【革新的アイデアが光る】【17卒】三菱総合研究所の冬インターン体験記（企業経営部門）No.248（一橋大学/男性）（2017/12/14公開）

シンクタンクの民間担当部門といっても、経営コンサルファームとは異なる点が存在するのではないか、と考えたため。また、参加する学生層が優秀であると先輩から伺い、ぜひ交流をしたいと考えたため。

ESでかなりの人数が切られるという情報を得ていたため、人事部のインタビュー記事やホームページを通じて求める人物像を中心に調べた。

ある大手私鉄のIoTデータの活用による新規事業を立案せよ。

前半にやったこと

初日に5日間取り組むお題が発表され、初日は顔合わせとアイスブレイクで半日を使い、以降はひたすらグループワークを行った。3日目に中間発表の場が設けられていたため、これにむけた準備が作業の大半であった。

後半にやったこと

中間発表でのフィードバックを基に、部門長クラスが10名程が出席されると宣告された最終発表に向けた準備をしていた。打ち手の評価フェーズがやや薄かったものの概ね完成された発表になったと感じた。

各部門のトップ

なし

打ち手の評価をしなかった案が最も学生らしく、我々の発想には無いものだった。この発表資料を題材となった私鉄との接触機会に持って行っていいか？」と評価されたこと。

中間発表以降時間が無くなっていくにつれて、チーム内の人間で他人を攻撃する者が現れたことで、議論の進捗度が悪くなったこと。シーズベースの議論が進まず、社員の方々が実際にアドバイスしてくださるのも1日に1時間ほどであったため、班内での知恵がほとんど全てであったように感じた。

ニーズとシーズの両側面からのアプローチを欠かすな。時間軸で物事を思考することでシナリオが複数提示できることを忘れるな。CVT分析を活用し、誰にどのような技術でどのようなバリューを提供したいのか整理しろ。

三菱総合研究所の武器であるデータ活用に関する事例やデータ活用に際して必要な言語スキル等を予習すると、社員の方々への質問の質が高まるのではないかと感じた。

インターンシップ期間中、ほとんどの社員の方々は通常業務に従事され、半ば放置のような状態で5日間を過ごし、社員の方々の働きぶりを間近で観察することができなかったから。

周囲が理系の院生ばかりであり、数年前まで修士以上を応募資格としていた三菱総合研究所には今なおこのような傾向は残っていると感じられ、文系学部出身でITスキルもあまりない自分が同社に求められる人材であると自覚することはできなかった。

志望度が下がった理由として、以下の2点が挙げられます。1点目は社員の方々のドライさを感じたことです。2点目は上昇志向がそれほど強くなく、現状の延長線上で生きていこうとする姿勢が随所で感じられたことです。

早期選考に呼ばれた。名目上はキャリア相談であったが、人事部の方々や事業部門の方々と次々にお会いする機会を頂戴したから。

投資銀行やシンクタンク。前者は野村證券やSMBC日興証券等を、後者は野村総合研究所や三菱総合研究所を見ていた。企業経営に関して企業の外側からアプローチしたいと考えていたため。

シンクタンクと言われる業界内に存在する企業でも民間企業、特に金融機関に強い野村総合研究所や国や地方公共団体に強い三菱総合研究所、SMFGの金融サービスを事業の中心としている日本総合研究所など様々な毛色が各社には存在し、個別企業を1つずつ丁寧に研究していくことの重要性を再認識できた。