- Q. 志望動機
- A.
SMBC日興証券株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒SMBC日興証券株式会社のレポート
公開日:2018年1月22日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合部門
投稿者
- 大学
-
- 神戸大学
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
SMBC日興証券の面接や選考では比較的、学生の性格などに応じて質問を変えたり、様々な角度から質問されます。学生時代に頑張ったことや志望動機などの基本的なことの深堀が多いように思います。それらを話す際には、必ず証券業界の特性や日興証券の企業理念や社風などに結びつけて話すことで、面接官の納得感をより得られます。そのためにも、日興証券のホームページや説明会で企業の掲げる目標や理念を把握すべきです。具体的には、日本の証券でトップを目指すということが社員一同となって目指している目標なので、何か1つの目標に向かって努力し達成したような経験などを伝えられると、面接官にも好印象であると思います。OB訪問や支店訪問がかなり推奨される企業なので、選考の前などに行っておくと自分が実際に働く上でのイメージが湧くし、面接官にも受けがいいと思います。
志望動機
私がSMBC日興証券の総合部門を志望する理由は、証券営業を通して自己成長し、本邦1位の総合証券会社を目指すことに貢献したいと考えたからです。私は、中学、高校、大学とサッカーに取り組み、必ず試合に出られるわけではありませんでしたが、試合出場という目標へ常に努力してきました。また、アメリカの大学への1年間の交換留学生に認定されるために、TOEFLの目標点に向けて努力を2年間続けました。成長ステージにある貴社で働く上でこれらの姿勢を活かしたいと考えます。また、証券営業は私の強みの、当事者意識を持って行動することと、ひたむきに努力をすることが活きる仕事だと考えます。営業を通して強みに磨きをかけ、社会人として成長し、会社に貢献していきたいと考えます。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
学生生活の学業で、最も力を注いだことをお書きください。/学生生活で、学業以外に最も力を注いだことをお書きください。/自分の長所、短所を含めて自己PRしてください。/SMBC日興証券および応募部門を志望する理由を教えてください。
ES対策で行ったこと
ESによって選考に進めないということはあまりないと思われるが、面接官の方が読まれているので、自分が伝えたい内容を論理的かつ端的に書くことを心がけた。また、証券業界の理解をしていることと、それと自分の経験を結びつけて書くことを心がけた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
それほど対策をしたわけではなく、基本的な参考書を何度か解いた程度である。
WEBテストの内容・科目
基本的な玉手箱(言語・係数・性格)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 管理職経験有の中堅人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
企業研究をし、自分の性格や体験に紐付けることで、話にも説得性が増した。また、前傾姿勢を意識し、話し方や姿勢で熱意をアピールした。これが後のフィードバックで高評価であった。
面接の雰囲気
面接官の方が初めはなかなか笑わない方だったが、面接が進むにつれて和やかな雰囲気になった。また、自分の発言や考え方が、会社の方針や考え方と一致していると、ウケがよく評価された。最後の逆質問の時では、面接官の方に熱心に語っていただけた。
1次面接で聞かれた質問と回答
学業以外に頑張ったこと、アルバイトなどでの経験はありますか
塾講師アルバイトで、生徒のセンター試験の英語の点数を6ヶ月で約100点上げることに貢献したことです。私は大学入学後から現在まで塾講師アルバイトを継続してきました。そこで、塾講師として生徒を指導する際に心がけた点が、生徒を担当する上で、途中で自分以外の先生に変更しないことです。というのも、同じ生徒と関わり続けることは生徒との円滑な関係作りや指導に一貫性があり有益だと考えたからです。また、それにより、生徒の苦手分野を発見でき、その分野を他教材から探し出し、生徒に合う教材と小テストを自ら作成しました。その結果、生徒の苦手分野の克服に繋がり、センター英語の点数も80点から180点に上昇し、志望校合格に至りました。生徒や教室長から「先生のおかげで合格できた」という感謝の言葉を戴き、努力が報われたと感じました。この経験から、問題を対処する際に継続的かつ自主的に取り組むことの大切さを学びました。
学業で学生時代に積極的に取り組んだことは何ですか
