【22卒】日本無線の夏インターン体験記（理系/技術系）No.13987（東京電機大学大学院/男性）（2021/4/17公開）

他の学生との関わりは7日目のグループワークのみでした。なので特に学びは得られませんでした。

インフラ機器は仕様が明確に決められており、企業独自の新技術を取り入れることは少ないということを知った。このため、他のメーカーとの区別化をすることが難しく、利益率が低くなってしまうという話を聞いた。
また、日本無線は工場を所有しておらず、製造は協力会社に任せていることを知った。

事業内容や製品がどのような場所で利用されているか、などに関してはインターンシップでとても詳しく教えてくれるため、事前準備は必要ないと思います。

インターンシップにて体験させていただいた業務はシステムが仕様書の通りに動いているかを確認する、いわゆるデバッグ作業であった。自分はソフトウェアではなくハードウェアの開発を行いたいと思っていたが、まったく異なる仕事であった。事業所とのミスマッチが判明したため助かった。

与えられた課題を無事に達成することはできた。しかしながら6日目の全体発表の場でうまく説明できなかった点や、質疑応答の際、質問に対して適切な解答をすることが出来ず、事業部長が小首をかしげていたため、インターンシップの評価はあまり良いものではなかったのではないかと思ったため。

自分はハードウェアの開発を志望していたが、インターンシップで体験させていただいた仕事内容はプログラムの検査など、デバック作業であり、自分の想像していたものは異なるものであり、自分の選考を活かせないのではないかと思った。このため、就職後のキャリアプランが不安になってしまったため。

インターンシップ後の2dayのwebセミナーの際、能力試験を受けた。その際ほぼ0点を取ったが人事面談に呼ばれたため。
また、四季報によれば日本無線の求人倍率は技術の場合12倍ほどである。それに対してインターンシップ参加者が大変少なかったため、インターンシップの選考の際にかなり吟味されているのではないかと思った。

インターンシップ参加後、12月に２dayのwebセミナーに招待していただいた。本セミナーでは自己分析や日本無線のこれからの取り組みについてなどの解説を受けた。
また、9月と1月に1対1のオンライン座談会を行っていただいた。

日本無線のインターンシップ参加前は自分専攻内容にとらわれずに様々なジャンルの業界を調べていた。
しかしながらインターンシップに参加してみてやはり自分の専攻内容はある程度は重視した方が良いというように考え方が変わった。そうしないと入社後のキャリアプランを想像することが出来ず、不安になってしまったためである。このため、参加後は自分の専攻内容に絞って業界研究を行いインターンシップへの参加を行った。

インターンシップ参加前は日本無線はモノづくりに強い会社であるというイメージを持っていたが、実際には工場を持っておらず、モノづくり要素が弱い会社であるというイメージに変わった。
また、社風に関しては大企業であるため、いつもバタバタしているイメージを持っていた。しかし自分が配属された部門に関しては、大変穏やかであり、質問もしやすい環境であるという印象を受けた。