ホールの中でもレジ係やご案内係など担当の振り分けが行われている。その担当の一つである「デシャップ」と呼ばれる、キッチンとホールの間にある調理された料理が上がってくる場所においての仕事を任された。主な仕事内容としては、①お客様にオーダー通りに料理を提供しているのかを把握する②キッチン・ホールスタッフに料理が遅延していないか伝える③調理された料理がメニューの写真通りの盛り付けになっている確認する④ホールが下げてきたお皿をキッチンの洗い場の人が洗いやすいように整備することの4つがあげられる。ホールとキッチンの「司令塔」として、お店をどのように運営するのか考える重要なポジションである。
一番の失敗したこととして、店内が混みあっていた際に、「あと5分ほどでデザートをお出しできます」とお客様に伝えたにも関わらず、10分以上お待たせしてしまい、お叱りを受けたことである。原因としては、デザートを出すようにキッチンにお願いを出していたにも関わらず、担当ポジションであるデシャップを離れて他のお客様の対応をしており、デザートを出すべきお客様のことを他のスタッフに共有しなかったことである。この経験から臨機応変に動くことは大切であるが、情報共有を必ず行い自分自身のできないことを必ず伝えてお店を循環させる大切さを学んだ。また、料理提供の遅延の際に、どのような工夫をすればお客様にとって不快な印象を与えることを避けられるのかを考えていた。その解決策として、
① 自らお客様に料理の提供時間の目安を伝えることで、安心をさせ、他のスタッフの業務に負荷をかけないこと
ポジションがあるため、お客様に料理提供する目安時間を他のスタッフにお願いをしていた。しかし、キッチンの状況を一番把握しているのは自分であることから、どういう状況で遅れてしまっているのかを具体的に話すことで納得してもらうことを目指した。
②伝票の上に☆のマークで印をつけることでレジ係にもお待たせしてしまったことを再度謝ってもらうこと
提供時間が特に遅くなってしまったお客様に対してお店全体で印象を下げないことを目的に、最後のレジで再度お詫びを伝えることで、またお店に来てくれるよう誠実さを伝わるように心掛けた。この経験から、一人ひとりのお客様に対して適切なコミュニケーションをとり対応すること、さらに自ら進んで行うことの重要さを学んだため、生かしていきたいと考える。
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