【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】社長【面接の雰囲気】小規模な会社で、社長が採用活動を一任しているため、いきなり社長面接だった。正直緊張もしたが、社長は気さくな方で、雑談も交えながら進めてくださたのでありがたかった。【アルバイトの経験から、入社後活かせると思うことがあればお聞かせください。】「私は、アルバイトで飲食店の接客業をしていました。その中で、誠実に対応することの大切さを学びました。人と話す仕事がしたいということで接客業に取り組み始めましたが、接客業は辛いことも当然あります。中でも辛いのは、私自身に不備がなくてもお客様に頭を下げねばいけないことがあることです。ある時、お客様に出したコーヒーが冷めていると苦情を受けたことがありました。コーヒーを淹れたのはわたしではないのですが、店の代表として謝り、新しいコーヒーをお持ちしました。その対応でお客様は許してくださり、再度来店される常連さんになってくれました。誠実な対応を心がけることは、御社に入社したとしても活かせると思います。」この話では、なるべく具体的なエピソードで説得力をだそうと意識しました。【当社の給与制度についてどうお考えですか。】この会社は、残業代込みの歩合制で給与を与えており、退職金などもありません。その代わり、通常月給が他社よりも高めというスタイルでした。私の回答は、「デザイン業界は残業がとくに多い業界であると思っています。そこで単純に残業代が出ればいい会社であるかといえばそうでもないと思います。時間対応だと、延々作業して多く残業代をもらうということもできてしまい、仕事の効率や社員のモチベーションは下がるということにもなりかねません。貴社のやり方は、仕事に対してねぎらいつつ、仕事を手早く済ませるための社員の気力維持もできるので納得できます。」というものです。根拠のある回答を心がけました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】意見そのものだけではなく、なぜそう思うのかということは重視されていたように思う。また、他の会社の選考状況なども聞かれた。会社に合えば採用するが、内定辞退などのことも気にして選考を進めているようだった。他の状況については、私は包み隠さず答えた。他も受けているしよく考えて決めたい、と話したが、それでも内定まで行けたので、信念を見てくれる会社だと感じた。
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