りの思考を好むことを確認した。また,従来公務員を選択肢の一つにしていたが,シンクタンクの顧客として官公庁を見ることで,視点の柔軟性や根本的解決などの不十分性から公務員を選択肢から外した。

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26卒 | 非公開 | 非公開
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また、三菱総研の子会社であることから、体制もしっかりしており、良い経験が...続きを読む(全142文字)
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公開日:2024年8月21日
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三菱総合研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社三菱総合研究所
フリガナ ミツビシソウゴウケンキュウショ
設立日 1970年5月
資本金 63億3600万円
従業員数 4,583人
売上高 1221億2600万円
決算月 9月
代表者 籔田健二
本社所在地 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番3号
平均年齢 41.7歳
平均給与 1103万円
電話番号 03-5157-2111
URL https://www.mri.co.jp/
NOKIZAL ID: 1130923

三菱総合研究所の 選考対策

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