- Q. 志望動機
- A.
株式会社LIXILの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社LIXILのレポート
公開日:2020年7月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
住宅設備メーカーであるLIXILにはまず、大きく、水周り、ビルディング、ハウジングの3つの分野があることを理解する。分野により競合が異なってくる。例えば、水周りで言えばTOTO、ハウジングで言えばPanasonicなど。業界でどの立ち位置にいるのかは、LIXILのマイページ上のWEBセミナーや四季報などで確認すると良い。LIXILの求めている人物像として、「柔軟な対応」があると感じた。一つの事業分野や職種に固執して面接に挑むより、自分はどの環境下でも、物事に取り組むことができることを匂わせることができると評価が高いと思う。LIXILの強みや弱みについては、自分なりの意見は最低限持っていたほうが良い。例えば、TOTOと比べた強みとして、3つの事業を持ち合わせていることによる事業の横展開など。面接の段階で、自分の認識が正しいのかを逆質問の時間などで聞くことで、さらに企業理解を深めることにも繋がると思う。
志望動機
グローバルレベルで、日本を代表して、多くの人々を巻き込みながら社会に影響力を与えていきたいという思いがあります。留学中に英語を学びにいった上で、英語力だけではなく、その他の専門性やスキルのなさを実感しました。英語を用いて何ができるのか、社会に出て何が出来るのかを深く考えさせられました。この大きな思いを成し遂げるためには、人々の生活によりダイレクトに毎日関わり、より多くの人に豊かさをという価値を提供し、影響力を与えていける住宅設備の仕事に携わりたいと考えました。また、水周りの製品について、様々なアジアの国々を訪れた経験から、高い技術力を持ったLIXILの水周り製品を、世界中に届けたいという思いを持ちました。その中でも、これからの未来の主流になっていくであろう、デジタル化という部分で、より顧客の真の課題を解決できるのではと思い、いずれはデジタルを取り入れていく事業にも携わりたい。この2つの理由に加え、各事業すべてでトップを目指したいという人事の方の言葉を伺い、御社で働くことで、自分の強みである挑戦心を生かせると思い、グローバルレベルで挑戦し続けていきたいと思いました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
あなたが学生時代に頑張ったこと、力を入れて取り組んだことを具体的に記入してください。/次上記で記入された内容について、次のポイントを含め具体的に記入してください。
・なぜ、頑張ったのか、力を入れて取り組んだのか
・どうやって、頑張ったのか、力を入れて取り組んだのか
・頑張った・力を入れて取り組んだ結果、どうだったのか
・頑張った・力を入れて取り組んだ途中、何か困難に直面したか
何か困難に直面した場合、どうやって対応したのか
・頑張った・力を入れて取り組んだ結果、最終的に何を学んだか
ES対策で行ったこと
まずは自分で一通りエントリーシートを形にしていった。その上で、他者のエントリーシートを参考にブラッシュアップしていく。まず他者のエントリーシートを見る癖をつけてしまうと、似通ったありきたりなエントリーシートになる恐れがあるからだ。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
参考書は3冊程度を繰り返し解き、その後は苦手な設問を中心に取り組んだ。
WEBテストの内容・科目
SPI(言語・非言語)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の実体験をもとに、論理性を意識して受け答えをしました。例え自分の認識が間違っていても、~な思いがある、なぜなら~だからだ。という構成を意識して面接に取り組むことが大切だと思います。
面接の雰囲気
温厚でやさしそうな方だったが、質問内容が鋭く、やりずらい感じがあった。アイスブレイクの時間をとってくれたため、緊張はせずに取り組めた。
1次面接で聞かれた質問と回答
志望事業を教えてください。
水周り事業、中でも陶器の分野に携わりたいと思っています。学生時代に約2ヶ月間で様々なアジアの国々を訪れました。すばらしい景色や景観を経験できたものの、水周りの分野(シャワーやトイレ)で不自由な体験をしました。日本では不自由なく快適に使用できるが、当たり前のものではないことを実感しました。快適なトイレや水周りはより生活を豊かにできるということを強く感じ、LIXILの水周り製品に携わることで、世界中にLIXIの価値を提供していきたいです。また、学内の合同説明会で人事の方から「LIXILの手がけるすべての事業でトップシェアをとる」「もっと言えばダントツでトップをとる」と伺い、LIXL社員の強い思いに引かれました。水周り事業で、一員としてトップシェアを目指していきたいです。
研究で何か仕事で活かせることはあるか。
