【未知の物流への挑戦】【19卒】日本貨物鉄道の冬インターン体験記（理系/総合職）No.2500（京都大学大学院/男性）（2018/4/12公開）

JRの名前に惹かれた．JRといえば旅客のイメージが有る中で，貨物輸送を専門とするJR貨物がどのような仕事をし，その中で土木技術者がどのような役割を果たしているのかに単純に興味を持ったから．また，日程的にも他の企業と連続しており，東京に行くついでに気軽に参加できると思ったから．

インターネットで企業のホームページを訪れて事業内容についての知識を深めた．その中で，物流だけでなく，これまでのノウハウを活かした，不動産業にも着手していることを知り，多様化に遅れない，面白い会社だと思った．

物流・貨物輸送ビジネスの体感

1日目にやったこと

まず，企業情報について講義を受けたあと，ボードゲームを通して，環境やコストを配慮した輸送戦略の立案を行った．その後，ゲームの内容について貨物輸送ビジネスの観点からフィードバックを受けた．

なし

物流業界について広くしれたという意味では有意義ではあったが，土木技術者としての役割について話を聞く時間がインターン中になく，インターン終わりに個別に土木職の先輩社員から話を聞かなければならなかった．しかし，聞けば話をしてくれたので良かった．

基本的に，ボードゲームを中心にインターンを過ごした．そのためグループの極少数の学生との関わりしかなく，社員の方々と交流したかったというのが本音としてでてきてしまう．ゲーム自体は面白かったが，別にゲームをしにきたわけではないので，自分としてはあまり有意義ではなかった．

JRには全体的に旧体質の古い考え方，お堅いイメージを感じていたが，社員全体の風潮が変わろうとしている時期であり，それを社員が意識してその流れを大きくしようとしているという話を聞けた．その中で，どんどんと新しいことに挑戦していける人を求めており，そういった人を受け入れる準備も出来ていることがわかった．

特に準備の必要性を感じなかったが，しいてあげるならば，企業情報を持って参加すればより意欲的に1日を過ごすことが出来たと思う．

結局は物流企業としての話，最近は新しいことにも挑戦しているという話を聞けただけで，その中で，実際に社員がどういった活躍の仕方をしているかを聞け無かったので具体的に想像を膨らますことが出来なかった．特に，全社的な話が多く，土木を背景に働くことを志望している自分にとっては，曖昧なままとなってしまった．

参加者も多く，日程も1日だったことから特に優遇をされると感じる場面は少なかった．冬の系統別のインターンに参加しませんかと誘いを受けたが，それに参加すればどうなったかはわからない．結局は参加していません．正直なところ出るか出ないかはわからないというのが答えになります．

インターンとしては軽いものであり，ボードゲームを通して物流の基本のキを知る，みたいなものであった．特に企業について魅力を強く発信されたこともなく，イメージが大きく変わることがなく，想定の範囲内だった．もっと具体的な話であったり，その企業にしかない強みを見つけられればよかったかもしれない．

大きく有利に感じるようなことはないが，冬のインターンシップに参加しないかと電話で招待を受けた．その時点で選考を受けるつもりがなかったので辞退したが，そういった感じで本選考においても連絡は来る可能性はあるかもしれない．

自分が土木を選考としていることから，土木を生かして仕事をできる企業・業界を志望していた．そういった理由から主にインフラに携わる業界に軸をおいてインターンシップの選考を受けていた．その中で，鉄道会社であったり，電力会社，プラントエンジ会社を受けていて各業界の中で，働きたいと思える会社をピックアップしていった．

大きくは影響しなかったが，旅客系のJRとの関わり合いの中でJR貨物をしれたことで，新たな角度から旅客鉄道会社について知ることが出来たといった意味では有意義だった．JR貨物自体は，考え方の凝り固まった時代から，新たな挑戦をしていく時代への遷移期であると聞き，そういった点については興味をもつことが出来ました．