【深掘りする厳しさ】【18卒】ＮＴＴファイナンスの総合職の最終面接詳細 体験記No.4575（神戸大学/男性）（2018/1/25公開）

最終面接であるので、そこまで厳しい追及はされることはないと思うが、納得できないようなことがあると、結構深掘りしてくるように感じた。よって、これまでの面接などに齟齬がないようにするなどの努力を行えばしっかりと評価してもらえると思う。

結構厳かな感じで、１人の面接官が司会役でもう１人の面接官が鋭い眼差しをこちら側に送ってきていたように感じた。受け答えの態度をかなりじっくりと見ていたように思った。

学生時代に頑張ったことで、特にあなたが大事にしていた点はなんですか。

私が、学生時代にやってきたアルバイトの中で特に塾講師を頑張りましたが、その中で特に自分が大事にしていたことやモチベーションの源泉は責任感です。生徒を教えて成績を伸ばすということは所詮は他人事かもしれず、非常に手間がかかることかもしれません。しかし、それでも完全に見切ったり割り切ってやるというのができませんでした。完璧に自分の全てを犠牲にしてやっていたといえるほど優れた講師ではありませんでしたが、やるからにはその子の役に立ってあげたいという本心が自分の中ではあり、その生徒たちにとって受験などは人生で大切なときなのでおろそかにできないという責任感を大事にして、最後までそのアルバイトをやりきることができたというように思います。

あなたが学んでいることはなんですか。また、それについてあなたはどう考えますか。

私が学部で研究している専門テーマは、「アメリカは本当に自由の国なのか」です。このテーマを研究している理由は、アメリカでの１年間の留学生活を経て、一般的に自由の国といわれるアメリカの多くの矛盾点を見つけたからです。具体的には、人種問題や移民問題が関係していると考えています。私はアメリカでの人種統合問題の研究のために交換留学を行いましたが、その期間、人種問題のみならず移民問題も学ぶ機会がありました。そこで私が実感したのは、それらの問題の歴史と現実が全く変わっておらず、移民に自由を保障するといいながら結果的に排斥をし、黒人に対しても自由というよりは、アファーマティブアクションなど結果的には優遇し平等とはいえない国だということです。これらの根本的な問題はアメリカという国と国民の持つ感情や文化に起因すると考えており、それらの矛盾点を考えることで、重大な問題点の解決にもつながるのではないかと考えています。