1次面接
【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事/人事【面接の雰囲気】私服ということもあり、和やかな雰囲気で始まった。好きなゲームの話など、雑談を交えて話しながらリラックスした学生の本音を引き出しているようだった。【学生時代に力を入れたゼミ活動はなんですか】幼い頃から日常では経験できないことを経験させてくれるテレビゲームが大好きだった。中でも、プレイステーションシリーズの没入感に惹かれていた。某ファミリーゲーム機のように、私が一番力を入れたゼミはJリーグ観戦者の調査です。私が所属する研究室では、Jリーグと共同で、観戦者の消費行動の研究を行っています。この研究は、量的データを用いた研究手法を取っているため、定量的データが必要となります。そのためJ1・J2全クラブのホームゲームに足を運びデータを取得しましたが、その過程で大変だったポイントが2つありました。 1つ目に、調査員の確保です。1時間半の調査時間で400枚の調査票を配らなければならないため、毎回約20人の調査員を必要としていました。研究室内で確保できない時は、他の研究室の学生に調査に来てもらうように頼み込み、人員を確保しました。 2つ目に、距離の問題です。調査によっては、朝早くに大学を出発し名古屋で調査を行い深夜に帰宅する過酷な調査もありました。移動のつらさを軽減するため、調査先で名産を食べる楽しみを作りました。 これらの努力の結果、質の高いデータの取得に成功しJリーグから毎年共同研究をお願いされています。そのデータを自分の修士論文にも活用できるため、普通ではできない規模の大きな研究を行わせて頂いています。【学生時代に頑張り、成果を出したことはなんですか。】私が学生時代に頑張り、成果を出したことは、部活動での経験である。大学3年の全日本インカレ。陸上競技のスポーツ推薦で大学へ入学したにも関わらず、スタンドから観戦している自分に憤りを感じた。私は「全国大会の舞台に再び立ち入賞する」という目標を立て、来年へ向けて分析を始めた。まず、他大学の教授の所まで足を運び、練習方法やフォーム分析していただいた。結果、私の練習方法が非効率的であったことが判明した。その分析を基に、効率よく練習するために練習方法を2点改善した。1つ目に、一線で活躍する選手を参考に、季節、月、週ごとに小目標を設定した。これによって、自分のすべきことを見失わずにトレーニングできるようになった。2つ目に、客観的視点を取り入れた。練習内容と内省を練習ノートに記入し、それを基に目標からずれた練習をしていないか友人や先生にフィードバックを頂きながら練習に励んだ。目標達成に向け、1年間毎日小さな成長を意識し練習メニューに勤しんだ。最終的に、自己ベストを記録し目標を達成することができた。この経験から、効率よく目標を達成する方法と目標に向かって根気強く努力する力を身に付けられた。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最初の面接だったこともあり、和やかな雰囲気で学生の資質、能力を探っているような面接だった。なので、学生時代に頑張ったこと、身につけたスキルをわかりやすく説明した。それが通過につながったと思っている。
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