【22卒】能美防災の技術系総合職の最終面接詳細 体験記No.12224（東京農工大学大学院/男性）（2021/5/19公開）

接続、面接、退出

インターンシップや座談会に参加して企業研究を行い、事業内容についての理解度の高さが入社意欲の高さのアピールになったと感じた。

一次面接同様に和やかな雰囲気でした。接続確認のために趣味について聞かれそこそこ話をして緊張はほぐれた。

なし

なし

性格について友人からどのような人と言われますか

親しくなった友人からはよく自分に厳しい人だと言われます。自分は目標達成のためによくルーチンワーク化を行うのですが、このルーチンを正確に守ります。私にとってはこのことはつらいことではないのですが、友人からは自分に対して厳しく制限しているという風にとらえられます。
「深堀された」
質問「自分自身は友人からの評価は正しいと思いますか。」
回答「正しいと思います。」
質問「集団においてどういう役割を担うことが多いですか」
回答「集団の一歩後ろを歩いていることが多いです。集団の中心にはいませんでしたが、一歩後ろから俯瞰的に物事をとらえることで、間違った方向性に進もうとしたときに気づいて修正する意見をだすことが多いです。」

研究内容について教えてください

私は磁性の1つである量子スピン液体の研究を行っています。量子スピン液体は理論的な存在の提示から50年以上もその実現のために多くの研究者が実験を行ってきましたが、現在も未だ実現されていません。量子スピン液体は次世代のコンピュータとして期待されている量子コンピュータに応用ができるとして期待されています。量子コンピュータは理論的には現在のコンピュータに比べ、圧倒的な処理能力を持つとされ、世界中の研究機関やIT会社で様々なアプローチで実現に向けて研究されています。私の実験では既存の物質では実現されていない量子スピン液体の実現を目的として、新規物質の合成を行っています。私は現在、2種類の新規物質を発見しています。しかし、これらの物質も量子スピン液体にならないことが分かりました。量子スピン液体にならない原因を解明することが、今後の量子スピン液体実現のための方針立てにつながるため、今後の課題となっています。