私はこのチームでは、ベテランのチームリーダーと新人の狭間のポジションだったことにより、新人の相談、サポート役、メンバー間の調整役として動きました。ライターはチームで活動していましたが、新人教育の体制がしっかりと整っていないことや、対人関係に悩んで辞めてしまうライターが多々いることを問題視していました。そこで、私は積極的にチームの新人メンバーに声をかけて進み具合や疑問点がないかを確認したり、話しかけやすい雰囲気を作ったりするように工夫しました。また、ライター仲間にも新人ライターも成長できるような環境を作る働きかけをしました。そしてこの取り組みを始めたそして次の月には私のチームが1か月に作成した記事本数で、5つのライターチームの中で1位を獲ることができました。
この行動をとった理由として、私自身、新人時代に頼れる先輩が少なく業務を進めることに苦労したこと、新人を分からないまま放置しておくといつまでも育たないと考えたことが挙げられます。
また、この取り組みが困難だった点として①毎月ライター全体の勤務態度の順位が発表されるため、1人ひとりのノルマ達成が第一であった点、②チームのメンバーが個々で作業をすることを好み、業務以外でやり取りをすることが少なかった点がありました。
この解決策として、チームで密に情報共有をするということを考えました。自分ひとりの業務に集中していると周りが見えなくなってしまうこと、1つのやり方に固執してしまうことの原因となり、業務の効率が下がってしまうと考えました。そして、情報共有を密にすることによって、メンバー同士のコミュニケーションが生まれ、業務以外でも話す機会が増えることで、チームを活気づけることができました。これからも、周囲の状況をよく見て積極的に行動することで、チームワークの向上を図ることを大切にしたいと考えています。
続きを読む