19卒 インターンES
生産技術
19卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
-
Q.
あなたが過去1~2年間で取り組んだことの中で、ご自身で成果が上がったと思われる取り組みには、どのようなものがありましたか?(500字)
-
A.
私が過去1~2年で取り組んだ中で最も成果が上がったと思われる取り組みとして、学部四年から取り組んでいる研究活動が挙げられます。 私は、研究に取り組むに当たり、常に「誰も行っていないことに挑戦する」ということを心掛けています。そのため、研究室選びの際には自由に研究内容を選択できる研究室を志望し、さらにその中でも初めての研究を企画し、挑戦しました。 研究開始当初は、当研究室で初めての研究テーマであったために、研究に対する知識や測定装置が不十分であるなど多くの問題がありました。そこで、私は積極的に大学や企業のセミナーに参加することで知識を深め、その際に共同研究を持ちかけることで装置を利用できる環境を整えました。このように意欲的に研究活動に取り組むことで、当初の目標を達成し、当研究室で初めて、アメリカで開催された国際学会で口頭発表を行い、それに伴い英語での論文作成に挑戦する機会を得ることができました。 このような、初めてのことに意欲的に挑戦し、積極的に周囲の人間と協力関係を築くことで成果を上げることができたという経験は、今後様々な分野において成果を上げる際の礎になると考えています。 続きを読む
-
Q.
なかなかうまくいかず苦労したが、それを克服する為にとったあなた自身の行動事実を第3者にもイメージできるよう記述してください。(1000字)
-
A.
私が研究に取り組み、国際学会で口頭発表を行うまで研究を深めるという成果を上げるに当たり、企画、実践、発表の三点において苦労を克服しました。 一点目は、新規性のある研究の企画に苦労した際に、積極的に周囲の人間の協力を得たことです。大学の研究の多くは、既存の研究を改良していくものであるために、既存の研究の再現性をとった後に改良していくという形になります。しかし、私は当研究室において初めての研究を企画したために、実験系や必要な試薬等をすべて一から計画する必要があり、それらについての知識を得る必要がありました。そこで、私の行う研究についての知識を深めるとともに、様々な測定方法を実践的に学ぶために、積極的に大学や企業のセミナーに参加しました。これにより、研究目標をより明確に定め、新規性のある研究を企画することができました。 二点目は、研究を実践するのに必要な装置が不十分であった際に、利用できる環境を整えたことです。私の研究は当研究室において初めての試みであったために、測定に必要な装置が揃っていないということが度々ありました。その際には、セミナーに参加した際に知り合った先生や、他企業の客員教授の先生などに自分の研究をアピールし、必要な測定装置を利用できる環境を整えました。これにより、研究をスムーズに進めることができたとともに、各測定の専門家の意見を聞くことができたために、研究内容をよりブラッシュアップし、実践するべき内容を明確にすることができました。 三点目は、海外での研究発表を行うにあたって必要な資金を得るために、企業の研究協力員となったことです。私の研究は、当研究室で初めての試みであり、研究目標を達成することができたために、この研究結果をより広い範囲に発表したいと考え、国際学会への参加を志望しました。しかし、アメリカへの航空券や現地での一週間以上の滞在に掛かる費用を学校から全額負担することはできなかったので、この問題を解決するために共同研究を行っていた企業の研究協力員となり、資金援助を依頼しました。推薦書や出張報告書等、様々な書類の作成を行う必要がありましたが、企業の方とよくコミュニケーションをとり、丁寧に作成することで資金援助を受け、国際学会にて口頭発表を行うことができました。 このように、企画、実践、発表のそれぞれでの苦労を克服し、成果を上げることができました。 続きを読む
-
Q.
卒業論文・修士論文のテーマを教えてください。(200字)
-
A.
金は古来より装飾品等に用いられてきましたが、色可変な金色物質が利用された例はありません。私の研究では、電圧の印加により色が変化するポリマー膜と、積層構造により金属光沢を持つポリマー膜を積層させて、色可変な金色光沢膜を作成し、評価を行うことを目標としています。このような方法で作成された色可変な金色光沢膜は、よりリアルな金色光沢を表現可能な、今までにない表示デバイスとしての応用が期待されます。 続きを読む