【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】面接官の方は非常に真面目な雰囲気であるため緊張感のある面接です。ただ、こちらの話していることは頷きながらしっかりと聞いてくださいます。【その中で最も困難だったことはなんですか?】学んだ理論が一般的な考えのものとは異なるものだったので,様々な背景を持つ部員に対して納得してもらうことが困難でした.そこで私は「環境の差を訴える」ことで説得しました.当大学は週3回少人数で土のグラウンドで練習しているのに対し,ライバルの大学は週5回大人数で競技場で練習していることを考えると,直接的に競技力を高められる練習に積極的に取り組むべきではないかと意見を出しました.これまでの練習は一流選手がやっているからという理由や,○○をやれば良いらしいという科学的根拠に欠ける内容のものばかりだったので,競技力を高めるために必要な理論を学んだ際の情報をしっかりとチームに還元・共有することで乗り越えることができました.【学生時代に最も力を入れて頑張ったことは?】陸上競技部の短距離パート長を務め,リレー種目で当大学の記録の更新が出来たことです.私が初めて出場できたリレーでバトンを繋げず転倒し失格となり,その後はメンバーを外される経験をしました.リレーでの悔しさはリレーでしか晴らすことができないと考え,その種目の記録更新を目標にしました.課題となったのは,大学の規約で定められた週3回の練習頻度で効率良く競技力を高めることでした.そこで私は2つの取り組みを行いました.1つは役割分担とその遂行です.2つ目は情報共有の仕組みを作ったことです.まず1つ目に関しては,私自身がトレーニング担当となり,他の部員をリカバリー担当,栄養担当と役割を割り振りました.その遂行に関してはトレーニング担当として競技力を高めるために必要な理論を学ぶためにスポーツバイオメカニクスや運動生理学の分野の論分や本を合計10本以上読み,陸上競技を専門とする教授を訪問するなどしました.2つ目に関しては,週に1度アプリを活用して担当者が調べた内容を情報共有する仕組みを作りました.それぞれが役割を果たすことにより,より当事者意識を持って競技に打ち込むことができたと考えています.これらの取り組みの中,積極的に練習にトライした結果,制約制限のある中でも最大のパフォーマンスを上げることができ,自身の大学記録を0.11秒更新することができました.【評価されたと感じたポイントや注意したこと】自分の言葉でハキハキと答えるところだと思います.元気に,明るくいけばどこの企業の面接も基本的には通過すると思います.
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