【アニメ企画の新たな扉】【22卒】バンダイナムコミュージックライブの冬インターン体験記（理系/1day仕事体験）No.15646（法政大学/男性）（2021/6/18公開）

アニメに携わることのできる会社で、アニメーターやプランナーなどのクリエイター職ではなく、プロデュース職として携わることができる会社はあまり多くなく、またバンダイナムコ系列の企業であることが参加してみようと思ったきっかけである。

インターンには、一応エントリーシートの提出が求められるが、サイト上には抽選で参加者を決定すると書いてあるため、準備の必要性は不明。

抽選と書いてあるが、エントリーシートが選考の判断基準になっているとするのであれば、自分のアニメに対する思いや、作品に対する評価・考察の客観性や妥当性が判断の基準になっている可能性はある。

新規のアニメ企画提案型個人ワーク/グループワーク

事前課題として出されていたアニメ企画の案を全員がグループ内で発表し、1つに絞りそれを全体で発表する。

アニメ企画のアイデアを考える上でベースにすべき要素について。

今後ヒットするアニメ企画

1日目にやったこと

事前課題で提出したオリジナルアニメの企画を振り分けられたグループの中で発表し、その中で最も良いアイデアを整理し、発表資料と原稿を作成し、代表者がプレゼン、講評という流れ。

人事

なし

最初の事前課題の発表の際に、発表内容に関する質疑応答を行う場面と、各グループの最終案発表の後に、発表内容やプレゼンテーションでの表現についてなどの講評を行う場面で、社員の方からのフィードバックがあった。

インターンシップで苦労した点は、議論に積極的に参加してくれる学生に対して、消極的な態度の学生が一定数いたことである。グループワークをメンバー全体で進行するために、いかに消極的な態度の学生に議論に参加してもらうかに時間を割かなくてはいけない場合どうしても全体の進行度が遅れる。

自分たちの事前課題のアイデアについて話し合うタイミングで関わりがあったが、積極的に話をしてくれる学生とそうでない学生がいた。

インターンシップに参加したことで得ることができた最大の喜びは、自分の考えたアニメ企画に対して現役のバンダイナムコアーツの社員の方にフィードバックをもらえることである。また、実際にそれをどのように他者に伝えるか、言語化するかについて考えることができたのは良い機会であったと思う。

全体的にアニメーションに対する興味関心や知識の豊富な学生が多く参加している印象であるため、それらに関する基礎的な知識はある程度身に付いていると有利だと考えられる。

非常にグループワークの内容や話し合いのテーマが面白い内容で、アニメ好きの人にとっては日常的に同士と繰り返す与太話に近いので、これを実際に仕事として日々行っている姿はあまりにも理想的すぎてちょっとイメージが湧かないなと思った。朝にアニメ好きにとっては夢のような環境である。

バンダイ系列の中でもアニメに特化しているためか、同じバンダイ関連企業の中では比較的グループワークディスカッションに慣れていたり、コミニケーション能力が抜群に高い人が少ない印象であった。自分の作品に対する熱意を主観的ではなく、客観的に妥当性のある理由や論拠を含めて言語化することができるのは大きなアドバンテージになると感じた。

アニメ企画に携わる、と言うことが実際どのようなことをする仕事なのかがインターンシップの参加前は具体的にイメージがわかなかったが、インターンシップでのグループディスカッションや発表を通して、アニメ制作にプロデューサーと言う立場で携わることの面白さを実感した。

インターンシップの参加によって、事前課題のプレゼンの内容やグループワークでの立ち回りにもよるだろうが、早期選考の案内が届くこともあるので非常に重要であると考える。

インターンシップ参加前は、漠然とアニメに携われる仕事という認識であったが、インターンシップへの参加を通じて、アニメに携わると言っても様々な役職や立場があると言うことを知り、その中でもプロデュース色と言うものがバンダイナムコアーツでは募集している職種であるということを知った。そこからクリエイター職とプロデューサー職の違いについて深く考えるようになった。

インターンシップ参加前は、アニメ制作会社での業務に対してブラックな印象を抱いていたが、バンダイナムコアーツは、プロデュースをメインに行う企業であると言うことを、インターンへのエントリーを通して知る事ができたので、本選考へのエントリーの意思がより一層強くなった。また、社員の年齢層も若く働きやすい環境であると質疑応答の内容を通して感じた。