私が学業に関して積極的に取り組んだ経験は、1年間の交換留学での理想と現実の葛藤です。留学前は、現地の学生と打ち解け、授業にも積極的に参加できると想像していました。しかし、現実はそうとはなりませんでした。というのも、プライドが高いという私の性格で、英語を聞き返すことを躊躇し、授業中での発言の失敗を恐れていたからです。しかし、できないことを放置することは最も恥ずべきだと考え、授業の復習や、アプリで発音やリスニングの練習をするなど、この葛藤に対してまずは自分で努力をしました。さらに、現地の学生に自分の課題を素直に伝え、英会話の練習に付き合ってもらい、ノートにまとめた表現を意図的に使うようにしました。また、授業の内容に予めコメントを考えることで、失敗を恐れず授業中に発言できるようになりました。以上のように、困難に対して独力だけでなく周囲に自己開示し努力することで、理想と現実の葛藤を乗り越えられました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 70分
- 面接官の肩書
- 50代管理職の支店長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
後のフィードバックで、自分の考えがはっきり述べられていたと言われたので、雑談のような質問でも明確に自分の考えを述べることが大切だと思った。
面接の雰囲気
面接の前にTAL(WEBテスト)と簡単な書類記入(他社の選考状況など)がある。面接の雰囲気としては、終始和やかな雰囲気で、面接というよりは雑談に近いような感じだった。また、質問の数は1次面接よりも多かった。
2次面接で聞かれた質問と回答
なぜ金融業界を志望するのかと、その中でもなぜ証券を志望しているのか
私は、多くの業界と関われるため、金融業界を志望し、社風や企業の掲げる理念と働き方が私の価値観や人生の中での経験と一致すると感じ、SMBC日興証券を志望しました。まず、私は就職活動を通して全業界の企業の話を聞き、いずれにも興味を持ちました。そこで、これら全ての業界に携われ、根幹にあるのが金融業界であると考えました。さらに、サービスや商品を提供することに加え、自分自身をそれらの付加価値とすることができる業界である金融業界を志望しました。また、日興証券が掲げる日本トップの証券会社を目指すという目標に向かって社員の方々が努力しているというお話を聞き、自分もこれまで目標に向かって努力をし、それを達成することでやりがいを感じていました。これらのことからも、自分が入社後に齟齬なく働けると感じ、証券業界かつ日興証券を志望しました。
海外で働くことについてどう思うか
私は、海外で仕事をしていた父親の影響もあり、大学入学前から将来は英語を使ってグローバルに活躍できる人材になりたいと考えていました。3年次にはアメリカの大学への交換留学生に認定され留学に行き、留学中も私の将来像に向かって英語の勉強と様々な人種との意見交換を行い、異文化に対して理解を深められたと実感しています。この背景もあり、業務に関しても自分の留学でのバックグラウンドや語学力を活かして海外や国際的な仕事に携わりたいと考えており、働く中でそのような機会があれば必ず手を上げて、将来的には関わっていきたいと感じています。ただ、海外で働くといったチャンスに手を挙げられるようになるために、国内の業務で成果を出すことが最も大事であると思っています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 120分
- 面接官の肩書
- 支店長経験有の年配の人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学生時代に頑張ったことの日本語の内容を英語で話すという、突然のことに慌てることなく冷静に対応したことで、その面接の場で面接官の方に高評価であるということを伝えられたので、証券業界の特性上、急なことにも落ち着いて対応出来るかということを見られていた。機転を効かすことや冷静に対応することが重要だと感じた。
面接の雰囲気
面接の前に簡単な四則演算の計算テストと簡単な書類の記入をし、成績証明書を提出した。面接に関しては、圧迫では全くなく、和やかな雰囲気で面接が進んだ。また、質問数はこれまでで最も多く、また、話の流れから1回程度深掘りされることが多かった。
最終面接で聞かれた質問と回答
大学・学部の選択理由はなんですか
私は大学に入学する前から、日本に大きな貢献ができる人材になりたいと考えていました。そのために、国際政治やアメリカ政治学を学びたいと思っており、普段からグローバルな感覚をもって生活をすることができるような国際系の学部を選択しました。また、高校生の頃にオーストラリアでの短期留学の中で、日本の優れた点とそうでない点を確認しました。そこで、それらを見過ごしている現状に違和感と惜しさを感じ、文化などの日本の持つ強みを世界で伸ばし、世界が優っている部分を日本に取り入れることで日本を現在よりも活性化させ発展させることができるのではないかといった考えもありました。それらの感覚や考えをさらに発展させ、勉強ができるような環境で学業やボランティアなどを頑張りたいと思うようになり、欧米などとの交換留学を積極的に行っている大学かつ学部を選択しました。
学生時代に頑張ったことを英語で言ってみてください
