18卒 インターンES
コンサルティング
18卒 | 早稲田大学 | 女性
- Q. コンサルタントをはじめとする知識労働者は、将来的に人工知能で代替可能か否か、について意見を述べよ(600字以内)
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A.
機械的かつ知識で解決出来る業務もあるが、人と密接に関わる職業である医師は、とりわけ個人の柔軟な考え方や人間特有の温もりなど人工知能には代替え不可能である部分も大きいと考えた。代替え可能な業務とは、ある病気に対しどの薬を処方すべきかの判断や、患者の話をカルテに起こすことなどである。また、手順の決まっている手術であればミスなく行うことが可能だ。しかし、代替え不可能な業務とは、温もりが必要なもの、相手にあわせた対応やクリエイティビティが求められるものである。例えば、不安で怯えている患者さんの手を取り、”大丈夫ですよ”と手の温もりを通し伝えること。または、注射を怖がっている子供の痛みに対する先入観を察知し、痛みが少ないよう工夫することなどである。 更に代替えされにくくする為、より既存の治療や薬のみに頼らない治療の促進が必要である。医者の役割は、必ずしも適切な薬を適切な量与え、適切な治療を勧めるのみではなく、あくまでも、患者との信頼関係において、何がベストかを考えることである。例えば、多くの病は身体的要因と心理的要因が密に絡んでいるため、思い込みにより症状が悪化している場合がある。そういう際には、プラセボ効果を利用した治療をする。または、今までに前例のない治療のオプションを医者自身のクリエイティビティを利用して提案すること。正しい治療ではなく、一番良いオプションを柔軟に考えていくべきである。 続きを読む