【20卒】シスメックスの夏インターン体験記（理系/CRITICAL MISSION）No.8820（2020/2/14公開）

大学でのインターン説明会で初めてシスメックスのことを知りました。元々医療業界に興味があったことと、インターンの内容が自身の専門に直結した研究や開発であったため挑戦してみいようと思いインターンに参加することを決意しました。

エントリーシートの内容に、自身は医療に強く興味があるという旨を書きました。また、ただ書くのではなく論理的に書くことを心掛けました。面接でも同様に、自分は医療に強く興味があることをアピールしました。また、なぜシスメックスかという質問には、大学での説明会を機に、興味が湧いたことを伝えました。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

面接官の質問に対して端的に答えることを心掛けました。また緊張はしましたが、笑顔で答えることを心掛けました。

・研究内容について教えて下さい。

私はポイントオブケア(POC)に応用可能なデバイスの開発を行っています。
POCとは、医療診断が場所を問わず患者さんの近くで行える検査のことです。(どこでも検査室)
従来の医療診断では、患者さんは病院のような大型の検査設備がある場所で検査を受けていました。しかし、このPOCが普及すれば在宅で医療診断が行えます。それにより病気の早期発見や毎日の健康管理が可能となり、医療や生活の質を向上させることが出来ます。
このPOCの測定装置は測定対象の物質を高感度でその場検出できることに加え、装置が安価で操作が簡便、そして小型であることが求められます。私はLSPRと呼ばれる測定法を用いることで、POCに応用可能なデバイスの開発を行っています。

・弊社のインターンになぜ応募したのですか？

医療機器メーカーでエンジニアとして働く実態を学びたいと思い、貴社のインターンシップに応募致しました。
私は将来、エンジニアとして、世界中の人々の幸せを支えたいと考えております。人の健康に貢献することで幸せを支えることが出来るという思いから、私は医療機器メーカーで働くことに関心があります。貴社は、世界190か国以上で展開し、医療機器を通して豊かな健康社会づくりに貢献しており非常に魅力を感じました。貴社のインターンシップは、各現場で進行中のプロジェクトの一部を担当できるため、医療機器開発を行うエンジニアとして働く実態が学べると感じました。インターンシップでは、貴社の社員がどのような熱意をもって仕事に取り組んでいるのかを肌で感じたいと思います。また、研究・開発チームの一員として働く上で求められる能力や、今の自分に不足していることを明確にすることで、自己研鑽の糧にしたいと思います。

各人、１つ研究テーマが与えられる。研究テーマは社内で進行中のプロジェクト。

前半にやったこと

研究テーマが一人一人に与えられるので、このテーマに関連した実験や勉強をしました。まず初めに、研究テーマは私にとって馴染みのないものだったので、論文を読むことから始まりました。分からないことがあればメンターが教えてくれます。

後半にやったこと

論文を読むことと並行して、実験を行いました。また、社内見学や、研究部門で行われるディスカッションにも参加させて頂きました。終盤は行った実験をまとめて発表に備えました。

研究部門の社員複数人

なし

メンターが外国人だったこともあって、自分がやりたいことはしっかりと主張しなければいけないと言われたことです。インターン開始時は「何をすればいいですか」ということしか言えませんでしたが、時間を経るにつれ「○○がしたいので、やり方を教えて下さい」等、自分がやりたいことをはっきりと主張することが出来ました。

メンタ―が外国人だったので英語での会話でした。なので、コミュニケーションが一番難しかったです。また、自分からやりたいことを主張しなければ、何も言われないので主体的に考え行動することの大切さを痛感しました。プレッシャーはなかったのですが、参加するからには多くのものを学びたいと考えていたので、毎日が忙しかったです。