【未来への挑戦、新材料の舞台】【22卒】東レの冬インターン体験記（理系/機電系インターンシップ）No.15229（慶應義塾大学大学院/男性）（2021/5/28公開）

自動車業界を中心に色々企業を見ている中で、自動車向けの新材料開発・供給している東レに興味をもった。ただこの時は機械系が化学メーカーでどのように活躍できるのか、など疑問点が多くあった。このインターンシップは機械・電気系が対象だったため、聞きたいことが聞けると思い応募した。

自分のやりたいことが東レなら実現しやすいことを論理的に記述するために、同業他社と比べてどのような技術的な強みがあるのか調べた。その際、HPやウェブ記事を参考にした。

面接選考がなくESのみで参加できたので、ESの基本的な書き方（結論ファーストなど）や自身の入社後のビジョンをしっかり記述できれば選考は通ると思う。

技術系社員による説明&質疑応答

・東レのエンジニアリング職の部門説明&質疑応答
↓
・各部門の技術系社員の業務内容&質疑応答

業務内容や社員の雰囲気、働き方

機電系社員、駐在経験社員の業務内容の理解および質疑応答

1日目にやったこと

初めに東レのエンジニアリング職の部門について大まかに説明をうけて、その後若干の質疑応答の時間があった。次に各部門の技術系社員から順番に業務について説明・質疑応答を繰り返していった。

2日目にやったこと

グローバルに働きたい人向けに、エンジニアリング職の中でも海外駐在を経験した社員から説明を受けた。業務説明に加え、駐在時の経験についてより深く教えていただいた。その後質疑応答を行った。

なし

自動車にCFRPの導入を進めるには価格が最も大きな課題だが、ただのサプライヤーに成り下がらないように高付加価値をもたせることも重要という話が印象的で、実際東レは素材の成型方法・装置の開発なども一貫して行っていて説得力を感じた。

インターンシップ中は課題などは特になかったため、苦労はしなかった。ただ個人的な問題だが、2日目はほとんどが海外駐在に関する話で構成されていて、私はあまり海外駐在には興味がなかったので、2日目のインターンシップはやや苦痛に感じた。そこは構成を考えてほしかったと思う。

特になかった。関わりではないが、他の学生が投げる質問は参考にしていた。

当初の参加目的である、機械系が東レでどのように活躍できるのかが良く理解できた。エンジニアリング職の中でも、各部門にどの割合で配属されるか、各部門の業務内容などを細かく聞くことができたので参加してよかったと思う。また複数の社員の話から真面目な人が多いことも感じることができた。

質問内容を考えておくことは大事。他には会社概要説明がマイページにアップされているはずなので見ておくべき。

自分と似たような志望動機で入社した社員がいたから。その人も自動車への興味をきっかけに入社して、今自動車に関係のある仕事をしていた。ジョブローテーションも盛んに行われているとのことなので、初期配属は上手くいかなくても、いつかは自分のやりたい仕事に就けるとイメージしていた。

この時点では内定についてはあまり意識していなかった。ただインターンシップ参加による優遇措置はあるかもしれないと思っていたし、実際あったので有利だった。また化学メーカーの機械系は人気がそこまで高くない印象があったので、比較的内定は出やすいと思っていた。

自分のキャリアプランがより具体的に描けたから。参加前はやりたいことがかなりボンヤリとしていたが、実際に社員から業務内容や働き方を聞いたことで、思い描いていたやりたいことが、どの部門なら実現できるのか分かった。また社員から感じた真面目な雰囲気も、自分に合っていると感じたから。

インターンシップを通してかなり詳しく話を聞けるから。また聞きそびれたことがあっても参加後に案内される座談会で聞くことができたし、その後早期マッチングの案内が来たので、有利に働くと思う。

早いうちに志望企業を絞るのは良くないと思って、完成車メーカーを中心に自動車に関わる業界を広く見るようにしていた。その中でも特に自動車ボデーの材料開発に興味を持ち始め、完成車メーカーと化学メーカーがそれぞれどのように材料開発しているのか調べて、結局自分はどちらが合っているのか考えているようにしていた。

より自動車ボデー向けの材料開発への興味が強くなった。また化学メーカーのインターンシップに参加したのは今回が初めてだったので、これを機に東レだけでなく他の材料メーカーも詳しく調べるようになった。完成車メーカーについてはまだ情報収集しきれていなかったので、完成車メーカーと化学メーカーの2軸を重視して就活を進めていた。