
23卒 インターンES
技術系総合職
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Q.
【技術職】ご自身の「研究テーマ」と「その中での役割」について教えてください。
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A.
私は「超音波診断装置を用いた肝臓疾患の定量診断法」について研究をしている. 近年の脂肪肝患者数の増加に伴い,がん化傾向の強いNASH肝患者数が増加している.超音波診断装置は肝臓の診断に使用されているが,肝臓内に線維組織と脂肪が混在したNASH肝の定量診断は困難である課題がある. 私はNASH肝から得られる超音波エコー信号に正常な肝臓組織,線維組織,脂肪からの信号成分が混在している点に着目し,各組織からの信号を分離し,統計モデルを対応付ける信号処理法を提案した.提案手法では肝臓内の線維組織と脂肪を弁別し,モデルパラメータを用いた定量評価が可能になると考える. 超音波診断装置は他の診断装置よりも安価かつリアルタイム性に優れているため,肝臓内の線維化進行度および脂肪量の情報を医師に提供し,診断が難しいNASH肝患者の早期発見・治療が実現可能になると考えている. 研究は主に個人で進めているが,研究室内では超音波診断装置などの実験機器やPCの管理を行っている.トラブルが生じた場合,早急に解決することでメンバーが円滑に研究を進める事ができるようにサポートしている. 続きを読む
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Q.
【技術職】企業選びにおいてあなたが重視すること、またその理由を教えてください。
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A.
私は企業選びにおいて,「新しい技術や医療機器開発に一から携われること」を重視している.「自分が一から携わった技術や製品を世に出すことで医療に貢献する」ことを人生の目標とし,医工学を専攻する大学を選んだ.医療機器開発の上流工程に自ら携わることで,新しい技術に挑戦できるほか,自分のアイデアが反映された製品を世に出すことで,この目的の達成に近づくことができると考えている. 続きを読む
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Q.
【技術職】ご自身の性格や特徴を踏まえた自己PR、セールスポイントをお願いします。
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A.
私はチームにおいて「個人の持つ強みを活かして問題を解決すること」ができる. これは大学受験の予備校のアルバイトで発揮した. 一年目では全員が目の前の業務に追われ,各生徒の状況にあった指導を提供することができず,校舎全体の合格実績が下がってしまった. 翌年,私は受験生指導の担当として「指導に必要な知識の不足」,「生徒に計画性のある指導を提供できていないこと」が校舎全体の課題と考えた.これらの課題を解決するべく「合格者の模試の点数推移と勉強法などの情報」を収集し,わかりやすく掲示した.この施策により,指導側は生徒の状況に合わせた情報を効率的に収集し,合格から逆算した指導法へ改善することで,校舎全体の合格実績を向上させることができた. 作成にあたり,各々の強みを活かせるように科目や大学を分担することで,チームで協力し,生徒の様々なニーズに対応可能な施策を実現した. 続きを読む