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- A.
日本貨物鉄道株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2017卒日本貨物鉄道株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2017年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
インターンシップは参加しておいて損することはありません。他の内定者と会う機会がありましたが、その方もインターンシップ参加者でした。また、インターンシップや選考も含め鉄道好きの方が多い印象でしたが、この会社は鉄道会社というより、物流会社です。鉄道のことより、物流業界のことを研究してください。私は自社単独のインターンシップのほかに、日本物流団体連合会(物流連)のインターンシップへ参加し、貨物駅など物流現場の見学をすることができました。現場を大事にしている会社なので、ぜひ現場へ足を踏み入れてみてください。JRとはいえあまりネット上に情報はありません。人事の方に直接聞くなど、自ら情報を取りに行くことが大切です。
志望動機
私は、広く社会に貢献していること、成長性が見込めること、この2点を軸に企業選びを行っています。その中で、物流業界に目をつけ、日本唯一の鉄道貨物輸送を行っているJR貨物を第1志望としました。私には、鉄道貨物輸送をより発展させたいという思いがあります。二酸化炭素排出による環境問題やトラックのドライバー不足などの問題があり、今こそ鉄道貨物輸送が必要です。しかし、JR貨物は本業が赤字という現状があります。私はまず、本業の黒字化、そして黒字を維持することが大切だと考えました。インターンシップを通してJR貨物にはまだまだポテンシャルがあると実感しています。ぜひ鉄道貨物輸送を復権させ、日本の貨物鉄道を海外にも広めたいです。以上のことからJR貨物を志望致しました。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- - -
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
テーマ
架空のとある国に貨物鉄道を敷設する戦略を考えよ
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
協調性と、結論が論理的に導き出せているかか重要であったように感じた。このグループワークにはひとつの答えがあるが、導いた結論が必ずしも正解でなくてよい。結論よりも、チームワークを意識して楽しく取り組むことが必要だと感じた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラス
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
志望動機など基本的な質問はもちろん重要だと感じた。ネットで見た志望動機ではなく、自分の言葉で、自分のオリジナリティがある志望動機であるかが重要である。また、それ以前に、人柄やコミュニケーション能力が最重要だ。特にこの会社はチームワークで動いている会社だからだろう。アルバイトは何をしていたのかであったり、休日はどのように過ごすのかなど、素の一面を知りたがっているように感じた。
面接の雰囲気
面接官の方は親しく接してくれるイメージで面接はやりやすかった。質問もほぼ想定通りで、伝えたいことはすべて伝えることができた。
1次面接で聞かれた質問と回答
他にどんな業界を受けていますか。
私は、広く社会に貢献していること、成長性があること、この2点を軸に就職活動を行っています。そのなかで、物流業界や鉄道業界、そのほか食品などのメーカーも受け、幅広く業界を見ているつもりです。物流連さんのインターンシップにも参加したこともあって、そのご縁で選考に進んでいる企業もあります。鉄道業界は、JR、私鉄関係なく、受けています。食品メーカーに関しては、海外進出に積極的な企業を中心に見ています。注意した点としては、本当のことをしゃべるということです。物流と食品メーカーは併願する方が少ないかもしれませんが、なぜ、なぜを繰り返しすと理由が見えてきます。その理由をきちんと話すことで、全く関係ない業界を受けていても、納得していただける説明が可能です。
自己PRをしてください。