結果がどうなるかわからない領域に突き進む探求心と挑戦心です。研究をやっていく中で、やってみないと分からないことが多く、やってみっても失敗することもあります。その中で、とりあえずやってみることを大事にすれば、失敗すら学びや結果につながることを学び、探求心と挑戦心が身についたと思います。新しいことやイノベーティブなことにチャレンジするためには、どうなるか分からないことへの姿勢が大事になります。探求心と挑戦心を持ち続けて、失敗すらノウハウや自信に繋げることができると思います。加えて、様々な観点から課題にアプローチする考え方です。薄膜作製の際に、制御するパラメータの種類がとても多く、その中で、どれとどれのパラメータを組み合わせるといいのかという考え方を身につけました。多方面からの考え方を活かしていきたいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 年配の人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の中で、逆質問の時間が比較的多くありました。最終面接ということもあり、疑問解消というよりは、質問の中で、コミュニケーションがうまくとれるのかを見られていると感じました。質問の時間を会話形式に運んでいけたことが評価されたポイントの1つだったと思います。
面接の雰囲気
LIXILの面接官は比較的温厚な人が多かった。最終面接ということもあり、雰囲気としては少し厳しめであった。後日採用通知の際、厳しめの評価をする方だということを教えて頂いた。
最終面接で聞かれた質問と回答
チームとして活動する際、どんな役割が多いか。また、どのようなことを意識しているか。
自分が得意な分野の領域(サッカーやフットサル)では、能力や性格を評価され、リーダーを任せられることが多いです。一方で友人と遊ぶときなど、交友関係の面では、皆を引っ張っていくよりも皆と楽しむことが目的なので、仲介役やサポートに回ることもあります。自らが手を上げて、リーダーの立場にまわるというよりは、目の前のことに一つ一つ取り組んだ結果、気づいたら皆をまとめている立場にいます。リーダーとしての立場や、支える側の立場をそれぞれ理解したうえで、相手の立場になって行動することがチームや組織として大切なことであると感じます。社会人として働くうえで、「チームとして取り組むこと」は欠かすことが出来ないものであり、今まで感じてきたものを活かしていきたいと思います。
LIXILの課題は何だと思うか。
大きく2つあると思います。1つ目は、海外展開に一歩出遅れた点です。LIXIの事業は国内市場では、多くの分野でトップシェアを持っていますが、海外市場では、ブランディングが弱いと思います。陶器の分野ではTOTOが海外シェアで圧倒的です。最近では、海外企業を買収し販路を獲得していっているため、これからも海外市場に積極的に目を向けていくべきだと感じます。2つ目は、今後衰退する日本市場への対応です。具体的には、住宅の耐久性向上による新規着工数の減少です。リフォーム事業やデジタル技術の活用を積極的に行い、従来のビジネスモデルからの変化をいち早く生み出していくことが大切であると感じます。入社して、キャリアを積んでいく中で、これらの課題に対応できる能力や思考を身に着けていきたいと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
さらに企業理解を深めるために、社員の方との懇親会の機会を用意してくれた。他就活生の選考状況にもよると思うが、納得の行く形で入社してもらいたいという想いから、内定承諾を待ってもらえる期間は長いと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
住宅設備業界の中でも、様々な事業を手がけているため、企業の理解は必要不可欠であると思う。志望動機に説得力を持たせるためにも、LIXILのショールームに見学に行くなど積極的な姿勢を大事にしてほしいです。また、LIXILの技術系の選考では、約7分間のプレゼンテーションがあります。そういった事前準備も欠かさず、万全の状態で挑んでください。選考を通して、LIXILの社員には、どの事業、どの職種になっても柔軟な対応ができる能力が求められていると感じました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
チームとして取り組んだ経験や、チームではどのような立場であるかを多く聞かれたことから、仕事をするうえでしっかりとチームとして取り組むことができる人が内定獲得していると思います。自分のひととなりをアピールし、面接官にチームとして取り組む姿勢をイメージさせることが大切です。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンに参加していた学生には、早期選考のルートがあった。また、推薦か自由応募かで、選考の回数が異なるため、確認しておいたほうが良いと思う。内定承諾の期限などを考慮し、選考を受けるタイミングを調整することもできる。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後、社員の方との懇親会を設けてくださり、より企業理解を深めることができた。
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LIXILの 会社情報
会社名 | 株式会社LIXIL |
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フリガナ | リクシル |
本社所在地 | 〒136-0072 東京都江東区大島2丁目1番1号 |
電話番号 | 03-3638-8111 |
URL | http://www.lixil.co.jp/corporate/ |