I experienced the gap between ideals and reality when I was in the United States as an exchange student. Before going to the US, I expected I could participate in a class discussion, but reality was totally different, because it was difficult for me to catch everything they said. However, I decided to overcome that situation because I am so competitive. First, I reviewed every lecture. Second, I practiced my English pronunciation and listening. Also, I told honestly my classmates and roommates that I could not understand them frequently. Thus, they helped me practice English together. Moreover, I could join a class discussion without any hesitation because I started preparing for every class hard. I revealed my weak points to others and I overcame the gap between ideals and reality.
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すぐに就活をやめるように指示されたことは全くなかったし、あと数社の面接を控えているということを正直に伝えると、残念がられたが、特に拘束はなかった。その一方で内定をもらってから2週間以内に電話で返事を必ずしなければならない。
内定に必要なことは何だと思うか
証券は、なんとなくの印象やネットの情報によって否定的に捉えられていることが多いと感じたし、自分自身もこの業界で、この企業で働くことを決めるとは考えていなかった。しかし、実際に企業の選考や説明会、社員の方と話すうちに考え方が変わったり、自分に正直になって本当に自身に向いている企業や働き方というものが見つかる可能性があると思う。また、いい意味で選り好みをせずに、自分が覚悟を持って選考を受けて入社することが大事なのではないかなと、振り返ってみると思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
証券営業という仕事の特性上、基本的にはお客様から信頼を得られるかどうかという点が重視されていると思う。会話を正しく行えるか、相手の話を汲み取ってやりとりを行うことができるかなど、基本的なことを見られている。それに加えて、礼儀正しさ、ハキハキした声のトーンなど、営業マンとして心がけるべき点も多少は見られていたと思う。そして、本当に証券という厳しい世界でやっていけるかという覚悟も見られていた。よって、これらのことがクリアできているかできていないかが大切だと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
ESに関しては、結論を先に書くことと論理的に書くことに注意した。また、のちに深掘りをされてもいいように、しっかりと考えてから書いた。面接に関しては、自分のことに関して何を聞かれてもいいように、とことん自己分析に関して深掘りを繰り返していた。また、会社のことや証券業界のこと、仕事内容に関しては自身で調べることに加えて、先輩や知り合いから直接話を聞いて理解を深めた。面接後には聞かれた質問内容や答えた内容を振り返って、次の面接に齟齬無く繋げられるようにした。2回目、3回目あたりの面接で結構落ちてしまっている人が多いように感じたので、最後まで気を抜いてはいけないと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会など、人事や内定者と会う機会があった。その他は、資格取得のための勉強をしなければならない。
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- A.
SMBC日興証券の 会社情報
会社名 | SMBC日興証券株式会社 |
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フリガナ | エスエムビーシーニッコウショウケン |
設立日 | 1918年7月 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 9,255人 |
売上高 | 2628億8800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 近藤雄一郎 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 |
電話番号 | 03-5644-3111 |
URL | https://www.smbcnikko.co.jp/ |
採用URL | https://www.smbcnikko.co.jp/recruit/student/ |