【未来を拓くフィンテック】【20卒】住信ＳＢＩネット銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.5501（横浜国立大学/男性）（2019/4/17公開）

フィンテックで有名な銀行だから。ネット銀行業界では後発であるにもかかわらず、預金残高では業界1位である。なぜ後発であるにもかかわらずここまで成長できたのかという要因と、今後の戦略が知りたかった。また社長の講演を聴けるというのも理由の一つである。

選考は志望動機なしのOPENESであったため、自己分析をしてガクチカや自己PRなどを先輩に添削指導してもらって提出した。

20代が使いたいと思う住信SBIネット銀行の"日本初の新サービス"を企画しよう

1日目にやったこと

まず社長の講話があり、そのあと全員の前で自己紹介がある。その後、フィンテックへの取組や今後のビジネスモデルなどの企業説明があった。1日目のグループワークはマシュマロ・チャレンジだけだった。

2日目にやったこと

2日目は、「20代が使いたいと思う日本初の新サービスの企画」のGDがあった。おもにアイデア出していって一番共感できるものを選択して、具体的なサービスを企画した。

3日目にやったこと

引き続き、サービスの企画と発表用のポスターの作成をした。その後、全体の前で企画の発表があった。発表後、社員の方からのフォローがあり、インターンシップ終了後、先輩社員との座談会が1時間程度開催された。

人事部長、フィンテック事業部長、採用担当

なし

自分たちで企画したサービスの内容やサービスアイデアの良しあし、実現可能性の可否などを具体的にフィードバックしてくれた。また作業中も随時フィンテックの部長がマーケティングの観点からアドバイスをくれた。

3dayではあったが、午後だけの開催であったため、企画の時間が短かったため大変だった。また「20代が使いたい日本初の新サービス」というような抽象的なテーマであったため、自分たちで議論したアイデアを具体化していくのがかなり大変だった。ただし内定者が1班に1人ついてくれたので、相談などはしやすかった。

インターンシップに参加して、デザインシンキングの重要さを学んだ。そしてアイデアを出すときには平凡な内容ではなく、変わった点や特徴的な点を出すことを心がけることを学んだ。また質よりも量を出すことが重要であるという点も勉強になった。この会社のインターンシップに参加してみて、銀行というよりはベンチャー企業という印象を持った。

インターンシップ前にフィンテックやブロックチェーン、ビッグデータ、AIなどの用語をきちんと押さえておけばいいと思う。

新たな金融サービスを開発する企画はどちらかというと携われる人数が少ないため、具体的に自分がこの企業で働いているという想像はできなった。ただ座談会で違う部署に所属する4人の社員の方々から一日の流れや愚痴的な仕事内容、やりがいなど仕事への取り組みや姿勢を直接聞くことができたのは参考になった。

本選考では自分は内定は出ないと思った。この企業はどちらかというとベンチャー企業のような銀行であり、社員の方も上昇志向が強いというか、ベンチャー精神があるような印象を受けた。自分はどちらかといえば安定志向なので、この会社を本選考で受けたとしても内定は出ないと思う。

自分は人と話すことが好きで自分を売り込める金融の営業をしたいと思っている。だが、この企業は支店がなく、営業といっても代理店営業が主である。やはり個人や法人、いろいろな業種の方とかかわることができる普通の銀行の方が自分にあっているのではないかと思ったからだ。

インターンシップ参加者向けのイベントやリクルーター面談などがあると期待していたが、まったくといっていいほど連絡がなかった。参加者問わず会社説明会に出なければ本選考には進めないようである。

インターンシップに参加する前は、金融業を志望していた。なかでも大手地方銀行や保険会社を志望していた。具体的には横浜銀行やあいおいニッセイ、東京海上などである。ただし、マイナス金利やキャッシュレス化が進んでいる中で地方銀行は今後厳しくなると思い、ネット銀行に興味を持ち、公開のインターンシップに参加した次第である。

今回のインターンシップに参加してみて、自分にはネット銀行が合わないと感じた。たしかに少数精鋭で若いうちから責任のある仕事を任せてもらえるのは魅力的だが、やはり対面でお客様とかかわることができず、自分にはベンチャー精神のような心構えがないので、この企業には向いていないと感じた。以上の理由から参加前と志望業界は変わっていない。