18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 大阪大学 | 男性
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Q.
学生時代に取り組んだことを一つ挙げ、記述してください
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A.
応用計量経済学の小原ゼミで、「女性管理職比率の増加がアジア企業に与える影響」について半年間研究し、同級生と2人で共同論文を執筆した。「学部で1番の論文」を目標に、2人で研究に力を注いだ。具体的には、女性管理職比率の上昇が企業に与える影響について4つの仮説を立て、アジア17カ国10年分のパネルデータを収集・作成し、統計分析によって仮説を定量的に検証した。その結果、女性管理職比率の上昇によって企業内の労使関係が向上するという因果関係を明らかにすることができた。この研究成果を最終報告会で発表した際には、地道なデータ収集と緻密な分析によって因果関係を明らかにしたことから、指導教官に修士論文並みの出来栄えと称賛され、強い達成感を感じた。 続きを読む
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Q.
金融以外を題材に、ご自身が現在の世界をどのように見ているか、あなたの世界観を記述してください
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A.
近年、わが国では企業不祥事が問題となっている。例えば、東芝の会計不正問題が挙げられる。この問題の本質的な原因は、コーポレートガバナンスの欠如ではないかと私は考えている。具体的には、経営を執行する側と経営を監視する側が相互にガバナンスを利かすことができていない。わが国では銀行による経営監督が主流であったが、今後は企業のROE経営の高まりを受け、より株主を意識したガバナンス体制を敷くことが急務なのではないかと感じる。上場企業である以上、株主価値最大化を目指すべきであり、そのためのリスク管理の徹底や監査による経営不正の発見が今後重要になると思われる。 続きを読む