18卒 本選考ES
技術系
18卒 | 山形大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
印刷技術を用いた有機ELの研究を行っています。有機ELは、「省エネルギー」「面発光」などの従来の光源に無い優れた 特徴が有ります。有機ELを照明に用いる場合、高輝度発光と駆動寿命を両立する必要があります。それらを達成するため にタンデム型有機EL素子が開発されました。現在、有機EL照明の製品化は蒸着法が主流ですが、生産性や製造コストの点 で優れる印刷法での製品化が望まれています。しかし、塗布型有機EL素子は蒸着型に比べ低効率・低耐久です。そこで私 は材料とデバイスの両方から高効率化・長寿命化を行っています。 続きを読む
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Q.
自己 PR
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A.
私はあらゆる場面においてアイデアを提案することが得意な人間です。実現可能であるか は考えず、新しい発想や解決案を考えることが好きで、日常生活で思い付いたことは必ず メモするよう心掛けています。私がアルバイトで勤務しているレストランは、ご年配の方 や地元の学生、観光客など様々なお客様が来店されます。私はホールスタッフをしている ため、お客様との何気ない会話や食事の様子からお客様の要求や意見に直接触れる機会が 多くあります。私はアルバイトという立場ではありますが、様々なお客様のニーズに応じ た新商品や新たなサービスを考え、積極的に社員の方に持ち込み、実現可能かをディス カッションするよう努めています。その結果、自身の考案したメニューが採用されるな ど、お店の売り上げにも貢献できただけでなく、自身のアイデアを外に発信し、実現させ られるよう行動し実現させることの重要性や喜びを学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が最も力を注いだことは、大学での研究です。私は塗布型有機EL素子の高効率・長寿命 化の研究をしています。現在、有機ELの製造法は高コストな蒸着型が主流ですが、低コス トな印刷技術を用いた塗布法への転換が望まれています。塗布型有機EL素子の高性能化の ためには、構成材料の有機溶剤への溶解性、電気特性、材料自体の安定性といった複数の 条件を満たす必要があります。このように常に複数の条件に直面しているため、研究で行 き詰まることは日常茶飯事です。1人の力では先へと進めない時には周りの先生方や他研 究室の方々に積極的に意見を求め、議論を繰り返しながら目標を達成するために試行錯誤 しました。その結果、報告例の無い新技術の確立に成功する事ができました。この研究活 動を通じ、主体的に周りの人たちから意見を取り入れ、自身もまた一生懸命努力し続ける 姿勢が大切であると感じました。 続きを読む
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Q.
ADEKAを志望された理由を教えてください。あなたが会社選びにおいて重視している点と併せてご記入ください。
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A.
私は企業を選ぶ際に2つの点を重要視しています。1つ目は、中間素材を扱っている化学メーカーであるという点です。こ の理由は、化学製品は他の業界にも数多く使われており、従来に無い新たな製品や価値を生み出した場合に幅広い分野に貢 献可能なためです。2つ目は、これまでに私が研究を行ってきたエレクトロニクスの知識や技能を活かした研究が出来るか どうかという点です。エレクトロニクスの研究で得られた高分子の電気特性や半導体の知識を用いたモノづくりによって世 界中の人々の生活を豊かにしたいと考えています。貴社は「化学品」と「食品」の2つの事業を中核に世界に向け展開して おり、世界の産業も意識しながら幅広い分野で活躍できる環境が整っている点に大変魅力を感じました。また情報・電子の 化学製品が多く、自身の専門性を活かせると考え、貴社を志望しました。 続きを読む
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Q.
現在あなたが所属している学科(専攻)を選んだ理由と、そこで学んだことをどのように当社で生かしていきたいか教えてください。
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A.
私は高校時代から世界最先端の研究をしたいと考えていました。震災の影響もあり、特に環境・エネルギー分野に関心を 持っていたため、有機エレクトロニクスの分野で世界最先端の研究を行っている山形大学大学院院の有機材料システム研究 科を志望しました。私はこれまで炭素材料や高分子材料、有機-無機の複合材料を用いた電子デバイスの開発を通じ、学問 の垣根を越えた分野融合的なアプローチから研究を行ってきました。獲得した技能としては、真空型蒸着装置、示差走査熱 量測定、紫外可視吸光スペクトル、赤外分光法、原子間力顕微鏡、薄膜形成技術、フォトリソグラフィーなどがあります。 材料物性の分析技術や電極の作製で培われたエレクトロニクスの知識を自身のバックグラウンドとし、貴社での情報・電子 化学品や液晶ディスプレイの事業で製品の高性能化に尽力したいと考えています。 続きを読む
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Q.
当社の二つの経営理念のうち、より共感するものはどちらですか。また、あなたはそれについてどのように貢献したいと考えていますか。【ADEKA経営理念】[1]新しい潮流の変化に 鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す[2]世界とともに生きる。
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A.
私は、[1]の新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す。という経営理念に非常に共感を覚え ました。近年、社会のニーズは多様化且つ複雑化してきており、技術の移り変わりも早くなってきていきます。故に企業は それに応えていくために継続的に製品や技術を改善していく必要があると私は考えています。これを実現するためには、 「情報収集」と「高い技術力」の2点が重要であると考えています。情報収集を行うことで隠れたニーズを見出し、それに 応えるための研究開発を積極的に推進することが技術力向上と企業の成長を促進し、その先にある社会への貢献に繋がると 考えています。私は貴社で専門性の異なる人と関わり合いながら、お客様の声に耳を傾け、あらゆる分野のニーズに対し、 今後のADEKAを引っ張っていけるような独自の製品・技術の開発に貢献したいです。 続きを読む