22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
ご自身の研究テーマとその中での役割について教えてください。
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A.
私の研究テーマは、「マイクロ流路を用いた細胞核への力学刺激とその応答に関する基礎研究」です。近年、細胞が力学刺激に応答してDNAの状態変化させていることが明らかになりました。DNA状態の変化は細胞分化の発生に関与するため、力学刺激とDNAの状態変化の関係を明らかにすることで、細胞分化技術に繋がります。さらには再生医療や疾病の原因解明への応用も期待できます。本研究では、力学刺激の手段として、マイクロ単位の狭隘部を持つマイクロ流路を用い、マイクロ流路に細胞懸濁液を流すことで、流路の狭隘部を細胞が通過する際に圧縮刺激を与えます。その後、細胞核内を観察し、圧縮刺激とDNAの状態変化の関係を調査します。先行研究では、細胞懸濁液を流路に通す前後で細胞濃度が著しく低下する問題が発生していました。そこで、私は実験後の流路内に残った細胞懸濁液を分割して細胞濃度を調べることで、非常に遅い流速中では細胞は砂のように沈殿してしまうことを突き止め、実験系の再構築でこの問題を解決しました。今後は改善した実験系で実験を行い、力学刺激によるDNAの状態変化のメカニズム解明を目指します。 続きを読む
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Q.
入社後に当社で発機できると考えるご自身の強みはどういったものですか。
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A.
私の強みは「継続力」です。大きな課題に直面し、長期的に取り組まなければいけない時、モチベーションの維持が重要です。私は逆算思考による段階的な目標設定により、高いモチベーションを維持しつつ、確実に進歩することで多くの課題を解決してきました。企業で働く際にも、多くの課題に直面すると思います。そのような場面でも、「継続力」を発揮して必ず解決していきます。 続きを読む
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Q.
ご自身の強みが最も強く発機できたエピソードを具体的に教えてください。
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A.
私は大怪我からの復帰を果たしました。私は学部時代、バスケットボール部に所属しており、1年時に前十字靭帯断裂という大怪我をしてしまいました。復帰に向けてのリハビリ中は、復帰という最終目標が1年後と遠かったためにモチベーションの維持に大変苦労しました。そこで私は、小さな目標を複数設定しました。具体的には、車椅子の卒業、松葉杖なしで歩くこと、ジョギングすること、ランニングすること、といった目標です。このように段階的に小さな目標を設定することで、身体の自由度が回復していくごとに小さな達成感や充実感を得られるようになり、モチベーションを保つことができました。こうして約1年間リハビリを続け、復帰を果たすことができました。貴社でも、大きな課題に直面した際、逆算思考で小さな目標を設定することで高いモチベーションを維持しながら課題解決をしていきます。 続きを読む