【数字と共に学ぶ損保の世界】【22卒】損害保険ジャパンの夏インターン体験記（文系/保険金サービス部門インターンシップ）No.15427（関西学院大学/男性）（2021/6/16公開）

就職活動の軸として保険業界を中心に見ていたため、漠然と興味を持ち、インターンシップへの参加を希望した。損害保険業界の企業へのインターンシップは初めてで、業務内容への理解を深めたいという想いが強かった。

ESとwebテストが実施されたが、それほど難易度は高くないと感じた。ESでは基本的な設問しかなかったためガクチカや自己PR、志望動機などを先輩に添削してもらい質の向上を図った。

同業他社を当時は受けていなかったので比較することができない。しかし、選考の難易度は低いので気軽に応募して参加することができると感じた。

事故の過失割合の算定(グループで協議したのちに発表)

まずは損害保険業界全体に関する説明や企業の説明が行われた。そして、保険金サービス部門の業務内容の大まかな説明があったのちに、ワークに取り組んだ。

損害保険業界の役割と実際の業務内容

実際に事故が起きた際の過失割合の算定

1日目にやったこと

損害保険業界全体に関する説明や企業の説明がまず行われた。そして、保険金サービス部門の業務内容の大まかな説明があったのちに、過失割合算定のワークに取り組んだ。発表後は答え合わせという形で実際の過失割合が紹介された。

保険金サービス部門の社員の方

なし

会社説明やワーク中はあまり社員の人と交流する機会はなかったが、最後に質問会の時間が設けられていた。その際に、学生にもわかりやすく自社の強みを説明してくださり、「お客様のために」という精神を強く持っているという印象を受けた。

グループワークが実際の数字を用いたワークだったため、リアリティはあったが過失割合を考える際には苦労した。また、時間も割とタイトな中で進行していくのでグループで早めに意見をまとめないと時間的にオーバーしてしまうと感じた。私のグループは比較的早く意見がまとまったのでスムーズだった。

ワーク中に交流する機会はあったが必要最低限という形だった。あまりこれといった学びはなかった。

損害保険と生命保険との根本的な違いや企業の具体的な業務内容について理解を深めることができた点は良かった。「インフラのインフラ」というフレーズを社員の方はよく用いていたが、損害保険が社会に与える影響力の高さや責任といったものを再確認することができたと感じている。

特に必要ないと感じたが、日本の損害保険を取り巻く環境についてある程度の理解を有しておけば、質問会などの時間に踏み込んだ内容の質問ができると思う。

今回参加したワークショップが保険金サービス部門に関する業務だったため、自身のイメージしていた損害保険のイメージとは少し乖離があった。お客様に真摯に向き合い、万が一の時の支えになるという点においてはやりがいを感じると思ったが、言葉を選ばずに言うと少し「雑用」に近いようなイメージを持った。

損害保険業界自体にはもともと興味があり、本選考の際も受けようと考えていた。色々な事業部が存在する分、自身の興味のある分野とそうではない分野が明確に分かれてしまっていたので、その点はあまり評価において良い印象を与えないのではないかと感じたため内定は難しいと思った。

結論からいうと志望度に関してはそれほど変わらなかった。インターンシップの内容自体は自身の興味のある分野ではなかったが、損害保険業界自体には興味を持っていたので、志望度が著しく低下するということはなかった。また、代理店への営業の際に「育成・支援」というワードをよく社員の方が用いており、そのような姿勢はとても好印象だった。

秋のインターンシップにも参加したが、早期選考や優遇ルートは特に存在しなかった。しかし、業務や業界への理解を深めるのには良い機会だと思うので、参加して損はないと感じた。

インターンシップ参加前は生命保険業界や損害保険業界を第一志望として見ており、このインターンシップを通じて、損害保険と生命保険の根本的な違いを学ぶことができた。同じビジネスを展開している会社でもそれぞれの企業が掲げる想いや色が異なることを学び、同じ業界内の異なる企業のインターンシップにも積極的に参加しようと思うことができた。

一口に損害保険と言っても、幅広い事業があり業務内容の幅が広いと学ぶことができた。保険関連の企業を中心に見ていたが、自身が受けていた企業はあまり優遇ルートなどが存在していなかったため、大手のメーカーなども選択肢に入れて就職活動を行うようにしていた。結果的に、自身の就職活動の選択肢を広げることに繋がったので良かったと考えている。