【18卒】ＮＴＴファイナンスの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.4575 （2018/1/25公開）

ご自身の長所をご記入下さい。/ご自身の短所をご記入下さい。/志望動機をご記入ください。/学生時代に注力したことをご記入ください。

ESを書く上で、企業研究が進んでいるということをアピールするために、説明会やセミナーなどで社員の方から実際に聞いた話などを盛り込むようにした。

SPI対策の基本的な問題を何度か解いた。

言語、非言語、性格診断

集団面接でほかの学生が結構緊張している中で、自分の力を発揮して焦らずに論理的に落ち着いて話すことができたことが評価されたと思う。また、学生時代に頑張ったことや集団行動の中での自分の価値観や行動の仕方が、入社後にどのように行動するかなどとうまく結びつけることができたのではないかと思う。

面接官の方々は比較的温厚な人だったが、特にすごく優しいというわけではなかった。集団面接でみんな緊張している様子だったので、面接官の方から緊張をほぐすような言葉をもらい、本来の力を出せるように気を使っているようだった。

学生時代に頑張ったことはなんですか。

私は、塾で勤務を開始した８月にその塾に１人しかいなかった高校３年生を担当し始めました。そこで、塾講師として生徒を指導する際に心がけた点が、生徒を担当する上で、途中で自分以外の先生に変更しないことです。というのも、以前勤務していた別の塾では、塾や生徒の都合で生徒の担当が変わることが多く、生徒の苦手分野を把握しきれずに後悔することがあったからです。それにより、４ヶ月ほど授業を行うと、生徒がよく間違える分野を把握し始め、それ以降、その分野を他教材から探し出し、生徒に合う教材と小テストを自ら作成しました。その結果、生徒の弱点の克服に繋がり、センター英語の点数も８０点から目標以上の１８０点に上昇し、志望校合格に至りました。生徒や教室長から「先生のおかげで合格できた」という感謝の言葉を戴き、努力が報われたと感じました。私はこの経験から、目標に対して継続的かつ自主的に取り組むことの大切さを学びました。

集団生活の中でどのような役割をすることが多いですか。

私はグループなど集団行動の中では、自然とリーダーやまとめ役になることが多いです。自らまとめ役に名乗り出るというよりは自然とそうなることが多いという感じです。また、自分を前面に出すというよりは、ほかのメンバーの特徴、強み、弱みなどを把握してそれらを活かせるような行動をすることを大事にします。これを表す実際のエピソードが、NTTファイナンスのインターンシップに参加した時の行動です。グループの人数が６人ほどで、全員特徴がバラバラで議論の中でぶつかることも多かったですが、その中で、否定することなくスムーズに話を進めることと、じっくりと考えるべきところの強弱を考えながら、自分が話をまとめて所々で議論に介入してホワイトボードなどにまとめることで、そのグループでの方向性や方針が見えてき、ワークがスムーズに進むようになりました。

実際にインターンで感じたことやそこで学んだことなどを踏まえて、将来自分がこの会社の国際部門でやりたいことをしっかり持つことができていたということが、入社後の自分をイメージできているという点で評価されたのではないかと思う。

緊張感はあったが、面接官の方々は穏やかにゆっくりと話を聞いてくれた。すごく優しいという感じではなかったが、全く圧迫などではなかった。

自分で把握している性格（短所や長所など）はなんですか。

自分が意識している性格は、人を頼るのが苦手という点です。また、人に相談するというのも、自分が信頼できると思えるような人にしかできないところもあると感じています。つまり、人に何も伝えないのではなく、何かわからないところがあれば実際に質問もするが、できるだけ自分で解決しようと考えるタイプだと自覚しています。そのまま自分で何かを行って、一回失敗したときにやっと聞いて、教えてもらうことが多いように思います。例えば、アルバイトでも、一通り教えてもらって自分で考えて動くことが多いです。塾のアルバイトのときの指導の仕方、ノートの書き方、話し方、飲食のアルバイトのときの接客の仕方、機材の洗い方などです。間違って失敗して怒られることをあまり恐れておらず、最初は怒られても当然だと思えるタイプなので、落ち込んだりそこでやる気が下がることはないです。また、そうすることで仕事などを覚えるのが早くなり成長スピードも早くなると思っています。

志望動機を教えてください。

私は、NTTファイナンスの国際部門の海外事業に関心があり、貴社では若いうちから関われるからです。私は貴社の国際部門のインターンシップを通し、国内外への企業進出にとって現地が抱える問題の抽出と、現地特有の常識や考えを考慮し解決策を考えることに仕事のおもしろさとやりがいを感じました。貴社では入社後からグローバル事業部への配属や、若手に対して海外研修制度もある（座談会を通して聴くことができたこと）ため、若手から海外事業に主体的に携われると考え、貴社を志望しました。また、私はNTTファイナンスのインターンで、海外事業戦略提案を経験しました。提案までの道筋は国内や他の仕事と全く一緒ですが、データがなかなかなかったり、行ってみないとわからないし、調べるのも一苦労で考えの難易度も高いという中で、自分の会社における存在意義を高めるという意味でも、海外や国際部門でしっかりと学んで成長したいと考えるようになりました。

最終面接であるので、そこまで厳しい追及はされることはないと思うが、納得できないようなことがあると、結構深掘りしてくるように感じた。よって、これまでの面接などに齟齬がないようにするなどの努力を行えばしっかりと評価してもらえると思う。

結構厳かな感じで、１人の面接官が司会役でもう１人の面接官が鋭い眼差しをこちら側に送ってきていたように感じた。受け答えの態度をかなりじっくりと見ていたように思った。

学生時代に頑張ったことで、特にあなたが大事にしていた点はなんですか。

私が、学生時代にやってきたアルバイトの中で特に塾講師を頑張りましたが、その中で特に自分が大事にしていたことやモチベーションの源泉は責任感です。生徒を教えて成績を伸ばすということは所詮は他人事かもしれず、非常に手間がかかることかもしれません。しかし、それでも完全に見切ったり割り切ってやるというのができませんでした。完璧に自分の全てを犠牲にしてやっていたといえるほど優れた講師ではありませんでしたが、やるからにはその子の役に立ってあげたいという本心が自分の中ではあり、その生徒たちにとって受験などは人生で大切なときなのでおろそかにできないという責任感を大事にして、最後までそのアルバイトをやりきることができたというように思います。

あなたが学んでいることはなんですか。また、それについてあなたはどう考えますか。

私が学部で研究している専門テーマは、「アメリカは本当に自由の国なのか」です。このテーマを研究している理由は、アメリカでの１年間の留学生活を経て、一般的に自由の国といわれるアメリカの多くの矛盾点を見つけたからです。具体的には、人種問題や移民問題が関係していると考えています。私はアメリカでの人種統合問題の研究のために交換留学を行いましたが、その期間、人種問題のみならず移民問題も学ぶ機会がありました。そこで私が実感したのは、それらの問題の歴史と現実が全く変わっておらず、移民に自由を保障するといいながら結果的に排斥をし、黒人に対しても自由というよりは、アファーマティブアクションなど結果的には優遇し平等とはいえない国だということです。これらの根本的な問題はアメリカという国と国民の持つ感情や文化に起因すると考えており、それらの矛盾点を考えることで、重大な問題点の解決にもつながるのではないかと考えています。