22卒 本選考ES
設備エンジニア
22卒 | 大阪府立大学大学院 | 女性
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Q.
研究の中で、あなた自身が発揮した独創性やオリジナルティによって課題解決/課題発見したエピソードを教えてください。※学部生の方は、今後どのような研究をしたいかを記入してください(400文字以内)
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A.
実験試料の新しい作成方法を考案し、その過程で生じた問題点に対して周囲の人々にアドバイスをもらいながら解決を図ることで、安定的な試料作成の手順を確立しました。腐食試験で用いる試料として、より実際の処分環境に近い状態を模擬するために、既存の線材に加えて板材試料の作成を検討しました。すると、板材を用いる際には露出部分以外を樹脂で覆うため、従来の線材では少ない隙間腐食などの問題が発生しました。そこで、指導教員や先輩方に相談し、樹脂に細かな気泡や隙間が出来ている可能性があるとご指摘をいただきました。このアドバイスをもとに作成方法を工夫し、樹脂中の気泡を減らすため、樹脂を複数回減圧環境下に置くことで気泡を逃がすといった作業を追加で行いました。この工夫により、最終的には実験結果の安定性が大幅に向上し、現在ではこの分析手法が、実際に廃棄物の処分地を決定する際に行われる試験方法の一つとして検討されています。 続きを読む
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Q.
三井化学において、将来あなたはどんな活躍をしたいですか。キャリアパスのイメージがあれば、それも含めて記入して下さい。(400文字以内)*
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A.
私は、材料工学や腐食の知識、研究で得た経験を活かして社会に貢献したいと考えています。化学プラントの腐食環境は様々あると伺っております。それ故に、腐食現象の原因究明のためには、できる限り忠実に環境を模擬して検証することが必要と考え、そこに私が研究で培った工夫する力や腐食の知識を活かすことができるのではと考えます。また、化学プラントの保全活動では、社内外の方々と協力しあう必要があるとお聞きしました。皆が一つの目標に向かって進むためには、互いの考え方を理解し、纏める力が必要と考えます。そのためにも、部活動で養った多様性を尊重し、纏めるといったコミュニケーション能力を活かして仕事をしたいと考えます。 私は、研究を通じ、腐食の抑制が安全に繋がると感じています。御社で仕事をするにあたり、専門知識とコミュニケーション能力を活かして、現場で働く方々の安心・安全を守り、広くは社会の安全を守りたいと考えます。 続きを読む