私の強みは「何事も挑戦していく行動力」です。日頃から既存のものに拘らず、できることは何でも挑戦してきました。例えば海外へ行った際には、あえて有名な料理ではなく、私が知らない料理に挑戦します。溢れる好奇心から未知の新たな可能性を探し、経験を蓄積することで次の挑戦にも繋がると考えています。「常に可能性への挑戦の姿勢を崩さず、身をもって経験することで知見を得る」この1歩踏み込む行動力こそが私の強みです。注意した点は、この会社に必要とされている強みであるかという点です。各企業の求める人物像に合致したものか、前もって確認していました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の最後に内定をもらったらこの会社に入るかという質問がありました。本来なら第1志望なので即決しますと答えるべきだったかもしれませんが、私は、他の会社も最後まで選考を受けたいと正直に答えました。また、途中雑談のような時間があり、役員の面接官が国鉄時代のことを話してくださいました。ただ話を聞くだけでなく、こちらからも話題に関連した質問をすることで、盛り上がった記憶があります。
面接の雰囲気
国鉄時代から務める役員の方ということもあり、室内は厳かな雰囲気であった。2名いらっしゃったが、1名は目をつぶり、話を聞いているのか聞いていないのかわからなかった。質問は想定通りのものだった。
最終面接で聞かれた質問と回答
会社に入って何を実現したいか。
私がJR貨物で実現したいことは鉄道貨物輸送の復権です。現在は環境問題やトラックのドライバー不足といった要因で、鉄道貨物輸送が注目されつつあります。しかし、現在赤字となっているのが現状です。私はまず、黒字化をめざし、空コンテナの無駄をなくすことに取り組みたいと考えております。さらに、海外に目を向けると、未発達な貨物鉄道がたくさんあります。メディアでは華々しい高速鉄道ばかり取り上げられがちですが、貨物鉄道こそ海外に輸出するべきです。JR貨物のコンテナが海外でも走り回る光景を実現させたいです。注意した点は、具体性です。中期経営計画を見て、数字をチェックしていました。そのため、具体性とオリジナリティは自信がありました。
なぜ、旅客会社ではなく、貨物なのか。
なぜ他のJRではなく、貨物なのかというと、全国ネットの唯一の存在だからです。お客さんを乗せていないので地味な存在ではありますが、日本唯一の鉄道貨物輸送というJR貨物でしかできないことを事業として行っています。私はその点を魅力だと感じました。また貨物会社だからこそ、ポテンシャルがあり、海外にもたくさんのビジネスチャンスがあります。私のやりたいことは旅客会社ではできません。JR貨物でしかできないことなのです。注意した点は、最後のひと押しです。熱い思いを持って話しました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
いつまでにという期限はなかったが、確定を急いでいる雰囲気があった。内定後の会社訪問の際は、人事部長と握手するなど最終の意思確認があった。
内定に必要なことは何だと思うか
ネットに転がっている情報よりも、実際に社員に聞くことが大切だと思う。そのためにも人事と仲良くなっておいて損はない。人事の方も親切に接してきてくださるので、インターンシップや選考中も、気になったことがあったら質問するとよい。この会社に興味を持ったら自然に質問は出てくると思うので、無理やりひねり出す必要もないと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
まず、ただの鉄道オタクでは内定どころかグループワークで落とされるだろう。インターンシップでは鉄道に詳しい人がたくさんいたが、本選考ではあまり見かけなかった。自分がこの会社に入って何をしたいのか、何を実現できるかを明確にする必要があると思う。そして、JR貨物という会社のことをどれだけ考えられるかが勝負の分かれ目になっているかもしれないと感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
グループワークは本当に何を見ているかわからないので、演技せずありのまま受けるしかない。最終面接は役員の方に対し、物申すといった熱意が重要である。また、各選考の前後に人事の社員と話す機会があるので、その時間が非常に重要だと感じる。私はそこで、現場の方と話したいということを言ったところ、偶然その場にいた若手の現場社員と会話する機会が得られた。OB訪問も可能だと思うので、積極的に行動することが大切だ。
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日本貨物鉄道の 会社情報
会社名 | 日本貨物鉄道株式会社 |
---|---|
フリガナ | ニッポンカモツテツドウ |
設立日 | 1987年4月 |
資本金 | 190億円 |
従業員数 | 5,701人 |
売上高 | 1876億8500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 犬飼新 |
本社所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目33番8号 |
平均年齢 | 38.0歳 |
平均給与 | 592万2000円 |
電話番号 | 03-5367-7412 |
URL | https://www.jrfreight.co.jp/ |
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